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  • 2012/04/13

Windows 8をタブレットで試す(3)~ビジネス向け機能ではiPadを引き離した!?

Hyper-V、Windows to Goなど

Windows 8はタブレット向けOSであると同時にPC用のOSでもある。タブレット向けOSとしてのレビューを主軸にした本連載だが、ビジネスシーンで利用されることを想定すると、「デスクトップ」の機能・操作性も合わせて、総合的に見ていく必要がある。また、Windows 8には、Hyper-Vやストレージスペース、Windows to Goなど、ビジネスシーンを想定した機能が新たに加わっている。今回はこうした標準のビジネスアプリケーションからWindows 8を評価してみたい。

井上健語

井上健語

フリーのテクニカルライター&編集者。1964年愛媛県生まれ。ソフトバンクのPC-98専門誌Oh! PCの編集者を経て、MS-DOS全盛時代にフリーランスとして独立。以来、Word、一太郎などのWindowsアプリ解説書、各種マニュアルの執筆、企業取材などを手がける。2008年度よりMicrosoft WordのMS MVP。個人サイトはMAKOTO3.NETジャムハウスとは紙メディア制作、ウェブデモとは動画制作で共同戦線を敷く。


消えた[スタート]ボタン、増えたリボン

 前回前々回でも説明したように、Windows 8 CP版の「デスクトップ」の外観は、[スタート]ボタンがない点を除けば、Windows 7とほとんど変わらない。

 [スタート]ボタンに関しては、開発者向けのDeveloper Preview版(DP版)にレジストリ操作で復活する方法があったのに対し、CP版ではその方法も削除されたことから、「[スタート]ボタンをなくす」というマイクロソフトの強い意思を強調すると推測する記事もあるようだ。

 確かにそうかもしれないが、マイクロソフトの意思がどうであれ、筆者は単純に不便だと思う。すでにWindows 8にスタートボタンを付けるツール(Start8)まで出てきたことを考えると、同じ意見を持つユーザーは筆者一人ではないのだろう。

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StardockのStart8を使うと、Windows 8 CP版に[スタート]ボタンを追加できる。このまま[スタート]ボタンのない状態でWindows 8がリリースされれば、この手のツールは必ず利用されるだろうと思う。

 [スタート]ボタンがない最大のデメリットは、デスクトップのプログラムを起動するのが面倒になったことだ。スタート画面で「すべてのアプリ」を表示してから起動するか、プログラムを検索して起動する必要がある。スタート画面またはタスクバーにあらかじめピン留めしておけばよいのだろうが、ピン留めそのものが面倒だ。

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スタート画面からプログラムを選択するほか、チャームメニューの[検索]からプログラムを検索して起動する方法もある
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よく利用するプログラムは、選択したあと[スタート画面にピン留めする]または[タスクバーにピン留めする]をタップする。
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電卓をスタート画面にピン留めした例。
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電卓をタスクバーにピン留めした例。

 [スタート]ボタンが消えた一方で、増えた要素もある。「リボン」だ。Windows 8 CP版のエクスプローラには、Office 2007以降で採用されたリボンが全面的に採用されている。

 リボンの内容は、選択したフォルダによって自動的に切り替わる。通常のフォルダを選ぶとコピー・移動、表示形式の変更、共有などを設定するリボンが表示され、画像用フォルダを選ぶと画像処理用、音楽・ビデオ用フォルダなら再生用のリボンが表示される。状況に合わせて適切なボタンが現れるので、Office 2007以降に慣れた人であればとても使いやすいだろう。

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エクスプローラで通常のフォルダを選択した。リボンには[ホーム][共有][表示]の3つのタブが並ぶ。
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画像のフォルダを選択すると、画像処理用のタブが追加される。

【次ページ】iPadを引き離す?ビジネス向け新機能

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