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  • 2012/10/19 掲載

実はかなり危険なスマホのスクリーンショット機能

【連載】スマートフォンのセキュリティを徹底考察(2)

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近年爆発的に普及しているスマートフォン。その便利さやクラウドとの相性の良さなどから、ビジネス利用を検討する企業も珍しくなくなった。しかし、実はスマートフォンのスクリーンショット機能には、企業にとって多くの危険が潜んでいることにお気づきだろうか? 日本スマートフォンセキュリティフォーラム協会会員で、『スマートフォンの業務利用におけるセキュリティ対策』の著者でもある吉田 晋 氏にお話を伺い、スマートフォンのセキュリティの本質について最新事情やデータと共に考察いただく。
執筆:吉田 晋

スマートフォンにデータを残させないことが重要

 前回はスマートフォン端末からの情報漏えいを防止するには、端末にデータを残させないことが重要であると述べた。その理由は、大きく3点ある。

 まず、情報漏えい防止の決定打とされるリモートワイプでも、実際の紛失盗難時は効果が期待ができないため。盗難紛失事故の3割程度しか効果がないとうデータがある(図1)。

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図1■紛失または盗難に遭った端末に対してMDMのアクションを起こした利用者(全利用者の5%)の内訳

 次に、情報窃盗を目的とした悪意のあるハッカーであれば、スマートフォンの暗号化はPCに比較して解読しやすいため。これは暗号化の鍵がログイン時のパスワードと共通であるという、OSの構造的な脆弱性による。スマートフォンのパターンロックは、指紋の後から7割近くの確率で破ることができるというデータがある(図2)。

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図2■スマートフォンの指紋跡からロックパターンを解読できる確率

 3つめが、そもそもスマートフォンとクラウドシステムの進化は、技術的にもサービス的にも端末にデータを保存せず、さまざまな端末からクラウド上のマスターデータにアクセスするという方向性である。このためスマートフォンにおいては、旧来のPCのようにデータのマスターを端末に保存するという発想自体が、主流から消えつつあるためだ。

スクリーンショットが危ない

 さて、モバイル端末で「データを端末に保存しない」とポリシーを決めたときに、システム管理者がまず検討しなければならないのは、「スクリーンショットによるデータ保存」をどのように扱うかということだ。

 情報漏えい対策の観点において、スクリーンショットの問題点は以下の3点である。

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