- 2014/08/08 掲載
ミクシィがスマートニュースに出資、「スマートアド(仮称)」開始 ネイティブ広告強化
8月11日には、ミクシィ取締役で新規事業を管掌する川崎 裕一 氏が、スマートニュース社のシニア・ヴァイス・プレジデント/執行役員 広告事業開発担当に就任し、「スマートアド(仮称)」の事業開発を担う。なお、「スマートアド(仮称)」の売上は、スマートニュース社とミクシィ社でレベニューシェアをする。
ネイティブ広告とは、従来のディスプレイ広告(バナー広告など)と異なり、ページの内容やデザインを編集記事と同等の見せ方をすることで、ユーザーがサービスの一部として違和感がないと感じる広告表示の手法。ディスプレイ画面が狭く、広告収益率が低いスマートフォン向けサイトを中心に、新たな広告手法として注目が集まっている。
「スマートアド(仮称)」は、ユーザーの体験を重視し、ユーザーに役に立つ広告を目指すネイティブ広告ネットワーク(インフィード型)を提供するという。
ミクシィは、今後SNS「mixi」のユーザーに役立つ広告を提供することでSNS「mixi」の収益拡大を図るとともに、新規事業としてスマートニュース社の「スマートアド(仮称)」を用いたネイティブ広告ネットワークの事業拡大の一翼を担うという。
一方、スマートニュースはミクシィのほか、グリーや外資系ベンチャーキャピタルのAtomicoなどから、総額36億円の資金調達を実施。スマートニュース同様、ニュースリーダーアプリを提供する「Gunosy」は、KDDIなどから2014年3月と6月に合計24億円の資金調達を行い、積極的なテレビCMを展開するなど、スマートフォン向けニュースアプリ競争が激化している。
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