• 2014/05/01 掲載

コマツ、グローバルSCMの業務解析ツールとしてBIツール「QlikView」を採用

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小松製作所(以下、コマツ)は、グローバルSCMを支える情報分析プラットフォームに、BI製品「QlikView」を採用した。アシストが手がけた。
 コマツは、建設・鉱山機械(建機)分野で世界トップクラスのシェアを誇り、グローバルに事業を展開している。中でも機械稼働管理システム「KOMTRAX」では、世界に広がる33万台以上の建機の稼働や販売状況を集中管理して事業経営に活用するなど、先進的なICTの活用を通じてビジネスモデルの変革を進めている。

 コマツでは、建機の安定稼働に欠かせない補給部品の供給や販売において、グローバル拠点に点在する部品在庫の最適化が求められていた。

 部品に関するデータは、部品マスタが200万件にのぼるため、大量のデータを現場の担当者が自由自在にハンドリングし、個々の業務課題を解析、発見するための仕組みを模索していたという。

 そこでコマツは、このような業務上の課題を、集計化されたダッシュボードのデータから読み解くのではなく、様々な明細データを直接解析することで発見し、業務上のアクションにつなげるためのBIプラットフォームとしてQlikViewの採用を決定。

 QlikViewの採用理由は大きく3つあったという。

 1つめは、 大量のデータを取り込めるデータロードの簡便性が高いため、さまざまなデータソースからデータをQlikViewに取り込み、データ相互の関連性を見い出すことができること。

 2つめは、 現地法人とコマツの本社間の建機補給部品オーダーにおいて、従来のオフィスツールでは大量データのマッチングができなかったが、QlikViewでは連想技術によって明細データまでドリルダウンでき、個々の部品の品番まですり合わせて対象部品を割り出せるため、的確な対応策を指示できること。

 3つめは、現地法人の建機補給部品の在庫データを入出庫日付やストックポイントなど様々な視点からQlikViewで簡単に分析できるため、グローバル拠点間での再配置など、部品在庫の最適化について有効なプランを組み立てられること。

 2012年8月のQlikViewの利用開始以降、コマツは建機補給部品ビジネスにおける在庫削減のロスカット改革に成功。また、KOMTRAXの稼働状況の可視化と分析にも活用しており、製造現場へのデータに基づいたフィードバックを実施し、生産計画の見込みにも役立てているという。

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