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- 2026/10/26 11:58 掲載
日立、沖縄・熊野でAIが旅程を提案する観光DX実証を開始 自治体主導とDMO主導を比較
対象は、沖縄県中南部地域の那覇市、浦添市、宜野湾市、沖縄市と、和歌山県熊野地域の那智勝浦町、太地町、新宮市、北山村。
実証では、旅行者向けにAIが興味・関心に応じた観光情報や旅程を提案するWebサービスを提供する。モニターとして募集・選定した参加者が対象で、一般公開はしていない。あわせて自治体やDMO向けに、旅行者がWebサービス上で興味を示した観光スポットや検討傾向を可視化し、分析に使えるダッシュボードを提供する。従来の来訪実績データでは把握しにくかった潜在的な旅行者の特性やニーズをつかみ、広域周遊観光の施策立案に生かせるかを検証する。
検証の柱は3つ。AIの推薦や旅程提案が、有名観光地にとどまらず地域の多様なスポットへの関心を喚起し、来訪につながるか。旅行前データが宿泊統計などの既存データを補完するマーケティングデータとして有効か。そして、地域ごとに異なる推進体制に対応した観光DXモデルを描けるかだ。
このうち推進体制では、沖縄県中南部地域は沖縄市が取りまとめ、那覇市、浦添市、宜野湾市と実施する自治体主導モデル、熊野地域は一般社団法人の那智勝浦観光機構が主導し、4市町村と連携するDMO主導モデルを、それぞれ検証する。
沖縄市の喜友名朝仁・観光スポーツ振興課長は「旅行者は行政の境界を意識せず旅を楽しみます」とコメントした。那智勝浦観光機構の松下哲也理事長は、得られたデータを地域で共有し、データに基づく持続可能な観光地経営につなげることに期待を示した。
日立は今後、実証で得た知見をもとに、自治体やDMO向けサービスの展開を検討するとしている。
では、過去最多の観光客を迎えた沖縄と、外国人客が急増する和歌山で、なぜいま「来る前」のデータが必要なのか。第2段落では、両県の最新の観光統計と、全国のDMOの数字から読み解く。
・過去最多の沖縄観光でも見えていないもの
・外国人宿泊が急増する和歌山、熊野の現在地
・全国に広がるDMOの数字と日立の展開先
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