- 2026/09/02 10:59 掲載
OpenAI、ChatGPTをEpic電子カルテと連携 医療データ9種も横断、書き込みは不可
医療従事者は、前回受診から何が変わったか、確認すべき検査値は何か、薬剤の変更や未完了のフォローアップがあるか、といった質問に使えるとしている。ChatGPTは関連する記録を集約し、回答の根拠となったカルテ情報を示す。複数の画面や文書を行き来する負担を減らし、診察前の情報整理を支援する狙いだ。
一方、Epicとの接続は読み取り専用となる。カルテの更新、医療指示の発行、患者へのメッセージ送信はできず、利用者がもともと持つ閲覧権限も拡張しない。組織側には、管理者によるアプリ設定、医療従事者本人のEpicへのサインイン、適用可能な事業提携契約(BAA)などが必要になる。最終的な診療判断は医療従事者が担うとOpenAI側は説明している。
OpenAIによると、医師が受診前確認や服薬確認、引き継ぎ要約など27の臨床用途を評価した。4,363件の評価のうち99.1%を「安全」と判定したとしている。別の評価では、接続した米国の大規模医療データを使う質問について、試験した5つの情報源すべてで93%超の回答が「良好」以上の正確性と評価されたという。ただし、同社の発表に基づく評価であり、誤りがなくなることを意味しない。
利用対象は、承認されたChatGPT for Healthcareと、医療情報を扱えるよう設定した一部のChatGPT Enterprise環境。個人向けのChatGPT for Cliniciansでは公的データの機能を利用できるが、Epic連携は対象外だという。
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