• 2026/06/09 掲載

米国防総省、アリババやBYDなど中国企業を軍事支援リストに追加

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
米国防総省は6月8日、中国軍とつながりがあるとする企業のリストを更新し、アリババや百度、BYD、ユニツリーなど新たに複数の中国大手テック企業を追加した。国防権限法に基づく措置で、リスト掲載企業数は前年の134社から188社に拡大した。米国防総省との取引を制限する目的がある。
photo
(画像:本文をもとに生成AIで作成)
 米国防総省は連邦官報を通じて、米国内で直接的・間接的に事業を展開し、中国の軍民融合政策に寄与していると判断した企業の年次リストを公開した。2021年度国防権限法(NDAA)第1260H条に基づく措置により、新たに電子商取引大手のアリババグループ、検索エンジンのバイドゥ、電気自動車大手のBYD、ロボット開発のユニツリーなどが指定を受けた。更新によりリスト入りした企業は188社に増加した。

画像
【図版付き記事はこちら】
指定企業は米国防総省が関与する契約から排除される
(図版:本文をもとに生成AIで作成)

 リストへの掲載は、全面的な禁輸措置や取引停止といった経済制裁を直ちに発動するものではない。指定企業は米国防総省の調達対象から外れ、同省が関与する契約から排除される。6月末からはリスト掲載企業のために活動するロビイストとの契約を禁じる新規定も施行される。米国の主要な政府機関や関連企業に対しても、対象企業との取引リスクを警告する。

 クラウドコンピューティング、自動運転、新エネルギー、人工知能、ロボティクスといった次世代テクノロジー分野において、中国の民間企業が軍事力強化に利用されているとの警戒を米国政府は強めている。BYDは世界有数のEVメーカーであり、アリババとバイドゥはAIおよびクラウドインフラの根幹を担う。ユニツリーは学術研究向けの人型ロボット開発で米国のテクノロジー企業とも関係を持つ。これら各分野のトップ企業を一斉に追加し、米国のサプライチェーン全体から中国の技術的影響力を段階的に切り離す狙いだ。

 中国側は決定に対して強く反発している。在米中国大使館は措置を不当な抑圧であると非難した。名指しされた各社も、自社の技術やサービスが中国軍を支援しているという主張には根拠がないとして、撤回を求めている。最先端技術を対象とした規制の応酬が続いている。

Googleで見つけやすく

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像