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- 2026/10/30 08:18 掲載
アマゾン決算、AWS39%増の裏で424億ドルの資金流出…年2,200億ドル投資の勝算とは?
クラウド事業「AWS」の売上高は、前年同期比39%増の459億8,000万ドル(約7兆2,600億円)。約5年ぶりの高い伸びで、為替の影響を除いた成長率は1~3月期の28%、4~6月期の37%から加速した。AWSの営業利益は177億7,000万ドル、営業利益率は38.7%。年換算の売上高は1,840億ドルに達した。
AI関連では、AWSの生成AI基盤「Amazon Bedrock」のトークン量が前年同期比で約17倍に拡大した。フォーチュン500企業の支出は約7倍に増えたという。OpenAIやアンソロピックなどの最新モデルも追加した。
アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は「AWSの機能とインフラへの投資は成果を上げている」と述べ、AWSの売上高の伸びが2027年と2028年にいずれも40%を超えるとの見通しを示した。
一方、AI投資の重さも数字に表れた。2026年の設備投資は約2,200億ドル(約34兆8,000億円)の見通しを据え置いた。過去12か月のフリーキャッシュフローは424億ドルの流出となり、前年同期の148億ドルの流入から転落した。純利益は206億8,000万ドルで2%減った。前年同期にアンソロピックへの投資で95億ドルの税引き前利益を計上した反動という。
同時期に決算を発表したアルファベットやマイクロソフトも、クラウド事業の拡大を示している。
10~12月期(第4四半期)は、売上高2,400億~2,470億ドルを見込む。
では、AWSが約5年ぶりの高成長を遂げたにもかかわらず、なぜ決算発表後にアマゾン株は売られたのか。背景には、クラウド大手3社を同じ物差しで並べて初めて見える、設備投資と資金繰りの「ある差」がある。
・市場予想を下回った2つの数字、株価6%超安の引き金
・アルファベット、マイクロソフトとの3社比較で見えた明暗
・2027年に向け、投資家が見ている次の焦点
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