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- 2026/11/05 14:22 掲載
トヨタ、通期純利益予想を3兆5,700億円に上方修正 それでも前期比7.2%減の見通し
連結販売台数は475万8,000台で、前年同期比0.5%減。一方、トヨタ・レクサスブランドの小売販売台数(505万9,000台、4.0%減)のうち電動車は281万1,000台と14.2%増え、比率は前年同期の46.7%から55.6%に上昇した。ハイブリッド車(HEV)は245万台で、8.3%増えている。為替レートは1ドル159円、1ユーロ184円で、前年同期から13円、16円の円安だった。
通期(2027年3月期)の業績予想は上方修正した。営業利益は従来予想の3兆4,000億円から5,000億円引き上げ、3兆9,000億円(前期比3.6%増)とする。親会社の所有者に帰属する当期利益も3,200億円引き上げて3兆5,700億円としたが、前期の3兆8,480億円と比べると7.2%減で、最終損益は減益の見通し。営業収益は5,000億円引き下げ、53兆5,000億円(前期比5.6%増)とした。想定為替レートは1ドル157円(従来160円)、1ユーロ182円(同181円)。
トヨタは説明資料で、資材価格の高騰や震災・洪水の影響を、現場の挽回努力やグローバルの最適供給により最小化するとした。そのうえで、関税負担の軽減に加え、バリューチェーン収益の拡大など改善努力を積み重ね、通期見通しを上方修正したと説明している。上期については、中東情勢など外部環境の変化に迅速に対応し、業績への影響を抑えたという。
株主還元では、年間配当予想を100円(前期95円)とした。中間配当は50円(前年同期45円)。自己株式の取得枠は3,000億円増やし、今期の上限を1兆3,000億円に引き上げる。消却する自己株式も10億株追加し、今期の累計は12億株となる。同日には取締役副社長の宮崎洋一氏らによる決算説明会も開いた。
では、営業利益は増える見通しなのに、なぜ最終利益は前期を下回るのか。逆風と追い風を並べると、トヨタの通期予想が何に支えられているのかが見えてくる。
・営業利益3.9兆円を支える追い風と、押し下げる逆風の内訳
・上方修正でも最終減益になる、営業外損益の変化
・上期と比べた下期の営業利益と、想定為替の読み方
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