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- 2025/06/04 掲載
「この人は伸びる…!」入社1年目から“爆速成長”する新人がやっている「3つのこと」
和歌山大学経済学部を卒業後、サンケイリビング新聞社に入社。女性をターゲットとした販売企画や営業職として22年間従事。2015年に中小企業診断士として登録すると、組織の課題を抱える企業が多いことに気付く。自身もマネジメントに悩んでいた経験から識学に出会い入社。
引きずるとヤバい、成長機会を“自ら手放す”行動
入社1年目から急成長する新人がやっていることの1つ目は、「会社が何を求めているか探ろうとすること」です。それが分からなければ上司に尋ね、目指すべきゴールを明確にした上で自らの業務を全うしようとします。そもそも、成長したかどうかを決めるのは自分自身ではありません。会社に属している以上、「成長したね」と評価するのはあくまで会社であり、上司です。したがって、新人は上司が求める理想に向けて成長していく必要があります。
極端な話ですが、歌手でもないのに事業会社で歌唱力を磨いても無意味でしょう。それはただの自己満足です。会社の評価基準と無関係な努力では、社内で価値を生みません。
このように、自分の“立ち位置”を正しく理解する態度は、新人にとって極めて重要です。人は社会生活を営む上でさまざまな立場に立ちます。学生時代までは消費者として商品やサービスを選ぶ側でしたし、就活中は「どの会社に入るか」と会社を評価する側でした。しかし、会社の一員になれば逆に会社から評価される側へ変わります。
この認識の切り替えができないまま社会人生活をスタートさせる新卒社員は少なくありません。「自分のやりたい仕事がしたい。納得できない仕事はやらない」と、自分の都合を優先しすぎてしまう傾向があります。結果として、成長の機会を自ら手放してしまうのです。 【次ページ】「成長し続けるベテラン」が体に染みついている“姿勢”
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