- 2026/09/02 10:00 掲載
米AnthropicがClaude Fable 5.1とMythos 5.1を発表、安全性向上とコスト削減両立
通常用途で約25%、エージェント向けでは最大45%コスト低減
また、企業の脆弱性管理サービスであるClaude SecurityにもMythos 5.1の技術が組み込まれた。 性能面では、長期的な試行錯誤を要する自律エージェント機能が大きく向上した。科学研究タスクを評価するベンチマークのTerminal-Bench-Science 0.1において、Fable 5.1は52.6パーセントを達成し、前世代モデルの24.7パーセントから大幅な伸びを記録した。利用料金は入力100万トークンあたり10ドル、出力50ドルの基本設定を据え置く一方、保存済みデータを再利用するキャッシュ読み込み単価を従来の4分の1に引き下げた。
これにより、典型的な業務では約25パーセント、エージェントを連続稼働させる環境では最大約45パーセントの運用コスト低減を実現する。 利便性の観点では、安全機能が過剰に作動して回答を拒否する誤検知を大幅に抑えた。基礎的な生物学や医療に関する一般的な質問に対して安全機能が処理を止める頻度を85パーセント低減させたほか、防御を目的としたソースコードの脆弱性発見を正式に許可したことで、開発支援における停止頻度を約60パーセント削減した。
ただし、攻撃コードの作成や高度な兵器転用につながる要求に対しては、厳格な遮断や既存モデルへの自動切り替えを維持する。 そのほか、欧州連合のAI法に関する行動規範への署名に基づき、生成文章に統計的な不可視透かしを埋め込む機能を標準導入した。この透かしは出力品質や文脈に影響を与えず、利用者の個人情報も含まず、専用の検出APIによってのみ機械的に識別される。検出APIは規制機関や報道機関などに対し限定的な試用提供を開始した。加えて企業顧客向けには、顧客自身のクラウド環境内にデータを保持しながら不正利用を検知する新たな仕組みを今秋から段階的に導入し、データ秘匿と規制遵守の両立を図る。
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