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  • 2026/06/29 掲載

イーロンマスク氏「Grok 4.5」Cursorのデータ統合で「Claude Opus越え」明言

1.5兆パラメータで推論能力とコーディングを大幅強化

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イーロンマスク氏は自身のXのポストで、SpaceXが買収した「Cursor」のデータをGrokの追加学習に取り込み、SpaceXとTeslaでテストしていることを明かした。次の「Grok 4.5」は1.5兆パラメータで推論能力とコーディングを大幅強化、競合の「Claude Opus」を凌ぐ性能になる見通しをポストした。
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(Photo/Shutterstock.com/Press Connect)
 イーロン・マスク氏は2026年6月28日、xAIの次世代AIモデル「Grok 4.5」がSpaceXおよびTeslaの社内でプライベートベータテストの段階に入ったことを明らかにした。このモデルは、1.5兆パラメータ規模の「V9」基盤モデルをベースに構築されている。従来モデルから大幅にパラメータ規模を拡大し、高度な推論能力とプログラミング能力の向上を図っている。

 Grok 4.5の開発過程では、開発者向けAIツールとして広く利用されている「Cursor」のデータが補完トレーニングとして統合された。ソフトウェア開発における実際のコード生成やデバッグのインタラクションデータを学習に組み込むことで、コーディング特化型の機能を強化している。初期の内部評価において、Grok 4.5は競合であるAnthropic社の最上位モデル「Claude Opus」に匹敵し、特定のタスクでは上回る結果を記録した。また、強化学習を通じたモデルの性能改善が現在も進行中である。

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【図版付き記事はこちら】イーロンマスクが減給「Grok4.5はCursorのデータ取り込みでOpus越え」(図版:ビジネス+IT)

 今回の新モデル投入は、SpaceXによるCursorの開発元であるAnysphereの買収と連動した動きである。600億ドル規模とされる全額株式交換による買収を通じて獲得した開発者のワークフローデータを、xAIのモデル開発に直接投入する体制が機能し始めている。Cursorが持つ大規模なユーザー基盤とデータ資産を自社のAI開発に流用し、開発ツールの領域で先行する他社モデルに対抗する。


 今後の展開として、SpaceXにおいて2026年内にフルスクラッチからトレーニングされた新しいAIモデルを毎月リリースしていく方針が示された。これと並行して、xAIのコーディングエージェント「Grok Build」のベータテストも進んでおり、買収で得たリソースを用いたインフラストラクチャとAIモデルの統合が加速している。

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