記事 製造業界 50年ぶりの国産ジェット旅客機「MRJ」チーフエンジニアが語る、航空機産業再生への思い 50年ぶりの国産ジェット旅客機「MRJ」チーフエンジニアが語る、航空機産業再生への思い 2014/08/21 国産航空機といえば、1962年に初飛行を成功させた国家プロジェクト「YS-11」について思いを馳せるかもしれない。YS-11が1973年に製造を終了して以降、民間機事業は中断され、日本単独での国産ジェット旅客機開発は行われなかった。実際にはボーイングなどの旅客機において国際共同開発が継続され、生産技術やインテグレーション技術を磨いてきたという背景がある。そして50年の沈黙を破り、国産旅客機のプロジェクト「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が登場した。飛行計画の延期が相次いだMRJだが、2015年春にはいよいよ試験飛行が行われる。設計製造ソリューション展で登壇したMRJのチーフエンジニアをつとめる岸信夫氏は「航空機事業の再生は、今がチャンスだ、今しかない!」と強く訴え、日本の航空機産業の再生への熱い思いを語った。
記事 経営戦略 茂木健一郎氏が語る、脳科学に基づくイノベーション論 なぜイノベーションは脳に良いのか 茂木健一郎氏が語る、脳科学に基づくイノベーション論 なぜイノベーションは脳に良いのか 2014/08/11 アップルは、iPhoneという新しい商品カテゴリを生み出すことによって、大きく成長した。グーグルやフェイスブックも同様で、それぞれに共通していることは、今までに存在しなかった商品やサービスを新たに創り出したということだ。Evernote Days 2014 Tokyoで登壇した脳科学者の茂木健一郎氏は、「イノベーションとは、ブルーオーシャン(=競合のいない未開拓市場)を作るもの」と語り、「それこそが今、この日本に必要とされていることではないだろうか」との課題認識を表明。さらに、イノベーションが脳に与える影響について語った。
記事 PLM・PDM・MES・SCADA・QMS トヨタ自動車 加藤光久 副社長が語る「もっといいクルマづくり」を支える技術と仕組み トヨタ自動車 加藤光久 副社長が語る「もっといいクルマづくり」を支える技術と仕組み 2014/07/23 トヨタ自動車 取締役副社長 加藤光久氏は、入社後の約16年間にわたり開発畑を歩み、2000年からチーフエンジニアとして12代目クラウン(通称:ゼロクラウン)開発の陣頭指揮をとった人物としても知られる。その後、トヨタテクノクラフトの社長に就任し、製品企画本部長などを歴任後、現職に至っている。そんな同氏が、いまトヨタが進めている安全・環境面での技術戦略と「Toyota New Global Architecture」(TNGA)の取り組みについて語った。
記事 製造業界 日産自動車ゴーン社長、自動運転技術を2016年末から投入 実用化は2020年 日産自動車ゴーン社長、自動運転技術を2016年末から投入 実用化は2020年 2014/07/17 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は17日、最新の自動運転技術の投入スケジュールを発表した。車線内の走行を自動化するシステムや高速道路での走行を支援するシステムを含んだ最新の自動運転技術などを2016年末から市場に投入し、2020年までに実用化を目指すという。
記事 医療業界 医療機器の貿易赤字は7,000億円、IT活用や改正薬事法は是正の突破口となるか? 医療機器の貿易赤字は7,000億円、IT活用や改正薬事法は是正の突破口となるか? 2014/07/17 安倍政権が掲げる日本の成長戦略では、医療機器が成長産業の一つと位置づけられている。とりわけ、経済産業省は、ITなどを活用した医療機器・システムの研究開発事業に力を入れ、2014年度予算で35億円を新たに投じる。一方、医療機器産業の海外進出に向けた環境整備の一環として、今秋に改正薬事法(医薬品医療機器等法)が施行される。医療用ソフトの規制対象化への対応、規制外医療用ソフトの業界自主ルール作りも進められている。
記事 新規事業開発 ソフトバンク、感情を持ったロボット「Pepper」発売 19.8万円 ソフトバンク、感情を持ったロボット「Pepper」発売 19.8万円 2014/06/05 ソフトバンクは5日、感情認識機能を備える人型ロボット「Pepper」を発表した。クラウドベースのAIで動作し、「世界初の感情を持ったロボット」(孫正義社長)という。
記事 新製品開発 ソフトバンク、ロボット事業参入か?13時から発表会 グーグルらに追随 ソフトバンク、ロボット事業参入か?13時から発表会 グーグルらに追随 2014/06/05 ソフトバンクの孫正義社長は4日、自身のTwitterで、「明日、我々の新技術への取り組みを発表します。私は、25年間この日が来ることを夢見て来ました。6/5 13時~」とツイート。ロボット事業への参入を発表すると日本経済新聞、ロイターなどが報じている。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 日立、BI活用で生育環境を制御する「植物工場生産支援クラウドサービス」提供開始 日立、BI活用で生育環境を制御する「植物工場生産支援クラウドサービス」提供開始 2014/05/29 日立製作所(以下、日立)は29日、植物工場内の生育環境や栽培設備の遠隔での制御を可能にする「植物工場生産支援クラウドサービス」を開発し、6月1日より提供開始することを発表した。
記事 新製品開発 インテル、WS・デジタルコンテンツ制作向け新製品 「SSD 730シリーズ」提供開始 インテル、WS・デジタルコンテンツ制作向け新製品 「SSD 730シリーズ」提供開始 2014/03/14 インテルは14日、同社SSDの新製品、「SSD 730シリーズ」を日本で出荷開始することを発表した。
記事 情報共有 CTC、エンジニアの情報共有と技術向上を目的とした「先端技術LAB」開設 CTC、エンジニアの情報共有と技術向上を目的とした「先端技術LAB」開設 2014/02/25 伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は25日、エンジニアの技術力向上と先端技術のキャッチアップ、最新技術ノウハウの習得を目的とした「先端技術LAB」を1月28日に開設したことを発表した。
記事 経営戦略 群馬大学とNECソフト、人工核酸による簡易検出センサ開発に着手 精神疾患対策に 群馬大学とNECソフト、人工核酸による簡易検出センサ開発に着手 精神疾患対策に 2014/02/05 NECソフトと群馬大学は5日、独立行政法人 科学技術振興機構(以下、JST)の研究成果展開事業「研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)」の採択を受け、次世代人工核酸による簡易検出センサ技術開発に着手したことを発表した。
記事 経営戦略 なぜアップルのジョブズは、新しいオフィスで「トイレの位置」にこだわったのか なぜアップルのジョブズは、新しいオフィスで「トイレの位置」にこだわったのか 2014/01/24 アイデアが出ない。そう嘆く前に、まずは知恵の出る環境が自社にあるのかどうかを振り返ることが先決だ。社員からのたくさんの改善提案があってこそ、モノづくりは日々進化する。では、どうすれば改善提案は増えるのだろうか。トヨタ式改善を進めるうえで欠かすことができないのが、社員、特に現場で働く人たちが自ら問題に気づき、自発的に知恵を出してもらう仕組みづくりだ。
記事 品質管理 日本のものづくり企業に求められる4つの「品質」改善、巻き返しを図る方法とは 日本のものづくり企業に求められる4つの「品質」改善、巻き返しを図る方法とは 2014/01/16 日本のものづくり企業を取り巻く環境は、グローバル化によって激変している。以前のように、歴史的な円高や電力不足、政治停滞などによる6重苦とも7重苦とも言われていたような逆風ではなくなったが、技術者や製造ノウハウの流出により、新興国でも一定レベルのものがつくれる時代になり、製造品質による競争力の格差は以前と比べて大きく縮まった。こうした中で日本のものづくり企業が巻き返しを図るにはどうすればよいのか。
記事 経営戦略 アップルの歴史が物語る、「変えていいもの」と「変えてはいけないもの」 アップルの歴史が物語る、「変えていいもの」と「変えてはいけないもの」 2014/01/09 改善とは変えることである。かつてある企業の経営者は「奥さんと子ども以外はすべて取り換えろ」と猛烈な檄を飛ばして企業改革に取り組み、その後の躍進につなげることに成功したが、「変える」は「何でも変える」ではないと知ることもまた大切なことだ。トヨタ式改善に必要なのは「何を変え、何を変えないか」をしっかりと見極めたうえで、「変える」ことをためらわない文化を築き上げていくことである。
記事 新製品開発 コマツ、NOxやPMなどの次期排出ガス規制に対応した新型エンジンを量産開始 コマツ、NOxやPMなどの次期排出ガス規制に対応した新型エンジンを量産開始 2014/01/08 コマツは8日、日・米・欧で2014年から施行される次期排出ガス規制に対応したエンジン技術を新たに開発し、新型エンジンの量産を1月より開始すると発表した。
記事 新製品開発 パナソニックとMozilla、スマートテレビ開発の「Firefox OS」推進で合意 パナソニックとMozilla、スマートテレビ開発の「Firefox OS」推進で合意 2014/01/07 パナソニックとMozilla Corporationは7日、次世代スマートテレビの実現に向け、HTML5をはじめとするWeb標準技術をベースとしたオープンプラットフォームとしての新たな「Firefox OS」の開発推進において、包括的なパートナーシップを締結したと発表した。
記事 新製品開発 アマゾンCEOのジェフ・ベゾスが、なぜ社員にひざまずくのか アマゾンCEOのジェフ・ベゾスが、なぜ社員にひざまずくのか 2013/12/26 トヨタ式をベースとする改革を進めるうえで、最も大切なことの一つが「改善の文化」を自社に根付かせることだ。もし改善の文化がなければ、せっかく行った改革も「そこで」止まってしまい、「より良いもの」に進化することはない。改善の文化を根付かせるうえで大切なのは「変化を日常にする」ことであり、そのためには失敗を恐れないことだ。アマゾンのCEO、ジェフ・ベゾスも、それを社員に根付かせるためにさまざまな工夫を凝らしている。
記事 経営戦略 米倉誠一郎教授が語るオープン・イノベーション、インソーシングかアウトソーシングか 米倉誠一郎教授が語るオープン・イノベーション、インソーシングかアウトソーシングか 2013/12/24 アベノミクスで流れが変わった日本経済。しかし、政府頼みの“成長戦略”では真の経済成長は見込めないと、一橋大学の米倉誠一郎教授は警鐘を鳴らす。では何をすればよいのか。そのヒントが「オープン・イノベーション」だ。ソーシャルなどの進展に伴い、いま情報コストを含めて外部取引コストが激減している。こうした中で、企業は組織外の力をどの程度取り込むべきなのか、また逆に組織内にどの程度抱えておくべきなのか。11月13日に開催されたセミナー「ソーシャル、クラウド、マルチデバイス活用で変わるワークスタイル」で、米倉氏が語った。
記事 新製品開発 米グーグルが8社目のロボット企業買収、4足歩行ロボットなど手がける米Boston Dynamics 米グーグルが8社目のロボット企業買収、4足歩行ロボットなど手がける米Boston Dynamics 2013/12/16 米グーグルは、米ロボット開発を手がける米Boston Dynamicsを買収した。米New York Timesが報じた。ロボット関連では、8社目の買収になるという。
記事 経営戦略 リバース・イノベーションとは何か?ゴビンダラジャン教授が語る、世界で勝つ新方程式 リバース・イノベーションとは何か?ゴビンダラジャン教授が語る、世界で勝つ新方程式 2013/12/12 これまで欧米の多国籍企業は、先進国で開発した製品を発展途上国などに提供するというグローバル戦略を採ってきた。しかし世界には現在、160もの貧困国があり、その貧しさゆえに欧米企業のビジネス対象にさえならないコンシューマが60億人も存在する。こうした人たちが直面する問題を解決できる製品を開発することができれば、そこには素晴らしいビジネスチャンスがあるのではないか。これを実現するためのコンセプトが「リバース・イノベーション」だ。その詳細と実際の事例について、イノベーションの世界的な権威で、リバース・イノベーションの提唱者でもある、ダートマス大学 タック・スクール・オブ・ビジネス 教授のビジャイ・ゴビンダラジャン氏が語った(2017年12月20日一部更新)。
記事 新製品開発 グーグル、ロボット事業を本格化 東大のVB含む7社を買収済み グーグル、ロボット事業を本格化 東大のVB含む7社を買収済み 2013/12/05 グーグルのラリー・ペイジCEOは3日、自身のブログで米ニューヨーク・タイムズの記事を紹介。ペイジ氏自身は詳細に触れなかったものの、その中でAndroidの開発責任者だったアンディ・ルービン氏が、グーグルがロボット事業を手がける7社を買収していたことを明らかにした。
記事 新製品開発 ボルボ、自動運転の大規模公道実験「ドライブ・ミー」を開始 スマホ連携も ボルボ、自動運転の大規模公道実験「ドライブ・ミー」を開始 スマホ連携も 2013/12/03 スウェーデンの大手自動車メーカー、ボルボ・カー・グループは2日、100台のボルボ自動運転車がスウェーデンのヨーテボリ市の公道を日常的な利用状況下で走行する、世界初の大規模運転実証実験プロジェクトを実施すると発表した。
記事 新製品開発 日産自動車、100%電気商用車「e-NV200」を2014年度中に発売 日産自動車、100%電気商用車「e-NV200」を2014年度中に発売 2013/11/18 日産自動車は14日、100%電気商用車(EV)「e-NV200」を、2014年度中に日本市場に投入すると発表した。2014年半ばより、スペインのバルセロナ工場で生産を開始し、世界各国での販売を予定しているという。
記事 医療業界 ホンダ、米リハビリ専門病院と「歩行アシスト」の共同試験 ホンダ、米リハビリ専門病院と「歩行アシスト」の共同試験 2013/11/14 ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは「歩行アシスト」を用いた共同試験を、シカゴのリハビリテーション専門病院であるリハビリテーション・インスティテュート・オブ・シカゴ(以下、RIC)において開始した。
記事 新製品開発 トヨタ自動車が語る、エンジン開発で取り組んだ開発手法「MBD」とは?30日を1日に トヨタ自動車が語る、エンジン開発で取り組んだ開発手法「MBD」とは?30日を1日に 2013/11/14 安全面や環境への配慮など、現在の自動車にはさまざまな制約条件が求められるようになっている。それに伴い、エンジンの制御システムは複雑化、大規模化の一途を辿っている。一方で自動車メーカーは、商品開発期間の短縮とコスト削減という普遍的な命題を抱えている。こうした数々の課題を解決するためにトヨタ自動車が取り組んだのがMBD(Model Based Development)やMBD Frameworkの導入だ。Oracle Days Tokyo 2013で登壇したトヨタ自動車 東富士研究所 エンジン技術開発部 主幹の石崎直哉氏が、その取り組みについて語った。
記事 経営戦略 島津製作所、愛知県研究プロジェクトで「GC/MS残留農薬分析用データベース」開発 島津製作所、愛知県研究プロジェクトで「GC/MS残留農薬分析用データベース」開発 2013/11/13 島津製作所は12日、愛知県「知の拠点あいち」重点研究プロジェクトの「食の安心・安全技術開発プロジェクト」にて、愛知県衛生研究所と共同でQuick-DB 「GC/MS残留農薬分析用データベース」を開発したことを発表した。
記事 ロボティクス スマート・マシンとは何か?アマゾンも活用する自律型マシンがもたらす5つの影響 スマート・マシンとは何か?アマゾンも活用する自律型マシンがもたらす5つの影響 2013/11/11 人間しかできないと思われていたことを自律的に成し遂げる「スマート・マシン」が既に社会を変えつつある。アマゾンが自社の物流倉庫で利用しているマシンのほか、グーグルやトヨタなどが開発する自律走行車などもその一端と言える。そもそもスマート・マシンとは一体何なのか、企業にどのような影響をもたらすものなのか、そこにどのようなビジネスチャンスとリスクがあるのか、そしてCIOは今、何をなすべきなのか。米ガートナー リサーチ部門のトム・オースティン氏が語った。
記事 グループ会社管理 富士通テン、国内生産を独立会社化 「富士通テンマニュファクチュアリング」を設立 富士通テン、国内生産を独立会社化 「富士通テンマニュファクチュアリング」を設立 2013/11/07 富士通テンは7日、国内生産機能(中津川工場および栃木富士通テン)を独立会社化し、2014年1月1日付で「富士通テンマニュファクチュアリング」を設立すると発表した。
記事 製造業界 コマツが「ICT建機」の第一弾を発売、建機販売からICT施行のソリューションビジネスへ コマツが「ICT建機」の第一弾を発売、建機販売からICT施行のソリューションビジネスへ 2013/09/12 コマツは11日、世界初の全自動ブレード制御機能を搭載した中型ICT(情報通信技術)ブルドーザー「D61PXi-23」を、9月より国内市場へ投入すると発表した。
記事 タブレット・電子書籍端末 NICT、テレビ放送帯で通信できるAndroidタブレットを世界に先駆けて開発 NICT、テレビ放送帯で通信できるAndroidタブレットを世界に先駆けて開発 2013/08/28 独立行政法人情報通信研究機構(以下、NICT)は27日、テレビ放送帯で通信可能な携帯型Androidタブレット端末を世界に先駆けて開発したと発表した。今回開発した端末は、NICTが開発したホワイトスペースデータベースに問い合わせ、テレビ放送帯(470~710MHz)のホワイトスペースで無線LANの技術を活用した移動通信システムの運用を行うというもの。