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- 2026/11/03 12:44 掲載
セールスフォース、音声AIのCrestaを買収へ 連続買収の次は電話の問い合わせ対応へ
Crestaは、複雑な顧客からの電話を最後まで処理する音声エージェントを提供している。人間のオペレーターには通話中にリアルタイムで助言し、すべてのやり取りを分析する機能も備える。割り込みにも対応した自然な会話ができ、マリオット、コムキャスト、アラスカ航空などの大手企業が導入しているという。
セールスフォースは、Crestaを顧客対応基盤の「Service Cloud」と統合する。顧客の履歴や業務システムを持つセールスフォースの基盤に、Crestaが持つ会話の理解と音声エージェントによる実行力を組み合わせ、問い合わせの解決、顧客の維持、売り上げにつなげるとしている。
買収の完了後も、Crestaは顧客が現在使っている主要なコンタクトセンターや電話の基盤への対応を続けるという。
セールスフォースでAgentforceとService Cloudを担当するEVP兼ゼネラルマネージャーのキシャン・チェタン氏は「音声はサービスを正しく提供することが最も難しく、顧客にとって最も重要な場だ。通話の中で解決するサービスが増えるなか、顧客、会話、成果を1カ所にまとめる」と述べた。
Cresta側のCEO、ピン・ウー氏は「セールスフォースとの統合で、リアルタイムの会話インテリジェンスとエージェント型の体験を、セールスフォースの顧客対応基盤に直接組み込める」と説明した。
取引の完了は2028会計年度第1四半期の見込み。規制当局の承認など、通常の完了条件を満たすことが前提となる。
セールスフォースは10月20日にも、顧客エンゲージメント基盤のブレイズを約56.6億ドルで買収すると発表している。
では、なぜセールスフォースは10月以降に続く買収の1つとして、電話の音声AIを選んだのか。背景には、買収額をめぐる報道と、続く買収に共通する狙いがある。
・買収額をめぐる報道の中身と、その金額の重み
・10月以降の買収をつなぐセールスフォースの狙い
・電話基盤はそのままで統合できるのか、残る論点
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