- 2025/10/01 掲載
バイブコーディング初心者は「生成AIで学べ」と言えるワケ、“チート級”活用法も紹介
1963年生まれ。Webコンサルタント、プロデューサー、編集者、ライター、エンジニア。90年代のIT雑誌を皮切りにWebクチコミサイト、SNS、電子書籍出版システム、ニュースメディアのグロースなどで、時代を先取りしてきた。
ChatGPTの新機能「学習サポート」の可能性と難しさ
OpenAIはChatGPTの新しい機能として「学習サポート」を開始した。「あらゆる学びをサポート」というオプションをオンにすることで、語学や資格受験などあらゆる分野での学びやリスキリングをサポートしてくれる。ソフトウェア開発についても同様だ。
ChatGPTに「プログラミング初心者なので学習をサポートしてほしい」と依頼すると、こちらの学習レベルと目的を聞いてきて、それに合わせて学習プランをいくつか提示する。以後、ChatGPTの示す選択肢から選ぶことで学習が進んでいく。
しかし実際に使ってみて思うのは「何を学ぶか」という選択肢が膨大にある難しさだ。
「スマホとWeb」どっちから始めるべき?
アプリ開発を行う場合は、App StoreやGoogle Playで販売するスマホアプリにするか、それともWebアプリにするか。それによって学ぶべき項目も変わってくる。収益化が目的ならストアで販売するスマホアプリにするべきかと思うが、ChatGPT、Claude、Gemini、Grokの4大生成AIに調査検討させると、すべて「Webアプリから始めるべき」という結果だった。
アプリのストア販売は、ユーザーからの見つけられやすさでも課金しやすさでも有利に思えるが、実際にはストア側の審査の厳しさや出店コスト、料率の高さ、開発側の過当競争などによっていくつものハードルがある。それに対してWebアプリは審査がなく、課金システムの標準となった『Stripe』の料率の低さから初心者向けとなっている。
問題は、どうやって作ったアプリを宣伝するかだが、宣伝用LP(ランディングページ)の作成とSEO、XなどSNSでの宣伝、技術ブログであるQitaやZenなどでの開発ストーリーの開示、ターゲットコミュニティでの露出などの宣伝手段によって収益化は可能というのが、各生成AIの共通見解だった。 【次ページ】学習モードを活用すべき「ある用途」
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