ようこそゲストさん

  • 会員限定
  • 2009/06/11 掲載

藤巻幸夫氏直伝!中堅企業が難局を乗り切る経営ノウハウ

記事をお気に入りリストに登録することができます。
未曾有の逆境に直面し、身動きのとれない日本の中堅企業も少なくない。この難局を乗り切る妙手を求めて、福助の経営再建などに辣腕を発揮した藤巻幸夫氏を訪ねた。ビジネスの現場はもちろん、マネジメントまで、幅広い領域で活躍する藤巻氏のメッセージは、明快かつストレートなものだった。これまで、あまり語られることがなかった藤巻流IT活用と、ITの可能性についても言及。
今は100年に1度の大チャンス。悪いことは1つもない

藤巻兄弟社 代表取締役社長 藤巻幸夫氏

藤巻兄弟社
代表取締役社長
藤巻幸夫氏

 現在の景況感ですが、正直いって僕はマクロでものを語るのは好きじゃないし、経済評論家でも何でもないから、景気が底を打ったかどうかということにはまったく興味がありません。 不況になっても、業績が好調な会社はたくさんあります。飲食業界において、「不況のせいでお客さんが来なくなった」と嘆いている店があったとしたら、それは接待需要を当てにして本気で商売していなかったということです。こういう景気になって高いものが売れなくなったといわれるファッション業界ですが、それでも高いものをきちんと売っている店はたくさんあります。

 そもそも、僕は商売で大事なことは4つあると思っています。

 1つは、ビジュアル・マーチャンダイジング。これはお客さんに興味・関心を持ってもらって、そばに行って商品を手にとって見てみたいと思ってもらう手法のことです。本なんかも、いくらクオリティの高い内容でも、装丁がよくないと手に取ってもらえないでしょう?それと同様です。

 2つめは、モノそのものです。いくら素材や作りがよくて、使えばよさがわかるといっても、モノがよくなかったらやはり手に取ってもらえません。

 3つめはPRです。いいものを作っても、きちんと訴求しなければお客さんの方からは探しに来てくれないし、勝手に売れたりすることはありません。

 4つめは、現場で働いている人たちとのコミュニケーションです。本社でどんなにいい議論を重ねて、いい結論が出ても、それが現場で働いている人たちに伝わっていないなら実践されませんから、そもそも議論していないのと同じです。

 4つのポイントを挙げましたが、これらはごく普通のことだと思うし、こういうごく普通のことを普通のこととしてできている会社は今でも伸びているのではないでしょうか。百貨店の業績が悪いから売れないんだというけれど、百貨店の業績が悪いのは今に始まったことじゃないし、インターネット販売やエキナカは伸びています。コンビニが薬を置いたら、日本の薬局が全部ダメになるかというと、そんなことはありません。ちゃんと普段からお客さんの健康相談にのってあげているような薬局だったらつぶれませんよ。

 つまり、ちゃんとやっているところにとって今はチャンスなんです。100年に1度の大チャンス。悪いことは1つもありません。個人的にはそう思いますね。

【次ページ】人や市場を巻き込んでいくことが大事

関連タグ

あなたの投稿

関連コンテンツ

PR

処理に失敗しました

人気のタグ

おすすめユーザー

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます