記事 BPM・BPR 東証が挑んだビジネスモデル改革、世界から選ばれるための「3つの条件」とは 2015/12/11 2005年、重大なシステム障害を発生させた東京証券取引所ではシステムの強化に着手、2010年には新たな株式売買システム「arrowhead」のサービス提供を開始した。同時に日本取引所グループ(JPX)のプライマリサイト内で、arrowheadと投資家の発注システムを直結するコロケーションサービスの提供も開始、システム強化と併せてビジネスモデルの変革も実現した。その取り組みについて、元日本取引所グループのCIOで、証券保管振替機構 常務執行役 CIOの鈴木義伯氏が明らかにした。
記事 開発総論 IaaSやPaaSではなく「Container as a Service」 Dockerが打ち出す新機軸 2015/11/26 Docker社はスペインのバルセロナでイベント「DockerCon Europe 2015」を開催。2日目の基調講演で、同社はコンテナを用いた開発からデプロイ、運用までのアプリケーションライフサイクル全体を、クラウドとオンプレミスの両方において支援する「Container as a Service」の提供を打ち出しました。
記事 オープンソースソフトウェア IBMが買収したBlue Boxの創業者に聞く、なぜOpenStackのマネージドサービスに着目? 2015/10/15 6月にIBMが買収を発表した会社「Blue Box」は、OpenStackのマネージドサービスを提供する企業です。
記事 開発総論 「ハッカソン」が大ブームの理由、企業が活用してイノベーションに結びつけるコツとは 2015/10/06 ここにきて急速に市民権を得ている「ハッカソン(hackathon)」。多様な人材が集まり、さまざまなアイデアを短期間で一気に実現する場になっている。従来は技術者が中心のイベントだったが、プロデューサーやデザイナーなども新たに参加しはじめ、ファッションや音楽まで幅広いジャンルで開催されるようになってきた。このハッカソンの持つパワーを企業が上手く取り入れ、新しいイノベーションを起こしていくためにはどうしたらよいのだろうか。野村総合研究所(NRI)の上野哲志氏が解説する。
記事 人材育成・人材獲得 元AWSエバンジェリストの堀内氏が教える、尊敬できるアニキとの出会い方 2015/09/17 7月26日に産業技術大学院大学にて「July Tech Festa 2015」が開催されました。基調講演に登壇したのは、元AWSエバンジェリストの堀内康弘氏。クラウド時代のエンジニアはどのようなスキル、マインドを目指すべきなのか、独自の見解を、ソーシャルゲーム企業のCTOやクラウドのエバンジェリストなどの経験に基づいて紹介してくれます。講演の内容をダイジェストで紹介します。
記事 人材育成・人材獲得 「技術は手段であると心得よう」 元AWSエバンジェリスト堀内 康弘氏が経験を語る 2015/09/15 7月26日に産業技術大学院大学にて「July Tech Festa 2015」が開催されました。基調講演に登壇したのは、元AWSエバンジェリストの堀内康弘氏。クラウド時代のエンジニアはどのようなスキル、マインドを目指すべきなのか、独自の見解を、ソーシャルゲーム企業のCTOやクラウドのエバンジェリストなどの経験に基づいて紹介してくれます。講演の内容をダイジェストで紹介します。
記事 業務効率化 ガートナーが指摘する、CIOなら知っておくべきアジャイル開発についての10項目 2015/07/30 米調査会社のガートナーは、「アジャイル開発についてCIOが知るべき10の事柄について」を発表しました。
記事 政府・官公庁・学校教育IT 区民の声聞く“営業マン”を配置、史上最年少区長が生み出した子育て支援策 2015/06/02 大阪市都心部の南東に位置し、市内有数の文教地区として、子育て世代の人口増加が続く天王寺区。3年前、橋下徹大阪市長から史上最年少の27歳で区長に任命された水谷翔太区長は、スマートフォンのアプリケーションを開発し、子育て情報を提供するユニークな行政サービスで話題を集めている。子育て世代は政治、行政離れが進み、区役所と関わることが滅多にない。水谷区長は「区民の声を直接聞き取り調査した結果、このサービスが生まれた。声なき区民のニーズを反映することができたのが何よりの成果だ」と胸を張る。
記事 リーダーシップ 元スクウェア・エニックス CTO 橋本 喜久氏が語る、ゲーム開発はなぜ炎上するのか? 2015/05/29 ゲーム開発が炎上した時に、マネージャーとして、あるいは技術者として何が重要なのか――。橋本 善久氏は、SEGAにおいて「ソニック」、スクウェア・エニックスにおいて「FINAL FANTASY XIV」の開発に関わってきたゲームクリエイターである。自身の経験を踏まえたうえで、同氏はなぜゲーム開発が炎上するのか、さらには、今後ゲーム開発に関わるであろう中高生に向けて、大切な7つのマインドセットについて語った。
記事 開発総論 ウォーターフォールとアジャイル、2つの開発手法を連携して使いこなす3つのポイント 2015/05/08 アプリケーション開発では、品質や堅牢性を重視すべきか、あるいはスピードや流動性を採るかのジレンマに直面することが多い。しかしそれらは本来、プロジェクトの目的やアプリケーションの特性に応じて、優先順位が決定されるべきものだ。企業のITには、長期的な安定と瞬発力という相反する「2つの流儀(バイモーダル:Bi-modal)」によるシステム開発が求められることになる。今なぜバイモーダル開発が必要なのか、TVショッピングを手がけるジュピターチャンネルや大手自動車メーカーの成功事例を通して、2つの流儀をどう使いこなしていくかという点について掘り下げていきたい。
記事 開発総論 テストエンジニアとデベロッパーとの幸せな関係はどう変化していくのか(後編) 2015/04/01 ソフトウェアテスト分野で国内最大のシンポジウム「JaSST'15 Tokyo」が2月20日、21日の2日間、東洋大学で開催されました。
記事 開発総論 テストエンジニアとデベロッパーとの幸せな関係はどう変化していくのか(前編) 2015/03/31 ソフトウェアテスト分野で国内最大のシンポジウム「JaSST'15 Tokyo」が2月20日、21日の2日間、東洋大学で開催されました。
記事 設備投資 資生堂、みなとみらいにマーケティングを融合した新研究所 300~400億円投資 2015/03/26 資生堂は26日、革新技術を創出し新しい価値を生み出す新研究所「グローバルイノベーションセンター(仮称)」を、横浜・みなとみらい 21 地区に設立すると発表した。
記事 その他ハードウェア ソフトバンクロボティクス、「Pepper(ペッパー)」を一般販売 ロボアプリストア開設 2015/02/20 ソフトバンクロボティクスとソフトバンクモバイルは20日、世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を、2015年2月27日より一般に販売を開始すると発表した。
記事 流通・小売業IT オムニチャネルの先駆者、東急ハンズの長谷川秀樹執行役員が語る「勝てるIT」の真髄 2015/02/12 生活雑貨を主体に、プロ用の工具や素材・材料類まで多様な品揃えが特徴の東急ハンズ。オムニチャネル先駆者として2005年にECサイトを開設し、2014年には年商約10億円の規模にまで成長を続けている。また、自社システムの開発ノウハウを活かし、2013年にはハンズラボというSI会社を設立した。東急ハンズは、どのようにしてIT部門を「ビジネスに直結する」組織へと変革してきたのだろうか。第3回ITACHIBA会議において、同社執行役員兼ハンズラボ代表取締役社長の長谷川秀樹氏が明かした。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 日本IBM、「エンタープライズBluemixセンター」新設 高セキュリティの専有PaaS提供 2014/12/15 日本IBMは15日、シングルテナントの「IBM Bluemix Dedicated(ブルーミックス・デディケイテッド)」を提供する。あわせて「プライベートAPIカタログ」を新たに提供するとともに、「エンタープライズBluemixセンター」を新設すると発表した。
記事 品質管理 東京海上日動システムズ前社長 横塚裕志氏が語る、新しい時代の「品質」の定義 2014/09/29 ソフトウェアがビジネスの成否を握る時代に、ソフトウェアの品質はどう定義されるのか。9月10日から12日の3日間、東洋大学で開催された日本科学技術連盟主催の「ソフトウェア品質シンポジウム 2014」(SQiP 2014)基調講演では、東京海上日動システムズ顧問 横塚 裕志氏が登壇。「ビジネスが変わる…品質が変わる」と題し、ビジネスがソフトウェアによって作られていく時代のソフトウェア品質について、新たな考え方が提唱されました。そしてこの新しいソフトウェア品質に基づくと、従来のIT業界におけるビジネスモデルやマインドを大きく変える必要があることも説かれています。基調講演の内容をダイジェストで紹介します。
記事 開発総論 スティーブ・ジョブスはいない──Win-Winの開発を実現するために必要なこと(後編) 2014/09/17 7月末に行われたDevelopers Summit 2014 Summerのセッション「創業122年の企業と顧客価値にコミットした 開発を実現する試みと成果について」では、東京商工リサーチのシステム開発を行ったグロースエクスパートナーズが、「プロダクトオーナーとしての組織」と題して。受託開発における現実的なプロダクトオーナーの取り組みについて解説しています。セッションの内容をダイジェストで紹介します。
記事 開発総論 スティーブ・ジョブスはいない──Win-Winの開発を実現するために必要なこと(前編) 2014/09/16 ソフトウェア開発において、プロダクトに責任を持って決断してくれる優秀なプロダクトオーナーがいることは望ましいことですが、一般に受託開発において、お客様側にしっかりとしたプロダクトオーナーとしての担当者がいることはめったにありません。7月末に行われたDevelopers Summit 2014 Summerのセッション「創業122年の企業と顧客価値にコミットした 開発を実現する試みと成果について」では、東京商工リサーチのシステム開発を行ったグロースエクスパートナーズが、「プロダクトオーナーとしての組織」と題して受託開発における現実的なプロダクトオーナーの取り組みについて解説しています。
記事 BPM・BPR 西武グループの情報システム部は、どのようにして業務をクリエイティブにしたのか 2014/09/08 鉄道やホテル、不動産などの各事業を展開する西武グループでは、グループ企業の約30の基幹システムを統合することを目指し、短期間でERPパッケージを導入した。既に運用しているJ-SOXにおけるIT全般統制(ITGC)に対応した業務フローのより効率的な運用を求められ、業務プロセス管理を強化するためにBPMS(ビジネスプロセスマネジメント・システム)を導入、業務プロセスの見える化とITGCのさらなる強化を実現した。その取り組みについて、BPMフォーラム2014で登壇した西武ホールディングス 情報システム部 マネジャーの前川芳範氏が語った。
記事 政府・官公庁・学校教育IT マイナンバーにどう対応?札幌市の命運をかけた130億円の基幹系オープン化プロジェクト 2014/08/18 北海道札幌市では2010年から6年間の計画で、基幹系情報システムの再構築プロジェクトに取り組んでいる。その目的は大規模一括発注とベンダロックインからの脱却を図ること。そこで採用したシステム開発のフレームワークが、産業技術総合研究所(AIST)の提唱する「AIST包括フレームワーク」だ。その実際の取り組みについて、BPMフォーラム2014で登壇した札幌市 情報化推進部 システム開発担当課長の長沼秀直氏が語った。
記事 BPM・BPR TMJ 林純一 社長:Google AppsとQuestetraのBPMSで実現したビジネスイノベーション 2014/08/12 ベネッセグループでコンタクトセンター事業やバックオフィス事業を展開するTMJでは、日々、クライアントから受託した事務処理業務の生産性向上活動に取り組んでいる。そこでまず必要となるのが、事務処理プロセスを可視化し、文書化し、標準化することだ。その具体的な取り組みについて、TMJ 代表取締役社長の林純一氏が語った。
記事 BPM・BPR システム開発自体にもう価値はない、ビジネスプロセスをどうデザインするか 2014/08/07 スマートデバイスの急速な普及も手伝い、オンラインビジネスが増加している。しかしある調査によれば、米国でさえ、B2Cビジネスにおけるオンラインの占める割合はまだ6.4%に過ぎず、今後オンラインビジネスは爆発的に増えていくことが予想される。BPMフォーラム2014で登壇した東京海上日動システムズ 前社長で現顧問、一般社団法人情報サービス産業協会 副会長の横塚裕志氏は「そこに“ブルーオーシャン(=競合のいない未開拓市場)”が広がっている」と指摘し、「これからのビジネスの競争力は、ソフトウェアの良し悪しで決まる」と断言する。
記事 医療IT 日本IBM、改正薬事法に準拠したヘルスソフトウェア開発製品を発表 豆蔵と共同開発 2014/08/06 日本アイ・ビー・エムは6日、一般社団法人ヘルスソフトウェア推進協議会から公表された「ヘルスソフトウェア開発ガイドライン」に準拠した、ヘルスソフトウェア開発管理ソリューションを2014年9月中旬から提供していくと発表した。
記事 開発総論 日本オラクル、「Oracle Mobile Suite」を提供開始 モバイル開発を支援 2014/08/05 日本オラクルは5日、モバイル・アプリケーション開発と既存アプリケーションの迅速なモバイル展開を可能にする統合基盤「Oracle Mobile Suite」の提供を開始したと発表した。
記事 物流管理・在庫管理・SCM クロネコヤマトのIT戦略、進化を続ける「宅急便」とそれを支える「NEKO」システム 2014/05/22 大正8年(1919年)創業、クロネコヤマトでよく知られるヤマトグループ。1976年には「宅急便」を開始し、初日に11個だった荷物取り扱い数は、今や年間16億6500万個にまで拡大した。2013年3月度の売上高は1兆2823億円にのぼり、同年7月にはさらなる進化を目指してバリュー・ネットワーキング構想を発表した。ヤマトホールディングス IT戦略担当 シニアマネージャー/ヤマト運輸 情報システム部長の田中従雅氏は「この取り組みは、ヤマトグループの中で創業以来3回めとなるイノベーション」と語り、「顧客視点のソリューションとコスト競争力に裏付けされた顧客満足を実現する」と強調した。いまやネット通販などでも重要な物流網を支えるIT基盤はどう進化を遂げているのだろうか。
記事 開発総論 注目高まるPaaS基盤「Cloud Foundry V2」のアーキテクチャはどうなっている?(後編) 2014/05/21 オープンソースで開発されているPaaS基盤ソフトウェア「Cloud Foundry」は、開発元であるVMware(現在はPivotalへ移管)はもちろん、IBMは自社のPaaSであるBlueMixに採用し、またヒューレット・パッカードも新ブランド「HP Helion」で展開するクラウドに採用、日本でもNTTコミュニケーションズがCloudn PaaSに採用するなど、急速に注目度が高まっています。
記事 クラウド 注目高まるPaaS基盤「Cloud Foundry V2」のアーキテクチャはどうなっている?(前編) 2014/05/20 オープンソースで開発されているPaaS基盤ソフトウェア「Cloud Foundry」は、開発元であるVMware(現在はPivotalへ移管)はもちろん、IBMは自社のPaaSであるBlueMixに採用し、またヒューレット・パッカードも新ブランド「HP Helion」で展開するクラウドに採用、日本でもNTTコミュニケーションズがCloudn PaaSに採用するなど、急速に注目度が高まっています。
記事 開発総論 Dockerは何を解決するのか? VM(仮想マシン)との違いとは 2014/05/14 コンテナ型仮想化の技術として注目されているDockerの勉強会「Docker Meetup Tokyo #2」が4月11日にグーグル東京オフィスで開催されました。この勉強会には定員100名のところへ400名を超える申し込みがあり、参加できなかった方も多かったと思います。本記事では、最初のセッションとして行われた森和之氏による「今からでも間に合うDocker基礎+Docker 0.9概要」をダイジェストで紹介しましょう。
記事 IT投資・インフラ戦略 伊藤直也氏が語る、Immutable Infrastructureとは(後編) 2014/04/17 仮想化やクラウドを基盤とした新しいインフラの考え方である「Immutable Infrastructure」が注目されています。3月25日、このImmutable Infrastructureをテーマに渋谷のDeNAオフィス大会議室で開催された勉強会「Immutable Infrastructure Conference #1」は、150人の定員に400人以上が申し込む人気ぶりでした。