記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ いよいよマイナス成長に陥ったYouTube、どう「テコ入れ」をしていくのか? 2023/07/26 世界各地で人気を博する動画プラットフォームYouTubeだが、広告収益の成長鈍化が顕著となっている。2023年第1四半期には、アナリスト予想を若干上回る結果となったものの、66億9,300万ドルと前年同期比で2.6%減を記録。前年同期の比較では、3四半期連続でのマイナス成長となった。これを受けて最近、YouTubeではAI活用など収益改善に向けた取り組みが急ピッチで進められている。
記事 政府・官公庁・学校教育IT GX(グリーントランスフォーメーション)とは何か? 「GXリーグ」「排出量取引」の正体 2023/07/25 日本政府は2020年10月、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という、カーボンニュートラルを目指すことを宣言した。この達成目標を成長の機会ととらえ、産業競争力を高めていくことも狙いの1つである。そうした中、経済産業省は2022年2月1日、経済社会システム全体の変革(GX:グリーントランスフォーメーション)を牽引する「GXリーグ基本構想」を公表した。2022年7月には「GX実行会議」を設置し、12月に「GX基本方針」をとりまとめ、2023年2月には「GX基本方針」と「GX推進法案」を閣議決定し、2023年5月12日、法定された。そして、2023年度からから本格な活動を開始する計画だ。GXとは何か、GXリーグ基本構想ではどのような取り組みが実施されるのかを解説する。
記事 運輸業・郵便業 日本の「空飛ぶクルマ」が世界的に評価される理由、スカイドライブCEOに聞く展望 2023/07/25 2025年大阪・関西万博の開催を機に運用される、空飛ぶクルマと称する移動体の開発が急ピッチで進む。日本ではどのような企業が運用予定なのだろうか。また、世界的に評価される理由はどこにあるのだろうか。日本で唯一空飛ぶクルマの開発製造を行う「スカイドライブ」CEOへの取材・世界のライバル企業の動きを交えながら、パリ航空ショー会場で考察する。
記事 農業・漁業・林業 ポケモンや遊戯王など“異常な熱狂ぶり”のトレカ市場、自治体も続々制作の納得理由 2023/07/19 ポケットモンスターや遊戯王をはじめ、トレーディングカードゲーム(TCG)市場が急成長している。4月14日の「ポケモンカードゲーム」新カードパックの発売日には、前日の夜中から大行列ができ、その熱狂ぶりがニュースでも取り上げられた。その一方で近年は、理解促進や地域活性化などの目的で産業界や地方自治体が個性的なカードを制作し、各地で配布するようになってきている。なぜ産業界や地方自治体はトレーディングカード(トレカ)に着目したのか。多彩な側面を持つトレカを解説する。
記事 運輸業・郵便業 米・ブーム(BOOM)の「超音速旅客機」の野望、マッハ1.7で飛ぶ 航空業界に新たな風 2023/07/19 2003年、チャーター便での事故をきっかけにその役目を終えた「超音速旅客機」。ここにきて米国の主導で改めて実現しようという動きが進んでいる。そのプロジェクトをけん引するのが、BOOM TECHNOLOGY(以下、呼称のブーム・スーパーソニック)。同社には、どのような計画と成功方程式があるのだろうか。
記事 運輸業・郵便業 日本がとん挫した「航空機製造」で中国が存在感、ボーイング・エアバスの対抗馬になりうるか? 2023/07/14 日本ではリージョナルジェットMSJ事業がとん挫する中、中国の航空機産業は完成機事業を成功させている。中国商用飛機(COMAC)がリージョナルジェットとなるARJ21に続き、ボーイング737、エアバスA320と競合するナローボディ機(単通路機)C919の定期商用飛行を開始したのだ。この先、世界の航空機メーカーの中で中国の存在感は高まるのだろうか。
記事 運輸業・郵便業 2023年世界航空会社ランキング 世界3位・部門3冠のANA 強さの理由 2023/07/10 パリ航空ショー会場、ル・ブルジェ空港内の航空宇宙博物館にて、英国の航空サービス調査機関SKYTRAXが主催する「ワールドエアラインアワード」の発表と表彰式が開催された。世界のエアラインが栄誉とする発表の舞台。ANAやJALが上位入賞を果たしたが、何が評価されたのだろうか。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 1兆ドル市場へ「全力投球」の米国宇宙開発、どんなスタートアップに投資しているのか 2023/07/07 多数の市場予測が発表されている宇宙産業だが、2040年までに収益ベースで年間1兆ドル(約144兆円)規模に達するというのが大方の予想となっている。これに伴い、各国では民間・政府による宇宙スタートアップ支援が活発化している。宇宙開発大国である米国では、どのような支援やスタートアップが登場しているのか、その最新動向を探ってみたい。
記事 運輸業・郵便業 【独自】三菱重工 MHIRJ 山本CEOを直撃、再起なるか?「未来の航空事業像」 2023/07/04 コロナ禍前となる2018年、筆者の目の前でMRJ(三菱リージョナルジェット、その後三菱スペースジェットに改名)はファーンボロの空を華麗に飛行した。あれから5年、三菱重工を取り巻く環境は大きく変わった。順調に進めばローンチカスタマーのANAに引き渡されているはずだった機体は、試験飛行を行うアメリカで解体されてしまった。この先、三菱重工が手掛ける航空機事業の再起はあるのだろうか。パリ航空ショー会場で、三菱重工グループのMHI RJ AVIATION ULC.(以下MHIRJ)の 山本 博章CEOに直接話を聞いた。
記事 流通・小売業IT 進撃のアマゾン“破壊のDNA”復活か? 噂の「超格安 携帯」「生鮮500店買収案」の真相 2023/07/03 収益環境の悪化から、1万8000人の大規模レイオフを断行するなど、思い切った経費の削減と不採算事業の縮小を続けてきたアマゾン。ところが、ここに来て「業界ディスラプター」としてのDNA復活を思わせる計画が浮上している。それが(1)大手スーパー同士の合併で手放される500店ほどの実店舗を買収し、悲願の生鮮食品事業の一挙拡大を図る可能性と、(2)米プライム会員向けの無料ないしは格安の携帯電話サービスだ。これらの計画はアマゾンの戦略にフィットするのだろうか。
記事 製造業IT 「2023年版 ものづくり白書」要点まとめ、製造業を脅かす“事業リスク”を10分完全網羅 2023/06/27 (株)エスアンドエフ ターンキープロジェクツ 垣内鎮夫 日本の製造業は効率の悪い従来の生産方式を変えようとせず、初期投資額の高低にのみを投資基準と考え、Total Costと一人当たり生産性の比較を投資基準としていない。その結果効率が格段と高い新しい生産プロセスへの転換をせず伝統的なプロセスから抜けられない。
記事 運輸業・郵便業 【パリ航空ショー現地レポ】空飛ぶクルマ、脱酸素、エアバス最新機…注目動向と独自取材 2023/06/23 2023年6月19日に開幕した世界最大規模の航空見本市、パリ航空ショー。筆者は開会前日に入り、準備段階から取材を開始した。ショーでは「脱炭素」が重視され、開発競争激化する空飛ぶクルマやエアバスの新機材など、さまざまな最新技術を見ることができた。現地よりレポートをお届けする。
記事 運輸業・郵便業 旅行需要“爆増”の航空業界、国際線が前年比3倍でも「まだ安心できない」納得理由 2023/06/23 コロナ禍から回復して旺盛な旅行需要が戻りつつある航空業界。その半面、出張といったビジネス利用による売上は、コロナ前に比べて25%ほど落ち込んだままだ。実は航空会社にとってビジネス客は、「利益の70%を生み出す貴重な存在」であることから、この落ち込みは大きな痛手となっている。ビジネス客による需要が戻るかどうかが、今後の航空業界を左右しそうだ。
記事 製造業IT アリババ「事業6分割」に見る中国テック企業の限界、中国共産党の影響力とは…? 2023/06/22 中国のネット通販最大手のアリババ集団(アリババ・グループ)が、6社分割を決定し、大規模なリストラを進めている。米国ではGAFA(米グーグル、米アップル、米フェイスブック〈メタ〉、米アマゾン・ドット・コム)と呼ばれる巨大プラットフォーム企業が相次いでリストラを余儀なくされており、同じ流れにも見えるが、中国の場合、別の要因が加わっている。それは中国共産党とのギリギリの駆け引きである。
記事 運輸業・郵便業 【パリ航空ショー】スペースジェット撤退 三菱重工、川重、IHI…注目の航空大手の動きは? 2023/06/16 2019年以来、およそ4年ぶりとなる「パリ・エアショー2023」がフランスで開催される。世界最大規模の航空ショーで日本はどのような出展を行うのだろうか。また、注目されるスペースジェット計画中止後の「三菱重工」、や大手「川崎重工」、「SUBARU」、「IHI」の動きとは?
記事 流通・小売業IT ホントに消費者は“安さ”で選ぶ? なか卯・サイゼリヤ「値上げしない路線」の驚きの結末 2023/06/14 物価高騰に伴い、小売・外食チェーン各社が続々と値上げに踏み切っている。そうした中、他社を出し抜こうと値下げや価格据置を打ち出す企業に注目が集まっている。ただし、そうした逆張り戦略をとる企業がもれなく成功しているかと言えば、そうではなさそうだ。今回は、“低価格”を1つの武器にしてきた、「なか卯」「サイゼリヤ」「セリア」「イオン」の4社の逆張り戦略を紹介しつつ、成功している企業の特徴に迫る。
記事 政府・官公庁・学校教育IT MLOpsとは何か? AWSやAzure、GCPなどを使った「機械学習の開発・運用」サービス比較 2023/06/13 いま、多くの企業が機械学習(ML:Machine Learning)の導入、活用を進めています。ただ、機械学習を継続的に運用し成果を生み続けるのは容易ではありません。概念実証(PoC)は成功したもののシステム化できない場合や、何らかの形でシステムを構築したものの、効果が出ない、あるいは次第に効果が薄れてきたと悩んでいる企業も多いはずです。そこで注目されているのが、「MLOps(Machine Learning Operations)という考え方です。本稿では「MLOps」が必要な背景や活用のメリット、実際のサービス、市場環境、展望を含め、アクセンチュアのAIコンサルタントが解説します。
記事 医療IT イーロン・マスクの「ニューラリンク」とは? 脳デバイス(BCI)企業に大注目のワケ 2023/06/09 脳とコンピュータをつなぐ技術「ブレイン・コンピュータ・インターフェイス(BCI)」に改めて注目が高まっている。イーロン・マスク氏が共同創業したニューラリンクが、FDAから同社初となる人間を対象にした臨床試験の実施承認を受けたからだ。BCIの技術により重度のまひを持つ患者のコミュニケーション能力回復などでの活用も期待される。ベゾス氏やゲイツ氏らが資金を投じるSynchronなどと合わせて、BCI分野の現状についてわかりやすく解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育IT ChatGPTがもたらす「教育」大変革、禁止か積極活用のどちらがよいのか 2023/06/01 ChatGPTの本国である米国では、初等・中等教育においてAIツールを全面的に禁止する流れができている。一方、大学では学生からの反発もあり、全面禁止には踏み込めない状況だ。むしろ、AIツールの活用方法を模索するところが増えているといわれている。また、シンガポールや英国は、初等・中等レベルの教育現場でのAIツール活用に前向きな方針を発表するなど、教育でのAIツールに対する姿勢は多種多様だ。教育現場におけるジェネレーティブAI(生成AI)活用の現状を探った。
記事 製造業IT Seizo Trend キーパーソンインタビュー 2023/06/01 日本の製造業が置かれる競争環境は厳しさを増す中、今後、どのような取り組みがあれば日本のものづくりはさらなる飛躍を遂げることができるでしょうか。生産性向上の必要性が語られる中で、デジタル化以前の課題を多く抱える日本企業は、何から取り組めば良いのでしょうか。モノづくりにゆかりのある有識者にインタビュー取材を実施しました。
記事 流通・小売業IT 楽天やドコモらの「共通ポイント」、加盟企業にこれから起きる「最悪な末路」とは 2023/05/31 楽天ポイントやTポイントなどが代表例に挙げられる共通ポイントプログラム。売上アップを期待して、こうしたプログラムに加盟している企業も多いのではないだろうか。しかしある調査によると、加盟企業同士の相乗効果ではなく、ある2つの事象が起きることが明らかとなっている。これを防ぐためには、横断的に加盟企業で消費してもらうクロス購買の促進が必要となるが、日本の多くのプログラムではそれができていない。このままでは、最悪な末路を招いてしまいかねない。本稿では共通ポイントの効果を紹介しつつ、クロス購買を促進する具体策について解説する。
記事 医療IT 味の素「核酸医薬」事業の大逆転劇、責任者の「ポジティブ思考」の源泉とは? 2023/05/30 近年「第3の医薬品」として注目を浴びている「核酸医薬」。新型コロナ禍で一躍話題となった「mRNAワクチン」も核酸医薬の1つだ。そんな核酸医薬に用いるオリゴ核酸の受託製造事業を、日本を代表する食品メーカーである味の素が行っているのをご存じだろうか。事業の立ち上げに携わった同社 執行理事 アミノサイエンス事業本部 バイオファーマサービス部長の大竹 康之氏に、立ち上げの苦労などを聞いた。
記事 医療IT 医療参入のアマゾンが「デジタル→対面」に大転換、超劣勢でも欲しがる“うまみ”とは 2023/05/29 医療サービスを提供するOne Medicalを2022年に買収するなど、アマゾンが近年、対面医療の強化に注力している。一方、対面医療は、ドラッグストアや小売大手、100円ショップなど、多分野からの参入も目立つ領域だ。中でも、ドラッグストア最大手は、低価格医療をドラッグストア店舗で提供する「ミニ診療所」の開設を加速させており、業界の中では抜きん出た存在だ。競争が激化する医療業界において、アマゾンに勝ち目はあるのか。
記事 流通・小売業IT 不振「イトーヨーカ堂」の逆襲が凄い? 強豪ばかりの関東エリアを制覇するかもしれない理由 2023/05/16 セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイHD)の2023年2月期決算は、営業収益11.8兆円と10兆円を越え、経常利益4,758億円と期初計画を大きく上回って着地した。しかし、この順調に見える業績にも関わらず、モノ言う株主からは、取締役の退任を求める株主提案が送られている。好調なコンビニ事業と不振の総合スーパー事業を切り離すことを求めており、現経営陣の事業計画は不十分と判断されたようだ。コンビニ事業を軸にどれだけ好業績を達成しようが、不振のイトーヨーカ堂が回復しない限り評価は得られないのかもしれない。セブン&アイHDの総合食品スーパー事業は再び成長軌道に乗ることができるのか。
記事 運輸業・郵便業 コロナ禍でも“継続”成長した「あの航空会社」、ライバルはバス?ユニークな戦略 2023/05/11 コロナ禍において世界中で国境は封鎖され、航空路線が消えたことから、航空会社はコロナ禍の影響を受けた業種として最大の注目を浴びた。数ある航空会社の中で、2021年の輸送力が2019年比で世界最大の落ち込みを記録したのは、日本にも乗り入れている香港のキャセイパシフィック航空だ。逆にコロナ禍前に比べコロナ後に輸送力を伸ばした航空会社があるとは想像すらできなかったのだが、実は地球の反対側にその航空会社はあった。両社の違いはどこにあるのだろうか。その差を比較した。
記事 運輸業・郵便業 ヤマトとJALが「航空輸送」でタッグ 撤退続きの過去と何が違う?ヤマトに聞いた勝算 2023/04/24 ヤマトホールディングス(ヤマトHD)は、JALと提携し、国内路線で貨物専用機による輸送を2024年4月から開始することを発表した。これまで大手各社が貨物専用機による航空輸送事業に乗り出すも、すべてが2年足らずで失敗に終わっている。果たしてヤマトHDは、本取り組みのどこに勝算があると考えているのか。担当者に直撃した。
記事 製造業IT TSMCが世界1位になれた理由、開花するまでの「30年にわたる孤独な戦い」の全貌 2023/04/21 米中対立の激化によって、半導体製造技術がビジネス面ではもちろんのこと、国家安全保障の分野においても重要な武器となりつつある。世界のトップを行くのは台湾TSMC(台湾積体電路製造)であり、残念なことに日本勢は手も足も出ない状況である。政府は国策によって半導体産業を復活させようとしているが、TSMCがなぜここまでの企業に成長したのかという本質を理解しなければ、実現は難しいだろう。
記事 製造業IT 半導体「世界大戦」にどこが勝つ? 次の大国は「インドで決まり」の納得理由 2023/04/19 デジタル社会や産業全体を支える重要基盤「半導体」。今や、各国の経済安全保障の要である。しかし、新型コロナの流行で引き起こされた世界的なサプライチェーンの大混乱や、緊張が高まる地政学的な要因から半導体不足が顕著になった。そのため、米国やEU、日本、中国などが軒並み、自国・地域内における先端半導体の自給体制構築に巨額を投じ始めている。しかし意外と知られていないのが、インドも壮大な半導体製造計画を持っていることだ。IT業界に数々の優秀な人材を送り出すインドが、半導体大国に生まれ変わろうとしている。
記事 医療IT 医師の私が「145億円調達できた」ワケ、起業家に必須の「ニーズを捉える力」とは 2023/04/17 死亡者の多い胃がんの早期発見を促進するため、胃カメラ検査を支援する「内視鏡AI」の開発が急がれています。そこで現役の医師であり、AIの研究開発に携わる多田 智裕氏は内視鏡AIを研究開発するため「AIメディカルサービス」を立ち上げましたが、ここではなんと計145億円の資金調達に成功しました。多田氏はこの経験から、資金調達に不可欠なことや、起業に必要なニーズを捉える力などを学んだと言います。そこで今回は、多田氏に起業と経営の極意について解説してもらいました。