シニアジョブ 代表取締役 中島 康恵
50代以上に特化した人材紹介、人材派遣を提供するシニアジョブ代表取締役。1991年、茨城県生まれ。少年~学生時代はサッカーに打ち込み、J1のユースチームで活躍。大学在学中に仲間を募り、シニアジョブの前身となる会社を設立。2014年8月、シニアジョブ設立。当初はIT会社を設立したが、シニア転職の難しさを目の当たりにし、シニアの支援をライフワークとすることを誓った。売上前年比が最高で300%に及ぶ成長を続け、現在に至る。専門紙を中心にシニアの転職・キャリアプラン、シニア採用等のテーマで連載・寄稿中。
パートタイマーが社会保険に加入する際の要件の1つである「106万円の壁」が2026年10月に撤廃される。ただし、「106万円の壁」がなくなれば、パートの収入を増やしても配偶者の扶養に入り続けられる、というわけではない。一方で、今回の見直しによって、すぐに社会保険に加入するパートが大幅に増えるとも限らない。このように、制度が変わることで、「自分の働き方や手取りはどう変わるのか」「企業の社会保険料負担はどうなるのか」など、パートとして働く人にも、雇用する企業にもさまざまな疑問や不安が生じている。本稿では、「106万円の壁」の撤廃によって、誰にどのような影響が及ぶのかを整理するとともに、企業が対応する際に押さえておきたいポイントを解説する。