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- 2026/11/02 06:10 掲載
ラウンドワンが米国売上「約800億円」稼ぐ意外なワケ…現地でウケる“あのレジャー”
経済、不動産分野のライター。小売・飲食を中心とした企業分析記事や、都市開発、不動産市況に関する記事を手がける。理系の会社員だったが、ライター業に専念するため独立した。趣味で簿記・ファイナンシャルプランナーの資格を取得する。
国内横ばいでも米国で躍進…なぜ海外進出に勝機?
ラウンドワンの事業は日米とも拡大している。国内事業はコロナ禍の影響で売上高500億円台(2021年3月期)まで縮小したが、その後はV字回復を遂げ、2026年3月期では売上約1087億円を突破した。牽引役となっているのが、アーケードゲームやクレーンゲームなどを中心とする「アミューズメント」部門、つまり併設されたゲームセンターだ。長年の主力であるボウリングやカラオケなどの売上高はあまり伸長していないものの、アミューズメントはコロナ禍以前と比較して100億円以上の伸びを見せ、売上の約4割を占めている。しかし近年では地方を中心に閉店が相次いだ。
対照的に店舗数も売上高も伸びているのが米国事業だ。ラウンドワンは国内同様に屋内型複合レジャー施設を米国でも展開している、海外進出に挑む理由として、「国内における高収益体制を維持できる出店候補地の減少」と「主要顧客層である若年層が少子高齢化の影響で減少」を挙げている。
同社は2010年にロサンゼルスで海外1号店を出店した。米国の店舗数は2017年3月期末時点で15店舗となり、その後も順調に拡大。2026年7月段階では米国内で59店舗を運営している。コロナ禍以前と比較して店舗数は約2倍、売上高は約5倍に拡大した。
国内事業と比較して、米国事業は売上構成比におけるボウリングの割合が小さく、アミューズメントの売り上げが6割を超えるなど、依存度が大きい。また、売上に対して「飲食・パーティー等」も一定の割合を占めるなど、パーティー需要も取り込んでいる特徴がみられる。
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