「JUST Office」は、法人向けオフィス統合ソフト。Microsoft Officeと高い互換性を持ち、導入、運用・管理、教育・サポートといったオフィスソフトにかかるトータルコストを抑制しながら、Microsoft Officeから移行できるのが特徴。

　同社では2013年2月よりJUST Office 2を提供していた。同製品では対応OSにWindows 8が加わっていたほか、PDF編集機能などが強化されていた。

　そして今回の「JUST Office 2 /R.2」ではMicrosoft Office 2013/ 2010/ 2007形式に正式対応した。従来から同形式での読み書きは行えていたが、マイクロソフトが無償公開している「Word/Excel/PowerPoint用 Microsoft Office 互換機能パック」をインストールしておく必要があった。

　また、「JUST Calc」「JUST Note」の機能互換性を高めた。「JUST Calc」は100万行まで利用可能になったことに加えて、複数条件でのフィルター機能やデータバー、スパークラインなどを搭載。「JUST Note」では文書レイアウトのさらなる互換性向上、テーマやスタイルセット、コンテンツコントロール、新しい文字の効果などに対応した。 　さらに、2014年夏には「JUST Calc」がExcelマクロの実行に対応する予定。業務で利用しているExcelのマクロを、そのまま「JUST Calc」でも利用できるようになる。

　なお、Microsoft Office 2013/ 2010/ 2007のファイル形式に対応の「JUST Calc」「JUST Note」を搭載した、官公庁・自治体向けオフィス統合ソフト「JUST Government 2 /R.2」、警察機関向けオフィス統合ソフト 「JUST Police 2 /R.2」も、11月28日（木）より同時に発売する。

　価格は「JUST Office 2 /R.2 [Standard]」が1ライセンスで2万1,000円（税別）、「JUST Office 2 /R.2[Corporate]」が同1万8,000円。