記事 流通・小売業界 現金お断りのロイホと現金のみのサイゼ、どっちがスゴいか? 実際に行って比較した 現金お断りのロイホと現金のみのサイゼ、どっちがスゴいか? 実際に行って比較した 2017/11/18 11月6日、ロイヤルホストを運営するロイヤルHDが「現金お断り」の新型店をオープンした。人手不足に対応し、レジ締めを無くして業務を効率化するためにキャッシュレスに特化したという。一方で、同じくファミレスのサイゼリヤは、頑ななまでに現金精算を貫く。両者の精算スタイルの違いは戦略の違いでもある。ロイホとサイゼ、どちらに勝機があるのだろうか。実際に両店へ行き、それぞれのオペレーションを探ったところ、面白い違いが見えてきた。
記事 製造業界 隠れた「IoT先進企業」トプコン 江藤隆志常務に聞く、これからのものづくり変革戦略 隠れた「IoT先進企業」トプコン 江藤隆志常務に聞く、これからのものづくり変革戦略 2017/11/17 IoTに注目が集まるはるか前、2000年前後より測量、土木・建築分野において、サイバー(ソフトウェア)とフィジカル(ハードウェア)の融合に取り組んできたのが、光学機器メーカーのトプコンだ。ポジショニング/スマートインフラや、アイケアの分野でGNSS(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)やマシンコントロール、精密農業や眼科用検査機器などの独創的な製品を数多く送り出し、28カ国に85社を展開するグローバル企業である同社のデジタル化の取り組みについて、同社 取締役兼常務執行役員 営業本部長の江藤隆志氏に聞いた。
記事 金融業界 アマゾンによる「異業種参入」に備える、たった一つの方法 アマゾンによる「異業種参入」に備える、たった一つの方法 2017/11/14 長い間、何重もの規制の壁に守られてきた米処方薬・市販薬小売業界。だが、米ネット小売大手のアマゾン・ドットコムの業界への参入が確実視されるようになり、小売や医療保険の業態の垣根を超えた合併や、顧客データ統合による合従連衡の動きが始まった。10月にドラッグチェーン大手CVSが医療保険大手エトナを660億ドルで買収する提案をしたのは、その先駆けだ。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 生前整理「勝手に片づけておきました」はNG、ではどうすれば? 生前整理「勝手に片づけておきました」はNG、ではどうすれば? 2017/11/13 日本の高齢化問題は深刻さを増している。内閣府の統計では、団塊の世代が75歳以上になる2025年には全人口に占める65歳以上の人口は3,657万人に達すると見込まれ、2035年には33.4%、つまり3人に1人が高齢者となる計算だ。そこで問題となるのは相続問題。20年にわたり家事代行サービスの現場で活躍し、『定年前にはじめる生前整理 人生後半が変わる4ステップ』(講談社)を上梓する古堅純子(ふるかた じゅんこ)さんは「親も子も元気だから、まだ身辺整理しなくても大丈夫と後回しにされがち」だと警鐘を鳴らす。そのうちに親が亡くなり、当事者が揉めるケースも少なくない。そこで、トラブルに巻き込まれないための生前整理のポイントについて解説する。
記事 製造業界 なぜホンダは狭山工場を「閉鎖」するのか 自動車メーカーの国内生産体制が変わる理由 なぜホンダは狭山工場を「閉鎖」するのか 自動車メーカーの国内生産体制が変わる理由 2017/11/10 1 ホンダが国内主力工場のひとつである狭山工場の閉鎖を決定した。国内の自動車市場は縮小が続いており、自動車メーカーにとっては、もはや重要なファクターではなくなりつつあるが、それでも国内生産の維持が日本経済にもたらす利益は大きい。全世界的にEV(電気自動車)シフトが進み、クルマのコスト構造が大きく変わる中、国内の生産拠点をどう位置付けるのか難しい選択が迫られそうだ。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 担当者に聞く「ツイートで色が変わるAIドレス」のファッションショー登場理由 担当者に聞く「ツイートで色が変わるAIドレス」のファッションショー登場理由 2017/11/09 囲碁、法律、医療はもちろん、家庭での本格活用も視野に入って来たAI(人工知能)。技術が目覚ましく進歩する中、その適用先・活かし方にはまだ深掘りの余地がある。では、リアルイベントとファッションの分野でAIを活用したらどうなるのか。9月の東京ガールズコレクション 2017 A/Wでは、AIを活用した日本IBMの「コグニティブ・ドレス」がランウェイを歩いた。同社 執行役員 ワトソン事業部長の吉崎敏文氏とW TOKYO Vice President であり東京ガールズコレクション(以下、TGC) 実行委員会チーフプロデューサーを務める池田友紀子氏に話を聞いた。
記事 流通・小売業界 アスレジャーの成長は続くのか? ユニクロ対アディダスにアマゾンの影 アスレジャーの成長は続くのか? ユニクロ対アディダスにアマゾンの影 2017/11/07 スポーツウェアのカジュアルユースのことを「アスレジャー」と呼ぶ。最近、先進国を中心に売上を大きく伸ばした分野で、スポーツ用品の業界でもカジュアルウェアの業界でも参入や新製品発売が相次ぎ、アスレジャーは成長のキーワードの一つになっていた。日本の市場も例外ではなく、特に女性による旺盛な購買が引っ張っている。しかし、最新の状況をみると、北米でも日本でもその勢いにかげりが見えてきた。その一方で、EC業界の巨人、アマゾンがこの分野に参入するといううわさもあり、このまま成長が続くのか、それともブームとして過ぎ去るのか、見極めが難しい時期に入りつつある。
記事 医療業界 スマートヘルスケアとは何か? 医療業界の未来を変える4つのテクノロジー スマートヘルスケアとは何か? 医療業界の未来を変える4つのテクノロジー 2017/11/02 超高齢化社会を迎え、医療全体の合理化とコスト効率の改善は、医療業界のみならず社会全体の大きな問題となっている。この問題への解決策として注目を集めているのが、最先端のテクノロジーを活用して医療サービスを高度化する「スマートヘルスケア(スマート医療)」だ。今回はこのスマートヘルスケアについて、現在の状況と今後の展望をフロスト&サリバン ジャパン コンサルティングアソシエイトのン・ディオン氏が解説する。
記事 金融業界 SBI証券に聞くフィンテック戦略 なぜ不公正取引の審査に「人工知能」を活用するのか SBI証券に聞くフィンテック戦略 なぜ不公正取引の審査に「人工知能」を活用するのか 2017/11/01 先ごろ、SBIグループの金融事業の中核を担うSBI証券は、NECと共同で売買審査業務へのAI(人工知能)適用に関する実証実験を開始した。これまでもネット証券業界でいち早くICTを導入したツールを顧客に提供してきたSBI証券が、今回は同業他社も課題を抱える売買審査業務の課題解決に、AI活用で先鞭をつけた形だ。SBI証券 売買審査部の田尻 啓太氏に、同社におけるフィンテックの取り組みから、今回の実証実験の狙い、今後の展望まで話をうかがった。
記事 製造業界 進む自動車業界の「CASE」化、日本が取り組むべき3つの方向性とは 進む自動車業界の「CASE」化、日本が取り組むべき3つの方向性とは 2017/10/31 前編で紹介したとおり、自動車業界全体が「CASE」(Connected、Autonomous、Shared、Electric)化すると、最終的にバリューチェーン(以下、VC)のなかでも、川下プレイヤーの付加価値が大きくなり、モビリティ・ライフシーンでの新サービスの提供がポイントになってくる。デロイトトーマツ コンサルティングのマネジャー、阿部 健太郎氏は、「そういう点では、多くのOEMプレイヤーにとって、川下への展開は付加価値を獲得するための最後のフロンティアになるだろう」とし、その重要性について強調する。では、日本の自動車産業界を救うための決定打には、一体どんな施策があるのだろうか。
記事 金融業界 話題の「AI融資」、いくらまで借りられるのか実際に算定してみた 話題の「AI融資」、いくらまで借りられるのか実際に算定してみた 2017/10/30 みずほ銀行とソフトバンクが出資する「Jスコア」がAI(人工知能)を使った融資サービスに乗り出した。審査にAIが活用されており、必要な情報を入力することで融資可能額や金利を自動的に算出する。しかも積極的に自身の情報を提供すれば融資可能額などがアップするという特典もある。勤務する企業の属性と個人の信用が強固に結びついている日本社会の場合、AIを使うことのメリットは限定されるかもしれないが、従来とは異なるアプローチを採用する融資サービスが登場してきた意味は大きいだろう。では、どうすれば自分のスコアが上がるのか、実際にJスコアのサービスを使って試してみた。
記事 金融業界 「ビットコインは通貨ではなく資産クラス」楽天 三木谷氏やマスターカードらが激論 「ビットコインは通貨ではなく資産クラス」楽天 三木谷氏やマスターカードらが激論 2017/10/27 AI、ブロックチェーン技術、シェアリングエコノミーなどのイノベーションは、人々の生活や社会を激変させる可能性を秘めている。イノベーションとテクノロジーはどこへ向かい、金融の新しい波、フィンテックは未来をどう変えるのだろうか? 先ごろ開催された「Rakuten FINTECH CONFERENCE 2017」では、カード、EC、デジタルペイメントの業界からマスターカード オペレーションズ&テクノロジー プレジデント エド・マクローリン氏、楽天 代表取締役会長 兼 社長 三木谷 浩史氏、PayPal SVP アジア太平洋地域CEO ローハン・マハデバン氏が集まり、日本経済新聞社 編集委員 関口 和一氏をモデレーターに、イノベーションが切り開く未来の金融と、そのドライバーであるフィンテックの進展について意見を戦わせた。
記事 金融業界 「最も歴史あるスタートアップ」ブルームバーグに聞く、最新テクノロジーの活用法 「最も歴史あるスタートアップ」ブルームバーグに聞く、最新テクノロジーの活用法 2017/10/26 情報提供を通じて資本市場の透明性を高めることを基本理念に、1981年に設立されたブルームバーグ。1987年に開設されたアジア初となる日本オフィスは30周年を迎え、“日本品質”のサービスをグローバル展開することに貢献してきた。「最も歴史のあるテクノロジースタートアップ」を標榜するブルームバーグ エル・ピー 在日代表の石橋 邦裕氏に、金融情報プロバイダーである同社のテクノロジー活用の取り組みを聞いた。
記事 製造業界 EVとシェアリングで自動車業界は今後どうなる? 失われる事業、伸びる事業 EVとシェアリングで自動車業界は今後どうなる? 失われる事業、伸びる事業 2017/10/26 いま日本の自動車産業にEV(電気自動車)の波が押し寄せている。ドイツ、オランダ、イギリス、フランス、インド、中国などが、続々と内燃機関の禁止を発表。さらにIoTや人工知能(AI)などのテクノロジーも台頭し、MaaS(Mobility as a Service)といったビジネスモデルの転換も起きている。EVになれば3万点の部品が1万点以上も不要になりインパクトも大きい、その本格普及の転換点は2025年前後──デロイト トーマツ コンサルティング(以下、デロイト)はそう見通しを示す。今後、自動車産業はどう変わっていくのか。また、日本の自動車メーカーはどのように世界と戦っていけばよいのか。
記事 金融業界 病院はなぜクレカ決済できない? CADA決済は医療費支払いの革命児となるか 病院はなぜクレカ決済できない? CADA決済は医療費支払いの革命児となるか 2017/10/24 クレジットカード、デビットカード、電子マネー、仮想通貨──「現金大国」日本でも少しずつキャッシュレス化が進んでいる。しかし、病院やクリニックで支払う医療費(自己負担分)は依然として現金払いが主流。近年は総務省の働きかけで、大規模病院でクレジットカード払いが相当普及したが、中小の病院やクリニック(診療所)の動きは鈍い。そのような状況下、患者にも医療機関にもメリットがある“後払いサービス”の「CADA(カーダ)決済」が注目を集めている。CADA決済は、医療費支払いに革命を起こすのだろうか。
記事 医療業界 日本の遠隔医療市場が「1.6倍」に成長へ、カギを握る「2018年」 日本の遠隔医療市場が「1.6倍」に成長へ、カギを握る「2018年」 2017/10/24 矢野経済研究所はこのほど、「遠隔医療市場に関する調査」の主な結果を発表した。2015年度の国内遠隔医療市場規模は、122億6,900万円であり、遠隔画像診断市場が全体市場をけん引したが、さらなる市場拡大には、「2018年」が大きな転機になるという。2017年4~7月に、国内で遠隔医療の製品を展開している企業やシステムベンダーを対象に、面談や電話、メールなどで実施した調査を紹介する。
記事 流通・小売業界 世界を震撼させるアマゾンのPB戦略、その影響はアパレル以外にも及ぶ 世界を震撼させるアマゾンのPB戦略、その影響はアパレル以外にも及ぶ 2017/10/23 米ネット小売大手のアマゾン・ドットコムが、自社プライベートブランド(PB)のアパレル製品の売り上げを大幅に伸ばし、注目されている。下着からドレスまで、有名ブランドへのこだわりが薄れているミレニアム世代を中心に人気を集め、ついにスポーツウェア分野まで進出した。アマゾンに出品される他社製品の売れ筋データを把握し、そのスタイルや傾向をまるごと「パクる」戦略が当たっており、アパレル各社は戦々恐々だ。だが、アマゾンのPBは衣料だけでなく、あらゆる商品分野で若い消費者を同社の生態系に取り込んでしまう、より大きな戦略の一部に過ぎない。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)は何が問題なのか、専門家が時系列にまとめて解説 保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)は何が問題なのか、専門家が時系列にまとめて解説 2017/10/20 笑いとは何か。差別とは何か。そんな問いを突きつけられる騒動が起こった。9月にフジテレビが放送したバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の30周年記念特番で、80〜90年代に流行ったキャラクター「保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)」を復活させたのだ。放送後、「ゲイに対する差別だ」という抗議があり、翌日、フジテレビの宮内正喜社長は定例記者会見にて公式な謝罪を発表した。さらに、今月16日、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の公式ホームページにお詫びが掲載された。なぜ以前は問題にならなかったキャラクターが、今問題になったのか。この問題を時系列で整理し、解説する。
記事 医療業界 遺伝子解析ベンチャー「23andMe」、評価額1900億円は何が評価されたのか 遺伝子解析ベンチャー「23andMe」、評価額1900億円は何が評価されたのか 2017/10/17 ヒトの遺伝子には人体に関するあらゆる情報が含まれる。短時間で安価に解析できる遺伝子解析サービスが登場し、アルツハイマー病などの病気を発症するリスクを手軽に診断できるようになった。米国のベンチャー企業23andMeは、直接消費者へ遺伝子解析サービスを提供する企業としては初めて、米国FDA(食品医薬品局)からサービス提供の認可を受けた。実は同社は2013年に一度FDAから販売を差し止められており、その後99%の診断精度を証明し、2017年の認可へとこぎつけた。
記事 製造業界 インフラモニタリングとは何か? 道路や橋梁の老朽化問題はIoTやAIで解決できるか インフラモニタリングとは何か? 道路や橋梁の老朽化問題はIoTやAIで解決できるか 2017/10/17 道路や橋梁といった日本の社会インフラは、高度経済成長期に集中して建築され、すでに半世紀以上を経過したものも増えてきた。これらを継続的に監視し、適切かつ効率的なメンテナンスを行うためのモニタリング技術(インフラモニタリング)は喫緊の課題となっている。これまでインフラモニタリングの多くは属人的に行われてきたが、老朽化や人員不足などを背景に、IoTやAIの技術を活かした新しい手法に注目が集まっている。
記事 流通・小売業界 マクドナルド「復活はホンモノ」、それでも今後そびえる巨大な壁 マクドナルド「復活はホンモノ」、それでも今後そびえる巨大な壁 2017/10/13 マクドナルドの業績が急回復したことが話題になっている。期限切れ鶏肉や異物混入問題の発生から約3年が経過し、同社はかつての勢いを取り戻しつつある。だが、同社が今後も継続的に業容を拡大できるかというと、それは何とも言えない。これまでの業績推移を見ると、同社の売上高には大きな壁が存在しているからである。
記事 流通・小売業界 タオカフェ登場で加熱する「無人店舗」競争、中国勢がアマゾンを脅かす タオカフェ登場で加熱する「無人店舗」競争、中国勢がアマゾンを脅かす 2017/10/12 中国でECを展開するアリババは、その主催する展示会において“レジのない”店舗「淘カフェ」(Tao Cafe:タオカフェ)をオープンさせた。入店時にアプリで認証すれば、商品を手にとって外に出るだけで決済まで完了する。アリババが持つアプリや決済サービスを融合したビジネスモデルは、先行して発表された無人店舗「Amazon Go」を超えるほど洗練された仕組みになっている。タオカフェやAmazon Goに触発された無人店舗が多数開発され、中国での無人店舗の出店競争が激化しつつある。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 コメ輸出を3年で4倍超に、日本の「ブランド米」が世界で勝てるワケ コメ輸出を3年で4倍超に、日本の「ブランド米」が世界で勝てるワケ 2017/10/10 実りの秋。食欲の秋。今年の新米が出回る時期だが、いま、日本産のコメを世界じゅうの人々が食べたがっている。「貿易統計」によると、コメの輸出量は直近5年で4.7倍と右肩上がりで伸びている。9月8日、斎藤農水大臣は新たな政府目標として「2019年のコメ・コメ加工品の輸出量10万トン、金額600億円達成」を発表。3年で量を4.2倍、金額を2.7倍にするチャレンジングな計画だが、十分に達成可能な理由がある。
記事 製造業界 自動車メーカーの世界ランキング:トヨタ脅かす欧州勢の躍進、自動運転とEVが主戦場 自動車メーカーの世界ランキング:トヨタ脅かす欧州勢の躍進、自動運転とEVが主戦場 2017/10/06 世界の自動車産業は、日米欧の三大勢力が割拠するという構図が続いているが、これまでにない変化も起こっている。欧州勢の躍進だ。背景には、自由競争の促進、環境・安全技術の革新、水平分業・協業による低コスト化といったEUの自動車産業の復活戦略があった。欧州勢の代表格がM&Aで巨大化、販売台数でトヨタ自動車を抜いて世界首位を達成したドイツのフォルクスワーゲン(VW)である。一方、トヨタが部品の国際水平分業、自動運転技術への投資、電気自動車(EV)分野でのアライアンスを進めるなど、巻き返しに乗り出している。
記事 流通・小売業界 アマゾンビジネスとは何か? 何が手に入る? 日本のメーカーにも脅威となるワケ アマゾンビジネスとは何か? 何が手に入る? 日本のメーカーにも脅威となるワケ 2017/10/02 工具や電気設備資材、メンテナンス用品など、プロ向け資材の業界には高収益の企業が多い。一見すると単なるコモディティ商品に見えるが、ちょっとした工夫で比較的大きな付加価値を得ることができる興味深い業種である。だが、安定成長を続けてきたこの業界にも「黒船」が到来しようとしている。その理由は、アマゾンが法人向けサービス「Amazon Business(アマゾンビジネス)」を日本でスタートしたからだ。
記事 流通・小売業界 チャットボットで顧客対応はどう変わる? インドの小売業における可能性を解説 チャットボットで顧客対応はどう変わる? インドの小売業における可能性を解説 2017/09/29 顧客対応は、あらゆる業種で悩みの種である。誰しも顧客に「お待たせして申し訳ございません」とは言いたくないものだ。チャットボットは、いつでもどこでも顧客対応をしてくれる自動会話プログラムで、特に小売業界における顧客満足度向上が期待されている。そこで今回は、インドにおけるチャットボットのユースケース、特に小売業における発展の可能性について紹介する。
記事 流通・小売業界 世界の日用品消費はどうなる? カギは米国・メキシコ・ベトナムだ 世界の日用品消費はどうなる? カギは米国・メキシコ・ベトナムだ 2017/09/29 テクノロジーにより物理的・地理的制限がなくなり、ビジネスは常に世界のどこかの影響を受けるようになった。また、デジタルの発達は生活のさまざまなシーンを「ワンクリック」の動作に集約した。日用品の消費に関しても、デジタルの発達が国境を越えた購買行動を加速させ、各国の消費動向が自社に何らかの影響を与えることも珍しくない。その結果、ブランド、製造業、ビジネス、マーケター、そして小売業は、5年前には考慮する必要もなかったことに対し、最新のトレンドと同様にアンテナを立てなければならなくなった。ニールセンが発表した世界中の地域・国々の日用品マーケット動向を紹介する。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 自動車部品大手のボッシュがなぜ農業? AIで病害予測し錦江町のスマート農業を加速 自動車部品大手のボッシュがなぜ農業? AIで病害予測し錦江町のスマート農業を加速 2017/09/26 2017年9月4日、農業×IoTの世界において歴史的な調印が、鹿児島県錦江町で行なわれた。ボッシュと言えば、クルマ好きなら知らない人はいないだろう。2016年度の売上は約9兆円にも上るグローバル企業だ。しかし、その技術を活かした農業とIoT、さらにAIを連携させる新プロジェクトは、実は日本から始まっていた。なぜボッシュが農業なのか? 鹿児島県 錦江町の福岡園芸と提携した狙いとは? 両社のキーパーソンに話を聞いた。
記事 医療業界 GEやシーメンスと提携するArterysとは? AI活用の心臓MRIの画像診断ベンチャーの今 GEやシーメンスと提携するArterysとは? AI活用の心臓MRIの画像診断ベンチャーの今 2017/09/25 心臓MRIは動いている心筋や血流の動きを撮影できる強力な検査手法だが、その診断は複雑で専門家でも時間がかかる。米国のベンチャー企業 Arterysは、膨大な心臓MRIデータをクラウド上に蓄積し、人工知能(AI)で診断を支援するソフトウェアを開発した。その高い診断精度から、クラウド技術とAIを使った診断ソフトとしては世界で初めて米国FDAからの認可を受けた。GEやシーメンスとも提携し、資金調達にも成功したArterysは、人体の他の部位にもAI技術を応用し、さらなる業容拡大を計画している。
記事 金融業界 メガバンク頂点のヒエラルキー崩壊、なぜ地銀のスルガが勝ち組なのか メガバンク頂点のヒエラルキー崩壊、なぜ地銀のスルガが勝ち組なのか 2017/09/20 量的緩和策による超低金利と人口減少のダブルパンチで、地方銀行が苦しんでいる。金融庁は地方銀行に対し、経営改革を強く迫るなど異例の措置を行っているが、効果はいまひとつだ。ひとくちに地方銀行といっても状況はさまざまであり、地域の状況によって処方箋は異なる。各行の経営状況から生き残りの方策について探った。