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- 2026/10/22 10:38 掲載
SAP、7~9月期決算でクラウド売上高が26%増 四半期売上高が初めて100億ユーロ超え
クラウドERP製品群「Cloud ERP Suite」の売上高は29%増(同28%増)の59億2,400万ユーロ。クラウド受注残は28%増(同26%増)の241億ユーロ(約4兆3,000億円)となった。
総売上高は13%増(同12%増)の102億7,000万ユーロで、四半期として初めて100億ユーロ(約1兆8,000億円)を超えた。営業利益は国際会計基準(IFRS)ベースで18%増の29億3,000万ユーロ、非IFRSベースでも18%増の30億3,000万ユーロで、非IFRSの営業利益が30億ユーロを超えたのも初めてという。
通期については、2026年のクラウド売上高とクラウド・ソフトウェア売上高の見通しを更新した。為替調整後のクラウド売上高は258億~262億ユーロの見通しレンジのうち上限に近い水準を、クラウド・ソフトウェア売上高は363億~368億ユーロのレンジの上限に近い水準を見込む。
CEOのクリスチャン・クライン氏は「Autonomous Enterprise」戦略が共感を得るだけでなく、実際に採用されつつあると説明した。顧客はクラウドとデータ基盤、ビジネスAIへの投資を進めており、「Joule Work」が変革のビジネスケースをより魅力的にしているとしている。
CFOのドミニク・アサム氏は、四半期売上高100億ユーロと非IFRS営業利益30億ユーロを初めて超えたことについて、事業モデルの強さと拡張性を反映したものだと述べた。コスト管理の徹底とクラウドの勢いにより、増収と増益を両立できているという。
SAPは10月6日(米国時間)にも、「SAP Cloud ERP」に決済機能を直接組み込む新機能として、SAP Payを発表している。
では、26%増という数字の中身には何が含まれ、SAPは来年に向けて何を見ているのか。背景には、同社が決算資料に明記した四半期限りの要因と、2027年に向けた見通しがある。
・クラウド26%増に含まれた「今四半期だけの上積み」
・受注残の伸びを、通期では「やや鈍る」と見る理由
・利益18%増を押し上げた、前年の「反動」の中身
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