- 2026/10/01 21:28 掲載
中国系ハッカーが元米高官やアンソロピック社員を装いAI政策専門家を標的 MFAも突破
同社によると、TA419は2026年7月8日以降、米ホワイトハウス科学技術政策局(OSTP)の首席副局長を務めたリン・パーカー氏らを装ってメールを送った。最初は架空の「AI政策諮問委員会」への参加依頼など無害な内容で、相手が返信すると短縮URLを送り、偽のOneDrive画面へ誘導する。2026年2月には米アンソロピックの上級社員を装い、同社のAIモデル「Claude」の軍事利用を題材にした件名で接触した事例もあった。
プルーフポイントは、米中の競争やAIモデルの「蒸留」をめぐる非難、輸出規制が続くなか、米国のAI政策の動向を探る中国の情報収集を支える活動の可能性が高いと分析した。対策としてパスキーなどフィッシング耐性のある認証の導入を挙げ、専門分野に関する突然の連絡は別の手段で相手の真偽を確かめるよう呼びかけている。
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