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- 2026/04/24 掲載
OpenAIが最新AIモデル「GPT-5.5」発表、エージェンティックAIとして大幅進化
AIエージェントモデルとして複雑な自律型タスクの遂行に特化
OpenAIが「GPT-5.5」発表、エージェント機能が大幅進化
OpenAIが公開したGPT-5.5は、単なるテキスト生成の枠を超え、自律的なソフトウェア操作を前提とした設計を採用した。ユーザーから与えられた曖昧な目標を解釈し、自ら必要なツールを選択して作業を進める。コーディングやオンライン調査、データ分析、ドキュメント作成といった複数のアプリケーションを跨ぐ作業を、1つのワークフローとして処理する。最大の特徴は、人間による監視や追加の指示を最小限に抑えながら、作業の計画から実行、エラーの検証と修正までを単独で完結させるエージェント機能の強化にある。同社は本モデルの投入に合わせ、ChatGPTの企業向けプランに「Workspace Agents」を実装した。従来のCustom GPTsを置き換えるこの新機能は、ユーザーがPCを閉じてオフラインになった後も、クラウド上で自律的に動作を継続する。生成されたエージェントは組織内で共有でき、既存の社内ツールやGoogle Driveなどの外部アプリケーションと連携する。部門を跨ぐ手作業の受け渡しを削減し、システム間のデータ連携を含む長期的な業務プロセスの自動化を実現する。
技術面において、GPT-5.5は100万トークンのコンテキストウィンドウを搭載し、長大なドキュメントや巨大なコードベースの読み込みに対応する。モデルの規模と処理能力を拡張しながらも、実際のサービス運用における応答速度は前モデルのGPT-5.4と同等水準を維持した。APIの利用価格は入力100万トークンあたり5.00ドル、出力100万トークンあたり30.00ドルに設定され、コストはGPT-5.4の2倍に上昇した。OpenAIはより高度な推論を求める顧客に向け、上位版である「GPT-5.5 Pro」も用意し、BusinessおよびEnterpriseプランのユーザーを対象に順次提供を拡大している。
起死回生のGPT-5.5、Claude Mythosとの差は?
GPT-5.5の発表は、AIエージェント分野における開発競争の激化を明確に示している。直前の2026年4月7日には、競合する米Anthropicが次世代モデル「Claude Mythos Preview」および一般提供モデル「Claude Opus 4.7」を立て続けに公開した。Anthropicは、モデルが持つ強力なサイバーセキュリティ能力への懸念からMythos Previewの一般公開を見送り、一部の企業や研究機関への限定的な提供にとどめている。対照的にOpenAIは、GPT-5.5をChatGPTやコーディングツール「Codex」に直接組み込み、企業が日常業務ですぐに利用できる実用モデルとして大規模に展開する戦略をとった。
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