マネージドサービスとは、顧客のインフラやアプリケーションの運用を代行し、安定した稼働環境を提供します。これまで、こうした運用を請け負うサービスは労働集約的な業務とみられてきましたが、いまクラウド関連市場では、このマネージドサービスの存在感とニーズが高まってきています。
Blue Boxはマネージドサービスをどのような考えと技術の下に実現しているのか、同社創業者でCTOのJesse Proudman氏に聞きました。
Blue Boxが提供するのはPrivate Cloud as a Service
──Blue Boxとはどんな会社なのか、教えてください。
Proudman氏:2003年にワシントン州立大学の寮で、私が設立しました。2012年には外部からの投資を受け入れ、OpenStackのマネージメンドホスティングサービスに参入。今年の6月にIBMに買収されました。
いま社員数は85人くらい。OpenStackのマネージドサービスを提供しています。
──なぜOpenStackのマネージドサービスに着目されたのでしょう?