記事 ID・アクセス・ログ管理 アマゾンが語る「Amazonログイン&ペイメント」急拡大の理由、数百社が導入の成果とは 2016/03/02 アマゾンが提供している「Amazonログイン&ペイメント」の導入企業が、この1年で急拡大している。なぜ、EC事業者がこぞってこのサービスを導入しているのか。一般ユーザーにはどのようなメリットがあるのか。アマゾンジャパンの井野川拓也氏が、同社のビジネスの現況と、Amazonログイン&ペイメントを導入した出前館や劇団四季、バッグ販売サイトなどの事例で生まれた成果などを解説した。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 民間人校長 山口照美氏の小学校版「システム改革」と「プロモーション戦略」 2016/03/02 2000年の学校教育法施行規則の改正により生まれた、教員免許を持たない「民間人校長」。教育現場以外のフィールドを経験した人間を校長として募集する制度だ。これまで、リクルート出身の藤原和博氏や、平川理恵氏などが注目を浴びた。IT化の遅れが問題点として指摘される公立学校教育現場だが、民間の経験は生かされているのか。大阪市の民間人校長 市立敷津小学校 校長 山口照美氏に話を聞いた。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR ANAがバーチャル美術館でインバウンドマーケティング アートで訪日需要拡大なるか 2016/02/29 ANAは29日、訪日外国人向けのプロモーションサイト「IS JAPAN COOL?」において、バーチャル美術館『IJC MUSEUM』を開設した。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR なぜディズニーは98%のリピート率を誇るのか? 顧客満足向上に必要な6つの要素 2016/02/29 高い顧客満足を獲得することで、着実に業績を伸ばしている企業がある。こうした企業に共通するのは、より顧客に近い「現場」の最前にまで会社のミッションやビジョンが共有され、一人ひとりが主体性を持って行動している点だ。ヴィジョナリー・ジャパン 代表取締役で『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』等のベストセラー作家、鎌田 洋氏が登壇し、自ら働いていたディズニーでの経験を交えながら、個人の能力を引き出し、組織の力を強くするための原則を解説した。
記事 リーダーシップ 「孫子の兵法」は孫子ファンが編集していた? フレームワークは自らで再定義せよ 2016/02/25 「孫子の兵法」における重要フレームワーク「五事七計」は、実は孫子ファンたちによって編集されていた――。現代感覚で読み下すと、実は孫子の冒頭部分は相当なる悪文に見える。兵頭二十八氏は、著書「孫子」において、孫子における「故(ゆえに)」のほとんどは、論理関係を意味するのではなく、別の資料から切り貼りをしたあまたの「編集者」の「カット・アンド・ペースト」の痕跡、段落記号のようなものであると解説している。世界最古の実用的なフレームワークである「五事七計」がたどってきたアプローチを踏まえることで、現代社会におけるフレームワークの応用方法を身に付けることができる。
記事 イノベーション 前野 隆司 慶応義塾大学教授が解説 「幸せとイノベーションのメカニズムは似ている」 2016/02/24 イノベーションを起こせる人は幸せな人だ――。ロボット工学者として知られる慶応義塾大学大学院 教授 前野 隆司氏。同氏は日本では珍しい「幸福学」についても研究しているユニークな人物だ。組織において破壊的イノベーションが起きない理由、そして、関係性が薄いように思われるイノベーションと幸せの関係性について前野氏が解説した。
記事 リーダーシップ 「孫子の兵法」の重要フレームワーク 「五事七計」は「平時」と「戦時」で使い分けろ! 2016/02/24 ビジネスで使えるフレームワークには、通常モレやダブリはあってはならない。にもかかわらず、孫子の兵法における重要フレームワーク「五事」と「七計」は、それぞれに重複した内容が含まれているように見える。今回は「五事=平時も含めた自国の統治の要諦」、「七計=戦地において、勝敗を決する要因分析」という区別をつけて考えることで、この疑問は解消されるのである。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 木暮太一氏が指南!IT業界やB2B業界の「わかりにくい用語」をわかりやすく伝える方法 2016/02/23 「今の日本企業には、商品説明力やマーケティング説明力が圧倒的に不足している」と指摘するのが、一般社団法人 教育コミュニケーション協会 代表理事の木暮太一氏だ。同氏は高度成長期以来のモノの売り方を見直し、従来の視点を変えた上で、説明力の強化に取り組む必要があると強調する。そしてその際には、無理に短いキャッチコピーを作るのではなく、「2行ぐらいの、わかりやすい説明文」を作ることを推奨しているという。
記事 リーダーシップ 「孫子の兵法」のビジネス書には載っていない? フレームワーク「五事七計」の真実 2016/02/23 よくビジネス書のネタにされる孫子の兵法。重要な概念である「五事七計」については、孫子のビジネス書を読んでいる人であれば知っている概念だろう。実はこの「五事」と「七計」には謎がある。このミステリアスなテーマを、オリジナルの文献を読み解きつつ紹介したい。
記事 ロボティクス・ドローン DMM.com × PwCの意外過ぎるロボット事業提携、法人向けの新市場開拓なるか 2016/02/22 IoT時代、最終的な端末になるのは「ロボット」だ――。プライスウォーターハウスクーパース(以下、PwC)とDMM.comが、ロボット産業の成長を加速させるために事業提携することを発表した。世界157カ国、20万人以上のスタッフを擁するグローバル・コンサルティングファームと、幅広いコンテンツ事業を国内で展開するDMM.comの組み合わせを意外に感じられる読者も多いかもしれない。しかし、そこにはロボット業界を活性化させようとする両社のねらいがあった。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 木暮太一氏インタビュー、「マーケティング説明力」を強化する「不」の4分類とは 2016/02/19 日本でもようやくマーケティングが根付きはじめてきたが、その一方で現場のマーケティング担当者には、なかなか思惑通りに情報が伝わらない、あるいは実際の商品の売上アップに結び付かないというジレンマがあるようだ。その理由として「商品説明力やマーケティング説明力が圧倒的に不足しているからだ」と指摘するのが、テレビのコメンテーターとしても活躍し、一般社団法人 教育コミュニケーション協会 代表理事をつとめる木暮太一氏だ。今の企業に求められる視点と具体的な取り組み方法について、木暮氏に話を聞いた。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 米大手下着ブランドのエアリー、ローレンス氏をモデル起用 価値観の変化に企業が対応 2016/02/12 アメリカン・イーグルの姉妹ブランドとして知られている米国大手下着ブランドAerie(エアリー)は9日、イギリス生まれのモデル、イスクラ・ローレンス氏を起用すると発表した。国立摂食障害協会の活動家でもあるローレンス氏は2015年、同ブランドの下着、ラウンジウェア、水着キャンペーンに参加。肉体をポジティブに受け入れることを広める活動家として知られる。エアリーがローレンス氏を起用した背景には、「美」に対する世界的な価値観の変化がある。
記事 グローバル化 伝統芸能はイノベーションに向き合えるのか Twitterとtixeeが突き付けた問い 2016/02/12 2015年、品川区にある十四世喜多六平太記念能楽堂において、「能~ことばを超えて、世界へ向けて~」が上演された。主催はアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、制作は十四世喜多六平太記念財団。難解なイメージが先行し、敬遠されがちな「能楽(能と狂言)」の一部を英語で上演し、日本人だけでなく外国人にも訴求を試みた。本公演で特筆すべきなのが、積極的なIT活用だ。本稿では、伝統芸能におけるIT活用の取り組みを紹介したい。
記事 流通・小売業IT モノタロウの快進撃が止まらない、6期連続最高益を支えるIT基盤とマーケティング 2016/02/10 工業用間接資材の通信販売を手掛けるMonotaRO(以下、モノタロウ)が、6期連続で最高益を更新した。売上・利益ともに大幅に伸びており、2015年12月期通期決算を受けて株価は一時7280円を記録した。ROEが30%を超える優良企業、モノタロウの購買プラットフォームを支えるITやマーケティングの取り組みを紹介しよう。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR ハースト婦人画報社 ブゴンCEOに聞くデジタル戦略、雑誌社が6年連続で成長できた理由 2016/02/10 ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)によれば、「デジタル化(Digitalization)」の影響を最も受けるのは「メディア」産業だという。その「デジタル化」に積極的に取り組むことで、6年連続で増収を続ける雑誌出版社がある。ニューヨークを本拠地とする世界最大級のメディアグループ、ハースト傘下で、「ELLE(エル)」や「婦人画報」などを発刊するハースト婦人画報社だ。日本の書籍・雑誌市場が11年連続で縮小している中で、なぜ好調を維持し続けているのか。代表取締役社長&CEOのイヴ・ブゴン氏に聞いた。
記事 政府・官公庁・学校教育IT 洞爺湖サミットを超える規模の伊勢志摩サミット、成功のカギは東京消防庁にあり? 2016/02/10 伊勢志摩サミット開催まで、2015年2月16日でちょうど100日前になる。この節目をチャンスととらえ三重県では東京・日本橋「三重テラス」を中心に、県内外でさまざまなイベントを開催する。また、県民向けには一体感を持ってゲストを迎えるために「おもてなし大作戦」を実施。三重県出身の元バドミントン日本代表、小椋 久美子さんを観光大使に迎えるなどイベントを展開中だ。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 「復刊」が出版不況の中で注目される? 絶版・品切れ本のデータが明かすヒット作の秘密 2016/02/09 出版不況が叫ばれて久しい昨今、売れる本やコンテンツを制作することに頭を悩まされているコンテンツメーカーは多い。こうした中で、過去のコンテンツの「復刊」への注目が集まっている。絶版・品切れ本をユーザーの投票で復刊させるWebサイト「復刊ドットコム」を運営する復刊ドットコムが、復刊までのプロジェクトや、復刊したコンテンツの具体例などについて紹介した。
記事 AI・人工知能・機械学習 Googleの囲碁ソフト「AlphaGo」がプロ棋士に勝利 それでも人はAIに仕事を奪われない 2016/02/05 Google(以下、グーグル)の開発した囲碁ソフト「AlphaGo」が、欧州のプロ棋士に勝利したことが話題になっている。将棋や囲碁のような複雑なゲームにおいて、AIが人間に勝つことは遠い未来の話ではなくなった。だがそのせいか、近年は「人がAIに仕事を奪われる」という評論を、Webメディアを中心に日々目にする。このあまりにも雑な煽りに振り回されることなく、人間とAIが共存する道を考えてみたい。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O トライベック、「HIRAMEKI management」に見込み客収集・育成・絞り込みのMA機能拡充 2016/02/02 オウンドメディアコンサルティングで知られるトライベック・ストラテジー(以下、トライベック)は2日、同社が提供するマーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management」にマーケティングオートメーション(MA)機能が追加されたことを発表した。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR バービー人形に3体型が新登場、その背景にダイバーシティ対応 2016/01/29 米国時間28日、バービー人形で知られるMattel社が、「petite(小柄の)」「tall(背が高い)」「curvy(曲線的な)」の3体型のバービーを発売した。米メディアTIMEが報じ、その後、米Wall Street Journal、米CNNなど、複数のメディアが続いて報じた。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 苦境に立つ牛丼チェーン、吉野家は「ベジ丼」や「吉呑み」で成果を上げたのか? 2016/01/29 吉野家ホールディングスの平成28年2月期 第3四半期決算が発表された。売上高は前年同期比4.4%増の約1386億円と増加したものの、営業利益は前年同期比40.3%減の約8.5億円と大幅に低下している。円安による原材料の高騰で苦戦を強いられる牛丼チェーン業界において、健康志向イメージを意識した「ベジ丼」や、ちょい飲み需要を狙った「吉呑み」など独自の取り組みを仕掛けてきた吉野家。これらの施策は果たして成果を上げたのだろうか。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 象印マホービンがインバウンド需要に乗れた理由 最高益の秘密と爆買い収束後の戦略は 2016/01/25 日本のインバウンド需要を説明する重要キーワードである「爆買い」。この爆買いにおいて中国人観光客が大量に買ったものの中には、炊飯器と魔法瓶があった。炊飯器や魔法瓶などの調理用家電を主力とする象印マホービンは爆買いの影響を受けて3年ぶりに最高益を更新し、株価も急騰した。国内の家電市場は頭打ちとされていたが、状況は一変したのである。決算発表のあった象印マホービンの業績推移を解説しつつ、爆買いの影響や競合メーカーの動向、今後の課題にも触れていく。
記事 リーダーシップ 「フレームワーク型」の孫子、「事例積み上げ型」の韓非子を読み比べよ 2016/01/22 社会的・経済的な成功を望むにあたって、妻と夫ですら、目指すところが随分違う。この単純な事実から出発して、韓非子は組織の意思統一の難しさを説いた。だからこそ「法による行動の制限」が大切であると。しかし当然のことながら、人の本質を見誤った法は機能しないものである。法家は単純なルール、法律としての「法」だけではなく、人間を動かす原理、社会の仕組みを踏まえた「法則」としての「法」を運用せよということが、法家の主張の本質だったのだ。
記事 見える化・意思決定 鏡開きの菰樽メーカー「岸本吉二商店」、日本酒人気が落ちても利益が上がるワケ 2016/01/21 2016年、新年を迎え申(サル)年のビジネスがスタートした。今年は60年に一度の丙申(ひのえさる)。さて、どのような展開が待ち受けているのか。芥川龍之介や清水義範など著名な作家が題材にしてきた昔話「さるかに合戦」を引用しつつ、老舗メーカーの岸本吉二商店が取り組んだ新商品開発の事例にヒントを探ってみたい。
記事 リーダーシップ 孫子が説く、組織でプロジェクトを成功させるための「道」の研究とは 2016/01/20 我々が今日において手にする孫子とは、「思想のカンブリア紀」とでも言うべき社会、そのなかでもっとも成功した書物である。戦争をしていない我々が、時代も目的も遠く離れた孫子にヒントを見いだせる(あるいは見出したい)と考えるキーワードは、「組織戦」と「プロジェクト性」である。このなかで「道」こそが、最も中心的な概念を成すということは明らかに了解されることであろう。この「道」という概念は、孫子にかぎらず、古代中国の諸子百家がこぞって研究した概念であった。
記事 リーダーシップ マッキンゼーの「7S」と孫子の「五字七計」を比較 古典からビジネスを読むポイント 2016/01/19 数多くの経営指南書において指摘されているとおり、孫子兵法は現代における企業経営にあてはめることが可能である。しかし問題は、これが直感に馴染み過ぎて、細かい部分の検討をせぬまま飲み込まれてしまいがちである、ということだ。あえて細部にこだわって読み進めることによって、その精神や骨法に迫らなければ、皮相的な理解に留まってしまい、「生兵法は大怪我のもと」にもなりかねない。今回は、現代のビジネスに「孫子の兵法」を活かすための方法を前・中・後編にわたって考えてみたい。
記事 新製品開発 富士フイルム、なぜ銀塩の「チェキ」がデジカメよりも儲かるのか 2016/01/15 富士フイルムホールディングスといえば、インフルエンザ薬の「ファビピラビル・アビガン」が脚光を浴び、液晶用偏光板保護フィルムで世界シェアの約80%を握るなど「オンリーワン、ナンバーワンの技術、製品」で語られることが多い。その一方で、要素技術を巧みにインテグレーションしてアイデア豊かなヒット商品を生み出してきたメーカーでもある。その代表的な製品がかつての「写ルンです」であり、現在の「チェキ」だ。アジア、欧米での「チェキ」人気で、消滅間近かと思われた銀塩フィルム写真カメラが大復活を遂げた。
記事 新規顧客開拓 飲食店コンサルに聞く、IT活用でマスコミ取材を受けたり、人材不足に対応する方法 2016/01/14 中小企業にとって、「自社の知名度向上」はビジネスの拡大/継続に不可欠な至上命題といえる。だが「ホームページを立ち上げたが、期待した効果が得られない」といった悩みを抱える企業も少なくない。そこで、今回は飲食店向けに数多くの成功を収めているコンサル企業への事例取材を元に、少人数でも最大の成果を挙げられるWebサイト活用の秘訣などを探っていくことにする。
記事 人材育成・人材獲得 広告アイデアソンレポート 広告課題解決のカギは異分野交流にあり 2016/01/14 昨年12月12日、東京工科大学主催のアイデアソン「越境して『広告』の未来を探索しよう」が行われた。東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科長上林憲行氏らが進める「越境する広告メディア研究会」の活動として始まったものだ。変容する社会の状況に合わせて、広告も変わらなければいけない。広告の未来について、広告のプロだけでなく、さまざまな分野の人が集まることによって、新しい議論を起こそうというものだ。
記事 グローバル化 1日2ドル以下で暮らす人に何が売れるのか? BRAC大の副学長が故郷に戻った理由 2016/01/13 性別や国籍、宗教などの違いを超えて、さまざまな価値観を持つ多様な人材を受け入れて、活用していこうという「ダイバーシティ」。今後成長を続けていくために、多くの企業が取り組んでいる課題だが、こうした多様性を受け入れるという視点は、マーケティングに携わっている人たちにも求められる。そこでは、西側諸国の「きらびやかな」マーケティングだけではなく、たとえば1日2ドル以下で暮らす人々(=BoP)も巻き込んでいくことが求められる。