• 2011/05/24 掲載

KDDI研究所、ネットワークの「すきま」を有効活用するM2M通信向けデータ転送技術「すきま通信」を開発

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KDDI研究所は24日、M2M通信のためのデータ転送技術「すきま通信」を開発したと発表した。この技術を用いると、ネットワークやサーバの負荷が低い時間、つまり「すきま」の時間を見つけて通信し、設備の利用効率を高めることができる。
 「すきま通信」とは、通信モジュール自らが通信時のスループットやサーバのレスポンスを基に設備の負荷が少ない時間を見つけ出して通信するというもの。すぐに送信する必要のないデータに関して転送のタイミングを調整し、アクセス集中を避けてネットワーク輻輳(ふくそう)やサーバダウンを回避するとともに、設備増強コストの抑制を可能にする。

 特に、この技術では、通信モジュール自らが設備の利用状況を学習しているため、端末数が増えたり、新しい通信サービスの導入により設備の利用状況が変わった場合にも柔軟に対応して「すきま」時間を見つけ出すことができるという。

 また、回収が難しく長期に渡り稼働する機器などに組み込む場合でも、将来の環境変化に適応して設備利用効率の向上が図れるとしている。

photo
「すきま通信」の動作イメージ

 今後、M2Mサービスの進展した場合に、通信モジュールが自律的に設備の利用状況を学習して「すきま」時間を活用することで、複雑な設計や運用を必要としない効率的なサービス展開に活用していくという。

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