ソフトバンク、米Ustreamとアジアでの事業展開を目的にUstream Asiaを設立

　ソフトバンクは、子会社のTVバンクを通じてUstream Asiaへ出資する。日本ではすでにUstream日本語版サイトが提供されているが、同社は同サイトの事業展開を本格化させ、その後、アジア各国での利用促進を図るとしている。また、Ustreamを広く利用されるために、iPhone向けアプリケーション「Ustream Viewer」と「Ustream Broadcaster」の日本語版を提供する。

　今回の合弁会社設立に関し、Ustreamのジョン・ハム最高経営責任者は、「ソフトバンクとの合弁会社設立は、誰にでもライブ動画を届けたいというゴールを達成するための第一歩です」とし、ソフトバンクの孫正義代表取締役社長は、「アジア各国でのインターネット利用者数は急増しており、Ustream Asiaは拡大する市場に向けたライブ動画配信のプロットフォームとなります」と語った。