- 2026/08/06 19:00 掲載
グーグルの研究者ジェフ・ディーン氏ら4人が退社、科学を自動化するAI新会社を設立
共同創業者はディーン氏のほか、サンジェイ・ゲマワット氏、クオック・レ氏、オリオール・ビニャルス氏。いずれもグーグルやグーグル・ディープマインドで、AIモデルや分散コンピューティング、機械学習の研究開発を担ってきた人物たちだ。
ディスカバリー・ループは、AIに実験の提案、実装、実行、結果の評価を繰り返させるシステムを開発する。多数の実験を並行して進め、科学的発見や技術開発を高速化する構想だという。
まずは、機械学習の研究やエンジニアリングを自動化する仕組みの構築に取り組む。将来的には、医薬品、医療情報学、太陽エネルギー、清潔な水の確保、サイバーセキュリティなど、科学・工学上の課題に応用できるシステムを目指すとしている。
ディーン氏は1999年にグーグルへ入社し、Google Brainや大規模分散システムの開発に関わった。ほかの共同創業者も、GeminiやTensorFlowなど、同社のAI技術を支える研究開発に携わってきた。
ディスカバリー・ループは、社会的な利益を経営目的に組み込む「パブリック・ベネフィット・コーポレーション」として発足した。科学・技術の研究開発を加速し、その恩恵をより速く社会へ届けることを掲げる。
グーグルは創業投資家、クラウドパートナーとして同社を支援する。一方、グーグルはAI研究部門の体制も変更した。グーグル・ディープマインドのデミス・ハサビス氏は会長とアルファベットの首席科学者に就任し、コライ・カブクチュオール氏がAI研究やGemini開発の実務を統括する。
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