記事 グローバル・地政学・国際情勢 日本企業のグローバル戦略を成功に導く9種類のソーシングモデルと6段階の成熟度モデル 2012/06/20 世界経済の危機が日本にも影を落としている。グローバルな過当競争はより収斂されているが、一方で国内GDPは横ばい状態で人口も減少しはじめ、外部労働力への模索も始まっている。「新興市場の成長は脅威だが、その半面で大きなチャンスにもつながる。これはグローバルソーシングにも深く関連する点だ。グローバリゼーションのインフラがデジタル化し、いかにこれらの事業をビジネスの再建や見直しに当てられるかということが、企業の未来を占う指針になる」と語るのは、ガートナー リサーチでグローバルITサービス市場の分析を担当するロルフ・ジェスター氏だ。
記事 経営戦略 クラウドは水ビジネスの救世主となるか?新たなプラットフォーム構築を進めるメタウォーター 2012/06/14 いまやクラウドコンピュ―ティングはあらゆる業種・業態に広がりを見せている。中でも先ごろ開催された富士通フォーラム2012で出展されていたウォータビジネスクラウド(WBC)は非常にユニークな事例と言える。「水ビジネスとクラウドコンピューティングというと、一見関係のない異質なもののように思われるがそんなことはない」と語るのはメタウォーター 取締役 WBC推進プロジェクト室長の中村 靖氏だ。一体、水ビジネスとクラウドはどのように結びついているのだろうか?
記事 業務効率化 駐車場をPOSに!躍進するパーク24を支えるM2Mシステム--川上紀文執行役員 2012/06/13 M2Mを効果的に使って、急成長を遂げる企業がある。時間貸駐車場の「Times24」などを手がけるパーク24だ。駐車場にあるすべての清算機に通信モジュールを設置し、常時センターと通信することで、その入出庫状況をリアルタイムで把握するだけでなく、まったく新しいサービスや事業を矢継ぎ早に展開している。ITを活用して躍進する同社の執行役員 業務推進本部長 川上紀文氏が、M2M活用のベストプラクティスを明かした。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング Excelでもここまでできる!企業データ分析に使えるExcelの機能を解説 2012/05/23 迅速かつ的確な意志決定を支えるのは、日々生まれる膨大なデータの分析だ。とはいえ、大仰なデータ分析ツールの導入には、なかなか踏み込めない場合もあるだろう。しかし実は、多くの企業が表計算ソフトとして導入しているExcelでも、データ分析は可能だ。そこで本記事では、Excelをデータ分析ツール(BI)として徹底活用する方法について紹介したい。
記事 業務効率化 【LIXIL、東海漬物 事例】2社の成功事例で学ぶ、企業データ活用術 2012/05/18 企業活動で発生するデータは、年々増加する一方だ。増えすぎるあまり管理が行き届かず、どこに何があるのか分からない状態になってしまったり、体系立てた収集・集計ができず、せっかく収集したデータの分析や活用がおろそかになってはいないだろうか。そこで、蓄積されたデータやノウハウを効率よく全社的に利用することによって、大きな成功を収めた2社──年商1兆2,150億円を誇るLIXIL、および「きゅうりのキューちゃん」で有名な東海漬物の成功事例について紹介しよう。※肩書きや内容は、取材当時(2011年11月)のものとなります。
記事 グループ会社管理 グローバル展開での本社の役割は?GHQとRHQの権限委譲・業務移管における最適解 2012/05/18 製造業を中心にグローバル化への対応が迫られている日本企業。特に現地ニーズへの対応や効率的な事業運営という観点から見た場合、どの水準まで本社が現地を直接管理できるのかを見極める必要がある。野村総合研究所の国井勝則氏は「海外売上比率が30%以上になると、RHQの必要性が飛躍的に高まる」と指摘する。それではその後、本社(GHQ:Global Headquarters)と地域統括会社(RHQ:Regional Headquarters)の権限の線引きはどのように行えばよいのだろうか。
記事 経営戦略 【書籍プレゼント】みんなが知りたいLCCの疑問50 2012/04/23 ひと昔前では考えられない格安運賃をウリに、世界中でシェアを広げているのが、格安航空会社、通称「LCC」。そして2012年、その勢いは日本の空をも巻き込んだ。しかしあまりにも安いため、安全面やサービス面などでなにか裏があるのでは? と疑ってしまう人もいるだろう。格安を実現している裏の裏に迫り、LCCに関する数々の疑問に答えていく本書を、抽選で2名の方にプレゼントする。応募締め切りは5月20日19時まで。
記事 経営戦略 良品計画 松井忠三会長:“無印良品は終わった”から奇跡の復活を遂げたトップマネジメントの極意 2012/04/02 衣服・食品・生活雑貨などを企画・販売する「無印良品」。その運営母体が良品計画だ。無印良品は1980年12月に西友のプライベートブランドとして始まり、1990年3月に西友から分離、直営店は1989年6月に設立されていた良品計画へと移管された。そこから良品計画の第一期が始まる。同社は“わけあって安い”をブランドコンセプトに掲げ、設立からの10年間、右肩上がりの成長を遂げた。しかし2000年に入って失速、それを機に抜本的な企業改革に乗り出す。3月6日に開催されたBPMフォーラム2012から、当時の社長で改革の陣頭指揮を執った良品計画 代表取締役会長の松井忠三氏の講演をレポートする。
記事 人件費削減・リストラ ダウンサイジング、リストラ、リエンジニアの違いは何か:篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(32) 2011/07/26 ITの世界では新しいことが次々と生まれている。そのため、IT投資が効果をあげるには、永続的な企業改革が欠かせない。企業改革の実態は多様だが、インフォメーション・エコノミーの枠組みで整理すると、ダウンサイジング、リストラ、リエンジニアの3つに大別できる。それらの違いをしっかり見極めれば、何が成果につながるか、その道筋が見えてくるはずだ。
記事 業務効率化 業務を効率化する6つの方法:小さな会社のちょっと非常識なIT活用術(3) 2011/01/18 世の中にいる誰もが平等に与えられているものは時間です。ECスタジオがITを重要視しているのは、活用の仕方によってITが時間を何倍にも増やすことができる「時間製造ツール」だからです。前回は多様なツールを使い分けて、社内コミュニケーションを円滑にする6つの法則について触れました。今回はさまざまな業務を劇的に効率化する6つの方法をご紹介しましょう。パワーポイントを使わない、タイピング効率を上げるなど、どれも多くの企業で実践できると思います。(執筆:EC studio 代表取締役 山本敏行)
記事 業務効率化 社内コミュニケーションを円滑にする6つの法則:小さな会社のちょっと非常識なマネジメント手法(2) 2010/12/28 世の中にいる誰もが平等に与えられているものが何かわかりますか? 答えは、そう、時間です。前回も、会社の利益は時間の使い方で決まるというお話しをしました。ECスタジオがITを重要視しているのは、活用の仕方によってITが時間を何倍にも増やすことができる「時間製造ツール」だからです。同じことを二度以上話すことがわかっている場合は動画に撮る、共有すべき情報は口頭で話すのではなくグループチャットでログを残す、電話は極力使わない、機会損失を意識する、などです。今回はITで社内コミュニケーションを効率化し、時間を有効活用する6つの法則をご紹介しましょう。(執筆:EC studio 代表取締役 山本敏行)。
記事 業務効率化 生産性を上げてコストを下げる4つの方法:小さな会社のちょっと非常識なマネジメント手法(1) 2010/12/14 日本企業の多くが、頑張っているのに利益が出ない、給料も増えない…という状況に直面しています。いくらモチベーションが高い社員を採用しても、利益が出ていない状態が長く続くとモチベーションは下がっていきます。社員が頑張る→利益が増える→給料が増える→モチベーションが上がるという好循環のスパイラルを起こす必要があります。本連載では、こうした好循環を起こすために、簡単に実践できる“ちょっと非常識なマネジメント手法”をご紹介しましょう。これらの方法は私の会社、ECスタジオですべて実践・実証済みの方法ばかりです。(執筆:EC studio 代表取締役 山本敏行)。
記事 業務効率化 急速に進む日本企業の海外生産、今後の動向とその課題--グローバルな最適配置を目指す企業は7割超 2010/10/07 政府の介入により、いったん落ち着きを見せたものの、対ドル、対ユーロで15年ぶりとなった円高傾向は、日本で大きな割合を占める輸出業への影響が避けられそうにない情勢だ。中でも、日本の製造業は「生産拠点の海外シフト」の時代から「グローバルネットワークの深化」の時代へと新たな段階を迎えている。産業の空洞化も懸念される中、企業はどのような戦略が求められるのか?野村総合研究所(以下、NRI)の調査をもとに、グローバルオペレーションの動向と課題についてみてみよう。
記事 グループウェア・コラボレーション 共同編集やバージョン管理など、SharePointとの連携をチェック:企業がOffice 2010を導入するメリットはあるのか?(2) 2010/08/24 企業の生産性を上げるには、社員同士やパートナー企業と効果的に共同作業できる環境が必須だ。マイクロソフトは、効率的な共同作業を実現するためのプラットフォームとしてSharePointを用意しており、Office 2010では、このSharePointとの連携強化が大きなポイントとなっている。たとえばOffice 2010の目玉とも言える機能、「Office Web Apps」──WebブラウザでOfficeファイルを閲覧・編集できる機能──は、企業向けにはSharePointを基盤とした環境で提供されている。そこで今回は、Office 2010のメリットを考えるときには無視できない、SharePointとの連携で実現できる機能について見ていこう。
記事 インボイス・電子帳票 TCO/運用管理工数の削減に役立つ! 各システムからのアウトプットを一元管理するアプライアンスサーバに注目 2010/08/11 さまざまなITシステムが導入されるに伴い、企業のアウトプット環境は複雑化し、肥大化していく。台数の増えたプリントサーバ、FAX専用サーバ、業務別に存在する複数の専用アウトプットサーバ──これらの管理・運用コストはばかにできないが、使う人の慣れと諦めによってカバーしていないだろうか? そこで、さまざまなシステムに共通のアウトプット基盤を提供するアプライアンスサーバ「iPDC Server」を紹介しよう。
記事 Wi-Fi・Bluetooth iPad導入の4分野36事例を調査、営業用途のみで2015年にノートPC21万台を置き換え 2010/07/30 市場調査会社のシード・プランニングは30日、iPadのビジネス活用の現状とタブレットPCの市場動向について調査を行い、その結果を発表した。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング CPMとは何か:BIの先へ、企業の財務予測や収益性モデリングを強化するCPMに注目せよ--ガートナー ナイジェル・レイナー氏インタビュー 2010/07/28 Business Intelligence(BI)、Business Process Management(BPM)といったキーワードに、企業のITシステムを経営層の意思決定や市場予測に活用しようという動きがある。その一方で、これらのモデルアプローチでは、肝心の経営の意思決定部分での支援が十分でないという指摘もある。Corporate Performance Management(CPM)は、このような従来のBIでカバーしきれていない領域にリーチする新しい分析アプリケーションとして注目すべきものだとガートナー リサーチ バイス プレジデント ナイジェル・レイナー(Nigel Rayner)氏は説明する。レイナー氏にCPMの現実解について話しを伺った。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング ガートナー堀内秀明氏講演:3段階で行うBI実践ステップ 2010/07/16 「リーマンショック以降、景気先行き不透明感がぬぐいきれていない。いつ良い状態がやってくるのか、本当に回復する兆しを見つけるにはどうしたらいいか、というのが今の経営者の課題」。7月14日に開催された「ガートナー ビジネス・インテリジェンス&情報活用サミット2010」でガートナー リサーチ バイス プレジデント 堀内秀明氏はこう切り出した。堀内氏は不透明な経済環境下でも企業が成長を描くためのBI活用方法について解説を行った。
記事 電子メール・チャット Office 2010の価格、構成、強化ポイント:企業がOffice 2010を導入するメリットはあるのか?(1) 2010/07/12 Microsoft Officeの最新バージョン、Microsoft Office 2010が登場した。約3年半を経てのバージョンアップであり、Microsoft SharePoint 2010との連携や、Webアプリ版の登場など、機能が強化されているのは間違いない。しかし、企業にとってOffice製品のバージョンアップは、OSのバージョンアップと同様に大きな負担となる。大きなメリットがなければ、わざわざ導入したくないというのが本音だろう。そこで本連載では、Office 2010導入による企業メリットについて探っていきたい。第1回は、Office 2010の構成や価格、強化されたポイントを総合的に見ていこう。
記事 ITコスト削減 「料金は1時間10円が標準」クラウド時代に注目の製品群、クラウド時代のベンダーとの付き合い方--野村総合研究所 城田真琴氏 2010/06/17 「クラウドは一時のバズワードでは終わらない」。クラウドの動向を長く注目してきた野村総合研究所 情報技術本部 技術調査部 上級研究員 城田真琴氏はこう指摘する。いよいよ本格化するクラウドだが、サービス提供ベンダーが増えるにつれて競争も激化している。ITロードマップセミナーSPRING 2010「最新IT動向と企業情報へのインパクト」で城田氏は、クラウド市場の動向、注目の製品群、さらにクラウド時代のベンダーとの付き合い方について語った。
記事 環境対応・省エネ・GX スマートシティとは何か?都市を効率化する3つのIT--米IDC リック・ニコルソン氏 2010/06/07 昨年、米オバマ大統領が多額の投資を行うと発表して話題になったスマートグリッドだが、ここにきて都市を丸ごとスマート化する「スマートシティ」構想が注目され、日本を含めた一部の国で実証実験もスタートしている。この「スマートシティ」とは何なのだろうか。早くからこの分野を注目している米IDC Energy Insightsのバイスプレジデント、リック・ニコルソン氏は、グローバルで2,000億ドル規模、日本だけでも7,000億円から1兆円規模のビジネスになると指摘する。今回、ニコルソン氏に単独インタビューを行い、スマートシティの概要と必要となる3つのITの構成技術、日本企業がこの分野で発揮できる強み、CIOがウォッチしておくべき課題などについて語っていただいた(2017年11月15日一部更新)。
記事 Office、文書管理・検索 「大事なファイルが見つからない」を解消する方法:中堅・中小企業市場の解体新書(14) 2010/03/11 大企業の各事業部はもちろん、中堅・中小企業においても、ファイルサーバは広く利用されている。「エクスプローラ」などで共有フォルダを開いて、部課内で共有したいオフィス文書を保存するといった操作は、誰もが1度は経験しているだろう。規模の大きくないユーザー企業では、ファイルサーバの台数も限られており、全体のデータ量もそれほど多くない。とはいえ、抱える課題は決して少なくないのが実情だ。今回はオフィス文書の共有を図ろうとする際の課題と、具体的なIT製品もご紹介しつつ、その解決方法について考えてみよう。
記事 経営戦略 アウトソーシング・コストを考える:CIOへのステップアップ財務・戦略講座(4) 2009/12/11 今回は、アウトソーシング・コストについて考えてみます。現在、アウトソーシングを利用しないですべてのことを自前で賄う企業はまずないといっていいでしょう。アウトソーシングは、コストがかかる半面、企業の収益を拡大するためには欠かすことのできない要素です。このアウトソーシングをとどう向き合っていくか、財務・戦略の面から考えていきましょう。
記事 業務効率化 関西流ベタベタIT商法の挑戦54~3つのケチケチで顧客満足度を上げる 2009/09/16 大手から中小零細企業、個人事業者まで、さまざまな業態が参入しているリフォーム業界。施工業者が乱立する一方、景気の低迷で増改築時期の延期や工事規模の縮小などで業界全体の受注数は、ここ数年伸び悩んでいる。
記事 データセンター・ホスティングサービス ネットプライス導入事例:データセンターの全面移転、成長著しい先進Eコマース企業が求めた要件とは 2009/06/15 インターネットを通じたユニークなECサイトを数多く手がけるネットプライスグループは、2009年の4月~5月にかけて、同サイトのサーバを新しいデータセンターへ全面移転し、大幅なサーバ統合と運用の効率化を実現した。最先端のネット企業が求めるデータセンターの条件と、新しいデータセンターに移転したメリットについて、移転プロジェクトを手がけたネットプライス 水書靖之氏に話を伺った。
記事 業務効率化 藤巻幸夫氏直伝!中堅企業が難局を乗り切る経営ノウハウ 2009/06/11 未曾有の逆境に直面し、身動きのとれない日本の中堅企業も少なくない。この難局を乗り切る妙手を求めて、福助の経営再建などに辣腕を発揮した藤巻幸夫氏を訪ねた。ビジネスの現場はもちろん、マネジメントまで、幅広い領域で活躍する藤巻氏のメッセージは、明快かつストレートなものだった。これまで、あまり語られることがなかった藤巻流IT活用と、ITの可能性についても言及。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 工事進行基準への最小対応による、最適プロジェクト管理のススメ 2009/06/02 「工事進行基準の導入で原価管理を厳密に行うのはいいが、その要員をどうするのか?」人手の限られた中堅中小規模のシステムインテグレータにとって、このやりくりが切実な問題になっている。原価をきちんと把握することは、法令遵守の視点(コンプライアンス)だけではなく、コスト抑制の観点からみても、非常に効果的だといえるが、何をどこまでやればいいのか悩んでいる企業も少なくないだろう。そこで、プロジェクト原価管理システムを手がけるNTTデータ イントラマートの久木田浩一氏に、最小限のコストで工事進行基準に対応する方法や、原価管理によって業務改善・コスト削減に成功した2社の事例などについて話を伺った。
記事 IR・CSR 【民主党藤末氏コラム】「和をもって尊しとする会社へ!」 2009/05/18 日本企業の経営者のマインドが欧米化していると懸念を抱くふじすえ健三氏。このままでは日本企業はますます弱くなると警笛を鳴らす。では今、何をすべきか?大反発を覚悟でやるべき事を提言する。そのキーワードは、「和をもって尊しとする会社へ!」だ。
記事 サーバ これだけ読めば分かる、サーバ仮想化とは何か?【2分間Q&A(54)】 2009/05/07 ここ数年、サーバ仮想化が大きく注目されている。社内システムやコマースシステムの機能増強やサービス拡充へのニーズは広がるばかりであり、増え続ける物理サーバの運用管理の負荷やコスト負担は限界に近づいている。この問題を抜本的に解決するサーバ仮想化のしくみとメリットについて、基本的なトピックスから見ていくことにしよう。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 連載一覧:外食産業IT化 2009/03/23 日本に本格的な外食産業が誕生して30年あまり。その間、多様化するニーズと社会変化に伴い、外食産業は大きな変遷を遂げた。情報システムの発展により、IT化の波も押し寄せた。とはいえ現実はまだITの恩恵を十分に享受できていないのが実情だろう。外食産業は接待が主体となるため、どうしてもIT化とは疎遠なイメージもある。しかしPOS、オーダーシステム、各種機器類などが結び付き、今後もIT化がさらに進展するものと予想される。そのために業種を超えたオープンな標準規格が必要だ。外食産業のIT化はどこまで進展するのか?本連載では、国内外における外食産業のIT標準化の動向について紹介する。