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  • 2026/03/03 掲載

資さんうどんも参入で激化?うどん市場で「丸亀製麺」が業界トップに君臨したワケ

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うどんチェーンで店舗数が最も多いのは国内で870店舗以上を展開する「丸亀製麺」だ。吉野家HD傘下の「はなまるうどん」は420店舗で、すかいらーくHDが買収して話題になった「資さんうどん」は98店舗である。歴史の長い「杵屋」はうどん業態で約100店舗を展開する。丸亀製麺は後発ながら、なぜ店舗数を最も大きく伸ばすことができたのか。各社の戦略や沿革、特徴を分析していく。
執筆:山口 伸

山口 伸

経済、不動産分野のライター。小売・飲食を中心とした企業分析記事や、都市開発、不動産市況に関する記事を手がける。理系の会社員だったが、ライター業に専念するため独立した。趣味で簿記・ファイナンシャルプランナーの資格を取得する。

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丸亀製麺はなぜここまで拡大できたのだろうか。

丸亀製麺の先駆けとなった「はなまるうどん」

 はなまるうどんは2000年5月に香川県高松市で1号店を出店した。丸亀製麺より半年早く出店し、全国に「セルフ方式」のうどん店を普及させる立役者となった。

 2002年には東京・渋谷進出を果たし、2003年には8月には100店舗、同年12月には150店舗を突破するなど著しいペースで事業を拡大していく。当時のFC比率は約8割であり、加盟店を通じて店舗数を増やした。うどん業態はフルサービス式の個人店が多かったが、はなまるうどんはセルフ式で「ファストフード」化させて低価格化を実現し、消費者の支持を集めた。

 しかし、急速な店舗展開で業績が悪化し、2004年には吉野家ディー・アンド・シー(現吉野家HD)と資本業務提携を締結した。その2年後には吉野家の傘下となる。吉野家の傘下でも事業を拡大し、2011年には300店舗を超えた。この頃には直営店に比重を置いており、2014年時点でFC比率は約4割にまで低下している。2019年には500店舗を達成した。

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はなまるうどんの推移

 コロナ禍では業績が悪化し、はなまる事業は3年連続で赤字となった。はなまるうどんが得意とするのは駅前やオフィス街、施設内などで、地方でも商業施設内に出店することが多かった。人流が郊外に流れる中、都市部偏重のはなまるは苦戦し、店舗数は5年間で約100店舗減少した。

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