- 会員限定
- 2026/03/11 掲載
【AIの父】ヤン・ルカン氏の世界モデルAI企業、NVIDIA、トヨタなどから1600億円調達
LLMの先にある世界、AIの「世界モデル」の開発を目指す
ヤン・ルカン氏の世界AIスタートアップ 1600億円大型調達
人工知能(AI)研究の第一人者として知られるヤン・ルカン氏が率いる新興企業、仏Advanced Machine Intelligence(AMI)が、10億3000万ドル(約1617億円)の資金を調達したことが2026年3月10日に明らかになった。シードラウンドの資金調達としては欧州で過去最大規模となり、同社の評価額は資金調達前で35億ドルに達する。仏ベンチャーキャピタルのキャセイ・イノベーションや米グレイクロフトが今回の調達を主導した。さらに、半導体大手の米エヌビディア、トヨタ自動車傘下のトヨタ・ベンチャーズ、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が運営する投資会社ベゾス・エクスペディションズ、韓国のSBVA、シンガポールの政府系ファンドであるテマセクなど、世界各国の企業や投資ファンドが支援に加わっている。
ルカン氏は、画像認識技術の基盤となる畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を確立し、2018年に計算機科学分野の最高賞であるチューリング賞を受賞した。12年間にわたって米メタのAI研究部門を主導してきたが、現在の大規模言語モデル(LLM)の限界に関する戦略的な見解の違いもあり、2025年11月にメタを退社してAMIを設立した。
新会社はパリ、ニューヨーク、モントリオール、シンガポールの4都市に拠点を構える。AI起業家のAlex LeBrun氏が最高経営責任者(CEO)に、元メタおよびグーグルの研究者であるSaining Xie氏が最高科学責任者(CSO)に就任し、トップクラスの技術者を採用している。調達した資金は、現実世界の物理法則を理解する「世界モデル」の開発と商用化に充てられる。
すでに医療AIアシスタントを提供する米ナブラとの戦略的提携や、エヌビディアのシステムを利用してAIモデルのトレーニングを行う複数年契約を発表しており、開発環境の構築と産業への実装に向けた動きが本格化している。
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
AI・生成AIのおすすめコンテンツ
AI・生成AIの関連コンテンツ
PR
PR
PR