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- 2026/10/29 20:42 掲載
アルファベット決算、クラウド売上103%増…利益3倍のAI投資回収は本物か?
一方、保有株式の評価損などで営業外損益は82億ドルの赤字(前年同期は128億ドルの黒字)に転じた。普通株主に帰属する純利益は262億ドル(約4兆1,400億円)、1株あたり利益は2.12ドルで、前年同期はそれぞれ350億ドル、2.87ドルだった。
最も大きく伸びたのがクラウド事業だ。Google Cloudの売上高は103%増の307億ドル(約4兆8,500億円)となり、過去最高の伸びを記録した。企業向けのAIインフラとAIソリューションに加え、中核のGCP(Google Cloud Platform)サービスも伸びた。TPUシステムの販売も売上増に寄与したという。営業利益は111億ドル(約1兆7,500億円)と、前年同期の約3倍に増えた。
Google Servicesの売上高は11%増の963億ドル(約15兆2,200億円)だった。検索関連の売上高は12%増の634億ドル(約10兆200億円)で、検索クエリ(検索回数)の伸び率は過去5年で最も高かったとしている。
AI分野では、スンダー・ピチャイCEOが「Gemini 4 ArgonとCarbonは、フロンティア(最先端)で先頭に立っている」と述べた。「Gemini 4 Carbon」は28日に発表したばかりの新モデルだ。同社が提供するモデルのAPIの処理量は毎分約320億トークンと、1年前の4倍超に増えた。Geminiアプリの利用者は10億人に達し、同社史上、最も成長が速い製品になったという。YouTube MusicとPremiumの購読者も、試用を含めて1.5億人を超えた。
マイクロソフトも同じ28日(米国時間)に、2026年7~9月期の決算を発表している。
売上高が25%増え、クラウドの利益が約3倍になったにもかかわらず、決算発表直後の株式市場は、この好決算を素直には受け止めなかった。AI投資の回収は、本当に進んでいるのか。鍵を握るのは、決算説明会で明かされた巨額の受注残と、設備投資をめぐる数字だ。
・クラウドの受注残が示す、これから積み上がる売上の規模
・クラウドの利益と、設備投資・フリーキャッシュフローの関係
・マイクロソフトAzureとの規模・伸びの比べ方
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