- 2026/06/25 掲載
OpenAIがサイバー防御特化AI「GPT-5.5-Cyber」を強化、一部防御性能がMythosを上回る
Codex Securityも更新、防御体制の自動化を推進
また、複雑なコードベースに対する広域な脆弱性分析を評価する「SEC-bench Pro」で69.8%、実際の攻撃コード生成能力を測る「ExploitGym」で39.5%を達成した。英国AI安全研究所(AISI)による高度なサイバータスク評価においても、GPT-5.5は71.4%の成功率を示し、Claude Mythosのプレビュー版の68.6%を上回るなど、高度な脆弱性解析において極めて高い処理能力を実証している。 同時に更新された「Codex Security」プラグインは、ソースコードの脅威モデルを理解し、隔離された環境で脆弱性を検証したうえで、人間によるレビューを前提としたパッチ提案までを一貫して自動化する機能を持つ。
2026年3月のプレビュー公開以降、同システムはすでに3万以上のリポジトリにおいて3000万件を超えるコード変更をスキャンしており、自動的に修正済みと判定されたセキュリティ上の問題は50万件以上にのぼる。さらにOpenAIは、Trail of Bitsなどのセキュリティ機関と提携し、オープンソースソフトウェアの脆弱性修正を支援する「Patch the Planet」イニシアチブを立ち上げた。
この取り組みにはcURLやPython、Goなどの主要プロジェクトが初期段階から参加し、メンテナンス担当者の負担軽減を図っている。現在、Claude Mythos 5が米国政府の輸出管理指令によりアクセス停止措置を受けている背景もあり、GPT-5.5-Cyberはサイバー防衛戦線における中核的な役割を担うツールとして重要性を増している。
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