- 2026/09/02 08:55 掲載
クラウドストライク、攻撃・防御AIを連携 NVIDIAと「SafeMind」、検知率29%向上
SafeMindは、攻撃側のレッドチーム向けモデル「Red Tempest」と、防御側のブルーチーム向けモデル「Blue Solano」で構成する。Red Tempestが隔離されたサイバー演習環境で攻撃手法や弱点を探り、Blue Solanoが得られた兆候を基に検知や修復を進める。再び攻撃側が対策を試すことで、静的なルールだけでは追いつきにくい攻防を継続的に評価できるという。
モデルの開発にはNVIDIAのNemotronを利用し、訓練と推論にはCoreWeaveのAIクラウドを採用。学習にはFalconのセキュリティテレメトリー、脅威情報、マネージド検知・対応サービスの分析記録、15年にわたるインシデント対応の知見を用いたと説明している。業務に必要な文脈、権限、ツール、記憶を実行基盤側で組み合わせる設計となる。
NVIDIAが公開した技術検証では、最適化したオープンモデルの構成が6回の試験で平均41.9%の検知率を記録し、標準の実行基盤に比べ2.5倍だったという。未見の8攻撃を使った別試験では45%を検知し、比較したフロンティアモデルの29%を上回った。一方でNVIDIAは、単一のシナリオ群、小規模な試験、正常通信の少なさなどを制約として挙げ、結果は一般的なベンチマークではなく方向性を示す事例だと説明している。
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