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- 2012/03/19 掲載
Windows 8をタブレットで試す(1):いよいよiPadに対抗できるタブレットOSが登場!
ガチンコレビュー
タブレット端末によるメトロUIの操作性は?
2012年の3月1日、一般ユーザーからのフィードバックを目的に、Windows 8のCP版が公開された。すでに各メディアでたくさん公開されているので、目にした方も多いだろう。最大の話題は「メトロUI」と呼ばれる新しいインターフェイスである。Windows Phoneでも採用されたカラフルなタイルを敷き詰めたメニューは、これまでのWindowsのイメージを一新させる斬新なものだ。
実際のレビュー記事も多いのだが、筆者の印象では、マウスとキーボードも付いたPCにインストールして書かれた記事が多いように思う。確かにメトロUIはマウスでも操作できるが、あくまでタッチ操作を最優先に開発されたインターフェイスだ。マウスもキーボードもないタブレットで使わないと真価はわからないのではないか、と感じていた。
そこで、実際にMSI製のタブレット機を購入し、プリインストールのWindows 7に上書きする形で、Windows 8のCP版(64bit版)をインストールして試用してみた。
本連載は、すべて本タブレット機のタッチ操作による試用体験に基づく。本機はそもそもWindows 7搭載機だったため、物理ボタンの詳細な検証はしていない(なお、[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーに相当する物理ボタンやデスクトップを表示するボタンが用意されているが、これらのボタンは特に問題なく動作した)。また、Windows 8もCP版のため、製品版では使用感が異なる可能性があることもあらかじめご了承いただければ幸いである。
なお、筆者はiPad 2も持っているので、それと比較するとともに、通常のノートPCにもWindows 8 CP版を入れているので、マウスやキーボードによる操作感も適宜補足したい。
【次ページ】「既存UIのうえに、メトロUIを載せただけ」は、大きな誤解
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