- 2026/09/01 19:00 掲載
Google CloudがGemini Enterpriseの金融および法務向け2製品プレビュー提供を開始
業種特化AIの専用エージェントやデータコネクタを提供
さらにModel Context Protocolを介してFactSet、LSEG、Moody's、S&P Global、SEC EDGARなど13の外部データソースや市場データと安全に連携する。これにより、信用リスク評価、ポートフォリオ監視、市場ニュースの要約といった専門的な金融ワークフローが効率化される。CME GroupやDeutsche Bankなどのグローバル金融機関がすでに導入を進めており、業務への活用を開始している。 Gemini Enterprise for Legalは契約レビュー、デューデリジェンス、規制モニタリングなどの法務ワークフローを自律的に実行するための製品である。
準備書面の作成や引用の検証、データ主体アクセスリクエストへの対応を導く特化型スキルを搭載し、法務実務の負担を軽減する。Docusign、Everlaw、Harvey、iManage、Thomson Reutersといった主要な法務プラットフォームと連携し、組織のアクセス権限や倫理的障壁を自動的に引き継ぐことで厳格な機密性を確保する。また、生成されるリサーチ結果は単なるモデルの学習データにとどまらず、実際の一次法源に基づいて出力される。
初期の導入企業としてCleary、Freshfields、Weil、Williams & Connollyといった法律事務所が名を連ねており、法務業務の自動化に向けて実証が進められている。 これら二つの製品はGoogle Cloudのインフラストラクチャ上で構築されており、エンタープライズ企業が求める高度なセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス機能を提供する。システム内で処理される顧客のデータやプロンプト、ファイルの出力結果がGoogleの基盤モデルの学習に使用されることは一切なく、すべての情報は組織固有のプライベートな環境内に完全に保持される。
利用者はGemini Enterpriseのアプリケーション画面から直接これらの特化機能にアクセスできるほか、APIを通じて自社で構築した既存の業務システムやエージェントワークフローに統合することも可能である。
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