Dynamics CRMは従来から自社設置型で提供されていたが、今回新たにパブリッククラウド型サービスとして展開。Dynamics CRMは自社設置型とクラウド型双方が同じソースコードで構成されるため、クラウドから自社設置型やホスティング、あるいはその逆への移行が可能だという。

　また、従来から提供しているExchange OnlineやSharePointOnlineなどのクラウドサービス「Microsoft Online Services」との連携利用が可能。これにより、スケジュールデータやメール送受信データをクラウド上のDynamics CRM Onlineに同期したり、見積書や契約書などのドキュメントをクラウド上で一元管理することが行えるという。

　さらに、標準機能として、ユーザー側で個別の業務要件に応じたGUIカスタマイズ機能を提供し、導入時のみならず導入後の拡張性もサポートする。

　標準で30日間のトライアル利用が可能、基本契約期間は1年間で1ユーザーあたりの参考月額価格は4,660円。SLAは99.9％で、電話および電子メールによるビジネスタイムの無制限サポートを提供する。