BCMSにおいて、BCPはビジネス影響分析(BIA)に基づいて策定することが要求されている。PMSはISMSの管理策の一つに位置づけられている。また、ISMSはITSMSの要求事項の一つとして要求されている。
BCMSとその他マネジメントシステムの関係を整理すると、図のように表すことができる。
BCMSの規範BS25999-2が発行されたことにより、マネジメントシステムの大きな枠組みが見えてきた。事業への影響を分析し、その影響に応じたマニュアルを整備する。個人情報保護が優先課題となる事業者ならば、個人情報保護規程を、システム管理が優先課題であればISMSマニュアルを整備すればよい。ITSMSではITサービスを受ける側と提供する側の責任を明確にする。特に外部委託がある場合は、サービスレベルを具体的にすることが重要である。