帝国データバンクは、通信販売を専業とする、売上10億円以上の企業で2011年度(2011年4月期~2012年3月期)から2013年度(2013年4月期~2014年3月期)の売り上げが判明した174社の動向について、集計・分析した。なお、アマゾンジャパンについては、日本での業績は非開示のため、調査対象に含まれていない。
調査によれば、スマートフォンやタブレットの普及に伴って、通信販売が消費者に浸透し、マーケットが拡大しているという。
2013年度の総売上高は、約2兆1,161億円となり、前年度比3.2%増となった。2012年度に続き、2期連続で前年度を上回り、2012年度の0.5%増から増加幅は拡大した。
売上高ランキングでは、オフィス用品を扱うアスクルで約2,103億円でトップとなった。家電製品を主体とするジャパネットたかたは売上高約1,423億円で2位、前年度比21.6%と大幅な回復となった。