記事 新規事業開発 なぜ社長が「承認できない」と言ったのか──大手素材メーカーの有能プロマネの解決法 なぜ社長が「承認できない」と言ったのか──大手素材メーカーの有能プロマネの解決法 2016/03/22 意思決定者が抱く、投資の意思決定上の悩ましい問題である意思決定課題を洞察し、それを解決する提案を行うことで、承認獲得の可能性が高まり、提案者の価値を高めることができる。これを大手素材メーカーのPM(プロジェクトマネージャー)の実践事例と併せて紹介する。さらにこの勘所の実行に必要なスキル・行動規範・知識として、説得の設計スキル、落とし所に落とす行動規範、意思決定者の視点についての知識が必要であることを解説する。この勘所はパワフルであるが、修得にはたゆまぬ努力も必要になる。
記事 リーダーシップ 上場企業の役員報酬はどう決まるのか?どう決めれば業績を伸ばせるか 上場企業の役員報酬はどう決まるのか?どう決めれば業績を伸ばせるか 2016/03/18 米国企業の役員報酬の総額は18億1718万、英国企業では7億2,053万円にのぼる。これに対して日本企業では6,965万円と米英と大きな差が付いている。一方、米英独仏では上場企業の100%が報酬委員会を設置し、その中で役員の報酬が決まるというスキームになっているが、日本では一部上場企業の28%しか報酬委員会を設けていない。企業の役員報酬は、どのような過程を経てどう決定されるべきなのか。デロイト トーマツ コンサルティング パートナーの村中靖氏は、2015年6月に適用が開始された「コーポレートガバナンス・コード」を踏まえた、日本企業における役員報酬制度のあるべき姿を提示した。
記事 見える化・意思決定 将棋の格言からビジネスの意思決定を学ぶ 「原則思考」と「例外思考」の発想法 将棋の格言からビジネスの意思決定を学ぶ 「原則思考」と「例外思考」の発想法 2016/03/15 経営者のようなビジネスパーソンから政治家まで、組織を動かす人にとって「将棋」は必須の教養といえる。ビジネスの世界を生き抜くために、経営者は「原則」と「例外」を見極めて意思決定をせねばならないが、これが将棋という盤上のゲームで疑似体験できるからだ。ビジネスパーソンに必要なスキル「原則思考」と「例外思考」の発想法を、将棋の格言から紐解いてみたい。
記事 リーダーシップ 日本企業の取締役会では何を議論すべきなのか トーマツ 山内達夫氏が解説 日本企業の取締役会では何を議論すべきなのか トーマツ 山内達夫氏が解説 2016/03/14 2015年5月に改正会社法が施行し 、株式会社は新たに「監査等委員会設置会社」という形態を選択することが可能になった。さらに同年6月からは上場企業が順守すべき行動規範を示した「コーポレートガバナンス・コード」の適用が始まり、独立社外取締役を2名以上置くことが謳われている。有限責任監査法人トーマツ シニアマネジャーの山内達夫氏は「それに伴い、取締役会で議論される内容がこれまでと変わってきている」と指摘する。企業の取締役会では現在、何が議論されていて、それをどう変革すべきなのか。山内氏が解説した。
記事 新規事業開発 有能なプロマネは握るべきこと・握るべき相手・それをいかにして握るかを知っている 有能なプロマネは握るべきこと・握るべき相手・それをいかにして握るかを知っている 2016/02/26 プロジェクトでは、挑戦的な業務改革を一部の関係者が抵抗してなし崩し的に骨抜きにしてしまうことや、採用した先進的ITが思うように使えないなど、様々な問題が発生し得る。これらの問題の中には、プロジェクト開始前に、関係者としっかり握るべきことを明らかにし、それを握っておくことで回避できるものがいくつもある。これを産業用機械メーカーのPMの実践事例と併せて解説する。さらにこの勘所の実行に必要なスキル・知識として、作り上げる情報システムの姿明確化のスキル、本質的役割に関する知識、説得の設計のスキルが必要であることを解説する。
記事 ERP・基幹システム グローバル経営者に伝える日本の弱点 - 日本のIT化の遅れを取り戻す唯一の方法 グローバル経営者に伝える日本の弱点 - 日本のIT化の遅れを取り戻す唯一の方法 2016/02/26 命題を真正面から捉え、解決のために経営の基本的な考え方(モデル)を変えること。これが今、日本の経営者に求められている。前々回は欧米のモデル、前回は日本の強力なモデルを概観した。今回は、モデルを実践に移すための「トップダウンなIT化」がテーマ。アクト・コンサルティング取締役経営コンサルタント野間彰氏が解説する。
記事 リーダーシップ 「孫子の兵法」は孫子ファンが編集していた? フレームワークは自らで再定義せよ 「孫子の兵法」は孫子ファンが編集していた? フレームワークは自らで再定義せよ 2016/02/25 「孫子の兵法」における重要フレームワーク「五事七計」は、実は孫子ファンたちによって編集されていた――。現代感覚で読み下すと、実は孫子の冒頭部分は相当なる悪文に見える。兵頭二十八氏は、著書「孫子」において、孫子における「故(ゆえに)」のほとんどは、論理関係を意味するのではなく、別の資料から切り貼りをしたあまたの「編集者」の「カット・アンド・ペースト」の痕跡、段落記号のようなものであると解説している。世界最古の実用的なフレームワークである「五事七計」がたどってきたアプローチを踏まえることで、現代社会におけるフレームワークの応用方法を身に付けることができる。
記事 リーダーシップ 「孫子の兵法」の重要フレームワーク 「五事七計」は「平時」と「戦時」で使い分けろ! 「孫子の兵法」の重要フレームワーク 「五事七計」は「平時」と「戦時」で使い分けろ! 2016/02/24 ビジネスで使えるフレームワークには、通常モレやダブリはあってはならない。にもかかわらず、孫子の兵法における重要フレームワーク「五事」と「七計」は、それぞれに重複した内容が含まれているように見える。今回は「五事=平時も含めた自国の統治の要諦」、「七計=戦地において、勝敗を決する要因分析」という区別をつけて考えることで、この疑問は解消されるのである。
記事 リーダーシップ 「孫子の兵法」のビジネス書には載っていない? フレームワーク「五事七計」の真実 「孫子の兵法」のビジネス書には載っていない? フレームワーク「五事七計」の真実 2016/02/23 よくビジネス書のネタにされる孫子の兵法。重要な概念である「五事七計」については、孫子のビジネス書を読んでいる人であれば知っている概念だろう。実はこの「五事」と「七計」には謎がある。このミステリアスなテーマを、オリジナルの文献を読み解きつつ紹介したい。
記事 リーダーシップ グローバル経営者に伝える日本の弱点 -「日本の強力なビジネスモデルを知っているか」 グローバル経営者に伝える日本の弱点 -「日本の強力なビジネスモデルを知っているか」 2016/02/08 日本の経営者に求められているのは、命題を真正面から捉え、解決のために経営の基本的な考え方(モデル)を変えることだ。前回は、命題を発見し、解決のためのモデルを創造し、仕組を作ってトップダウンに実現することを学んだ。今回は日本企業のモデル事例を見ながら、グローバル競争で勝つためのビジネスモデルの構築方法を議論していく。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 苦境に立つ牛丼チェーン、吉野家は「ベジ丼」や「吉呑み」で成果を上げたのか? 苦境に立つ牛丼チェーン、吉野家は「ベジ丼」や「吉呑み」で成果を上げたのか? 2016/01/29 吉野家ホールディングスの平成28年2月期 第3四半期決算が発表された。売上高は前年同期比4.4%増の約1386億円と増加したものの、営業利益は前年同期比40.3%減の約8.5億円と大幅に低下している。円安による原材料の高騰で苦戦を強いられる牛丼チェーン業界において、健康志向イメージを意識した「ベジ丼」や、ちょい飲み需要を狙った「吉呑み」など独自の取り組みを仕掛けてきた吉野家。これらの施策は果たして成果を上げたのだろうか。
記事 新規事業開発 なぜ有能なプロジェクトマネージャーは「プロセスの前にやり方だ」と常々言うのか なぜ有能なプロジェクトマネージャーは「プロセスの前にやり方だ」と常々言うのか 2016/01/28 複雑な業務やブラックボックス化した業務では、プロジェクトが目指す姿である業務プロセスやデータ構造を明確にすることが困難な事態に陥ることがある。業務プロセスやデータ構造より上位に存在する“詰めるべき”ことを確実に見つけて詰めることで、このような事態を回避し、妥当な業務を決めることができる。これを産業用機械メーカーのPMの実践事例と併せて解説する。さらにこの勘所の実行に必要な行動規範・スキル・知識として、躊躇しない行動規範、詰めるための技術とその運用スキル、管理技術・改善技術の知識が必要であることを解説する。この勘所修得には、理解と繰返しの実践が必要になる。
記事 リーダーシップ 「フレームワーク型」の孫子、「事例積み上げ型」の韓非子を読み比べよ 「フレームワーク型」の孫子、「事例積み上げ型」の韓非子を読み比べよ 2016/01/22 社会的・経済的な成功を望むにあたって、妻と夫ですら、目指すところが随分違う。この単純な事実から出発して、韓非子は組織の意思統一の難しさを説いた。だからこそ「法による行動の制限」が大切であると。しかし当然のことながら、人の本質を見誤った法は機能しないものである。法家は単純なルール、法律としての「法」だけではなく、人間を動かす原理、社会の仕組みを踏まえた「法則」としての「法」を運用せよということが、法家の主張の本質だったのだ。
記事 見える化・意思決定 鏡開きの菰樽メーカー「岸本吉二商店」、日本酒人気が落ちても利益が上がるワケ 鏡開きの菰樽メーカー「岸本吉二商店」、日本酒人気が落ちても利益が上がるワケ 2016/01/21 2016年、新年を迎え申(サル)年のビジネスがスタートした。今年は60年に一度の丙申(ひのえさる)。さて、どのような展開が待ち受けているのか。芥川龍之介や清水義範など著名な作家が題材にしてきた昔話「さるかに合戦」を引用しつつ、老舗メーカーの岸本吉二商店が取り組んだ新商品開発の事例にヒントを探ってみたい。
記事 見える化・意思決定 グローバルのCEOが考える脅威、重要投資先は? PwCの世界CEO意識調査結果 グローバルのCEOが考える脅威、重要投資先は? PwCの世界CEO意識調査結果 2016/01/20 世界のCEOは自信を失っている――。PwCは19日、「第19回世界CEO 意識調査」の結果を発表した。この調査は、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の開催に合わせて、PwCが毎年発表しているもの。1400人以上のCEOを対象に行った本年の調査によれば、CEOの3分の2(66%)が、自社の事業を取り巻く脅威が3年前よりも高まっていると感じていることが分かった。
記事 リーダーシップ 孫子が説く、組織でプロジェクトを成功させるための「道」の研究とは 孫子が説く、組織でプロジェクトを成功させるための「道」の研究とは 2016/01/20 我々が今日において手にする孫子とは、「思想のカンブリア紀」とでも言うべき社会、そのなかでもっとも成功した書物である。戦争をしていない我々が、時代も目的も遠く離れた孫子にヒントを見いだせる(あるいは見出したい)と考えるキーワードは、「組織戦」と「プロジェクト性」である。このなかで「道」こそが、最も中心的な概念を成すということは明らかに了解されることであろう。この「道」という概念は、孫子にかぎらず、古代中国の諸子百家がこぞって研究した概念であった。
記事 リーダーシップ マッキンゼーの「7S」と孫子の「五字七計」を比較 古典からビジネスを読むポイント マッキンゼーの「7S」と孫子の「五字七計」を比較 古典からビジネスを読むポイント 2016/01/19 数多くの経営指南書において指摘されているとおり、孫子兵法は現代における企業経営にあてはめることが可能である。しかし問題は、これが直感に馴染み過ぎて、細かい部分の検討をせぬまま飲み込まれてしまいがちである、ということだ。あえて細部にこだわって読み進めることによって、その精神や骨法に迫らなければ、皮相的な理解に留まってしまい、「生兵法は大怪我のもと」にもなりかねない。今回は、現代のビジネスに「孫子の兵法」を活かすための方法を前・中・後編にわたって考えてみたい。
記事 流通・小売業界 キユーピーが物流コスト改善で好業績 一億総活躍社会で低温物流市場が伸びる? キユーピーが物流コスト改善で好業績 一億総活躍社会で低温物流市場が伸びる? 2016/01/18 キユーピーの2015年11月期の決算が発表された。前年に対し、売上高は248億円増、営業利益は21億円増、当期純利益は37億増と好調だ。好調の背景には、家庭でのお惣菜需要が伸びたことが挙げられる。一億層活躍社会で女性や高齢者の社会進出が増えたことで、惣菜部門が売上を伸ばしているのだ。調味料事業も好調で、サラダや惣菜部門の業績が伸び、同時に物流のコスト改善を行ったことで純利益が伸びた。また海外展開も好調で、収益面での業績拡大を後押しした形だ。当期純利益はなんと27.4%も伸び、大きな利益を確保した。
記事 見える化・意思決定 グローバル経営者に伝える日本の弱点 - モデル改革で3倍の生産性を実現する グローバル経営者に伝える日本の弱点 - モデル改革で3倍の生産性を実現する 2016/01/18 命題を真正面から捉え、解決のために経営の基本的な考え方(モデル)を変えること。これが今、日本の経営者に求められている。前回、経営者は、まず避けては通れない至上命題を定め、これを解決する基本的な考え方である「モデル」を自ら生み出すべきだと学んだ。今回は、日本企業が命題を設定できない背景と、モデル改革の成功事例を解説する。
記事 新規事業開発 大手金属メーカーのPMに学ぶ:「ユーザーに要望を聞くのではない、考えさせるのだ」 大手金属メーカーのPMに学ぶ:「ユーザーに要望を聞くのではない、考えさせるのだ」 2015/12/28 プロジェクト方針を明確化し、これを実現する仕組みに仕込むことで、プロジェクトの成功確率を高められる。これを金属メーカー大手のPMの実践事例と併せて解説する。さらにこの勘所の実行に必要なスキル・知識として、事例調査のスキル、内外環境把握と意思の洞察から妥当なプロジェクト方針を設定するスキル、プロジェクトの仕組みに関する事例の知識が必要であることを解説する。この勘所の修得では達成水準が難しい。達成水準を身に付けるためにも調査が必要となる。
記事 リーダーシップ ビジネスパーソンは「孫子の兵法」を読んで「分かった気分」になってはいけない ビジネスパーソンは「孫子の兵法」を読んで「分かった気分」になってはいけない 2015/12/25 ビジネス書で孫子ばかりが取り上げられているが、孫子の言葉をより深く理解するために参考となるのが、呉子の言葉である。「孫呉の略」として、孫子に並び称された軍略家、呉子の内容は春秋戦国時代の軍事的状況に基づくより具体的なものであり、孫子だけでは読み取ることのできない当時の特色が残っている。その呉子が全編に渡って繰り返し説いているのが、兵の統制=マネジメント問題なのである。
記事 リーダーシップ 「当たり前」のことしか載っていない? 「孫子の兵法」から本質を体得するには 「当たり前」のことしか載っていない? 「孫子の兵法」から本質を体得するには 2015/12/24 戦略論の元祖といえば「孫子の兵法」ということで、毎月毎月、孫子をテーマにしたビジネス書がいくつも出版されている。どのような入門書から入っても必ず目にする言葉は、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」である。一見すると金言のようだが、よくよく考えれば当たり前で、いわば「売上に対して原価と経費が下回れば、黒字である」と言っているようなもの。はたしてわれわれ現代人は、孫子が語った言葉の真意を体得することは可能なのであろうか?
記事 デザイン経営・ブランド・PR ディズニー映画製作の秘密、グリム童話「白雪姫」をどうブラッシュアップしたのか? ディズニー映画製作の秘密、グリム童話「白雪姫」をどうブラッシュアップしたのか? 2015/12/21 1 昔話をモチーフにした作品を多く映画化してきたディズニー。今から約70年前、世界初の長編アニメーション映画「白雪姫(Snow White and the Seven Dwarfs)」を製作した。この映画は「AFIアメリカ映画100年シリーズ(アニメーション部門)」の第1位に輝き、公開当時には6100万ドルの収益を上げ、その後もデジタル化によるニューバージョンの公開で4000万ドルを記録。アニメーション界にも多くの影響を与え、日本の巨匠、手塚治虫氏をして「本作を50回以上見た」と言わしめる名作である。ディズニーはなぜ、いくつものヒット作品を生み出すことができたのか? ディズニーならではのブラッシュアップ術を紹介しよう。
記事 見える化・意思決定 【連載一覧】グローバル経営者に伝える日本の弱点 【連載一覧】グローバル経営者に伝える日本の弱点 2015/12/17 日本では、経営者が現場任せにして成果が出ない、欧米生まれの仕組が多い。本連載では、海外大手企業のトップダウンなモデル改革の実態を示し、経営者に今求められていることを示す。
記事 見える化・意思決定 オープンイノベーションって何だ? 命題を考えない日本企業 オープンイノベーションって何だ? 命題を考えない日本企業 2015/12/17 命題を真正面から捉え、解決のために経営の基本的な考え方(モデル)を変えること。これが今、日本の経営者に求められている。モデル変革は、階段を1ステップ上るようなものだ。これが出来なければ、いくら社員が努力しても、同じ階で飛び跳ねているだけで、改善の域を出ない。これでは、グローバル競争で勝てない。アクト・コンサルティング取締役経営コンサルタント野間彰氏が解説する。
記事 見える化・意思決定 システム開発は要件定義前の“構想”で決まる! 経営者が知っておくべき3つのポイント システム開発は要件定義前の“構想”で決まる! 経営者が知っておくべき3つのポイント 2015/12/10 部門単体システムが全盛の頃は、情報システム部(情シス)がシステムのあり方を考えるのが当たり前でした。しかし、今はビジネスが多様化・複雑化し、それに伴いシステムが複雑化・大規模化しています。情シスの知見だけでは、経営や業務のしくみを適切に反映したシステムをつくれません。では、どうすればよいのか? システムのあり方・構想づくりが、うまくいかない3つの原因を明らかにして、プロジェクトが成功するための方法を説明します。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 知識の使い方は、「バクマン。」と「韓非子」に共通する教訓から学べ! 知識の使い方は、「バクマン。」と「韓非子」に共通する教訓から学べ! 2015/12/03 目の前に展開する有象無象のなかから、いかにすれば再現可能で実効性のある知識を獲得できるか? ということは、下克上の世の中にあって国家に治安をもたらす方法を考えた、法家にとっての至上命題だった。秦の始皇帝に絶賛された韓非子の書には、「知識の応用の困難さ」を鋭く指摘する箇所があり、これは現代の百花繚乱ともいえる少年ジャンプを描く「バクマン。」の論じるところに深く通じている。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 第二創業を視野に――イーブックイニシアティブジャパンのオフィス移転計画とは? 第二創業を視野に――イーブックイニシアティブジャパンのオフィス移転計画とは? 2015/11/30 電子書籍配信サイト「eBookJapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパン。2000年の創業以来、マンガやライトノベル、ビジネス書など5000万冊以上の電子書籍を販売してきた同社の売上高は、2010年度の11.9億円から2014年度には51.3億円と急成長した。企業規模の拡大とともにオフィス移転を重ねてきたイーブックイニシアティブジャパンだが、2015年6月に構えた新オフィスに対しては、第二創業に向けた願いが込められているという。