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  • 2012/03/27

Windows 8をタブレットで試す(2):質・量ともに厳しいアプリ群、特にIE10はシンプルすぎ

メトロスタイルアプリとは

前回は、Windows 8のCP版がWindows 7向けタブレット機「MSI WinPad 110W」でも思った以上に快適に動作することが確認できた。とはいえ、やはり重要なのはそのうえで動くアプリケーションの操作性や快適さだ。そこで今回は、Windows 8のメトロUI上で動作するアプリケーション「メトロスタイルアプリ」を検証する。特にWindows 8で新たに搭載されたInternet Explorer 10の操作感とiPadのSafariでの操作感を比較したい。

井上健語

井上健語

フリーのテクニカルライター&編集者。1964年愛媛県生まれ。ソフトバンクのPC-98専門誌Oh! PCの編集者を経て、MS-DOS全盛時代にフリーランスとして独立。以来、Word、一太郎などのWindowsアプリ解説書、各種マニュアルの執筆、企業取材などを手がける。2008年度よりMicrosoft WordのMS MVP。個人サイトはMAKOTO3.NETジャムハウスとは紙メディア制作、ウェブデモとは動画制作で共同戦線を敷く。


補足1 解像度1366x768以上で画面分割可能

 まず、前回取り上げたメトロUIの補足をしておきたい。メトロUIでは、2つのアプリ(デスクトップも含む)を次のように画面に並べて表示できる。この機能を「スナップ」と呼ぶ。スナップは、1366x768以上の解像度を持つデバイスで可能だ。今回使用したデバイスは解像度が1280x800なので分割できない。

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スナップの例:画面左右に約3:1でアプリを分割表示できる。
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スナップの例:スケジュールを確認してマップで場所をチェックするような使い方もできる。

 分割するには、まず画面左端からアプリの画面を引っ張り出す。または、画面上端を下に引き下ろす。いずれも、アプリの縮小表示が画面中央付近に表示される。この状態から画面左側または右側に近づけると、画面が自動的に分割される。なお、分割できるのは2つまでで、小さいウィンドウは幅が320pxで固定されている。

 ブラウザでイベントの詳細を表示してカレンダーで当日の予定を確認したり、デスクトップで作業しながら新着メールを確認したりできるなど、iPadにはない機能で、実用性は高い印象だ。高解像度を持つデバイスならぜひ活用したい機能だろう。

補足2 Windows 8の搭載デバイスはRetinaディスプレイ以上?

 3月22日のWindows 8の開発チームによるブログ「Building Windows 8」によれば(発表ブログ:原稿執筆時点では英語のみ)、多くのWindows 8搭載タブレットは135dpi以上のピクセル密度が備わるという。

 さらに、190DPIのフルHD(1920x1080ピクセル)に対応する11.6インチスクリーン「HDタブレット」と、253DPIの2560x1440ピクセルに対応する11.6インチスクリーン「quad-XGAタブレット」が提供される見込みだ。

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Windows 8向けディスプレイサイズ
(出典:Building Windows 8)



 これが事実なら、3月に新しく発表されたiPadのRetinaディスプレイ(9.7インチ、2048x1536ピクセル:264ppi)に匹敵する高精細さということになる(ディスプレイでいうppiとdpiは同義)。

 なお、Windows 8の画面解像度の最小値は1024x768ピクセルになるという。ブログを執筆するSteven Sinofsky氏は、1024x768ピクセル以下のユーザーがWindows 7ユーザーの1.2%に過ぎないことを理由として説明している。

【次ページ】標準のメトロスタイルアプリの機能・操作性は?

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