- 2010/07/02 掲載
CSKシステムズ、パブリック/プライベートの両クラウドを制御ソフト「PrimeCloud Controller」を開発
一般企業ならびにサービスプロバイダー向けに提供し、2010年度は30社、翌年度以降は年間100社への導入を目指す。
PrimeCloud Controllerは、パブリック/プライベートの両クラウド環境で、システム起動、停止、コンピュータリソースの増減といった運用操作を自動化し、ミドルウェアなどの最適設定も行うことができるソフトウェア。サーバの増減に動的対応したり、ロードバランサー、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバなどのモジュールが自動インストールする機能が提供されるほか、DNSサーバや監視システムと自動連携する機能を備える。これらの自動化により、20分程度で「ハイブリッドクラウド環境」の利用が可能になるという。
本製品では、米Amazon(アマゾン)が提供するクラウドサービス「Amazon EC2」で構築する「パブリッククラウド環境」と、オープンソース製品「Eucalyptus(ユーカリプタス)」で構築する「プライベートクラウド環境」に対応。また、今秋を目処に、ニフティが提供するパブリッククラウドサービスである「Nifty Cloud」、ならびに企業内の仮想化ソフトウェアとして実績のあるヴイエムウェアの「VMWare」などについても対応を予定しているという。

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