NECは、静岡県農協電算センター（以下：JA静岡電算センター）が、NECが提供する「マーケティング＆ペイメント基盤サービス」と「マルチサービスターミナル」を活用し、JAにおける電子マネー決済サービスを開始することを発表した。

　「マーケティング＆ペイメント基盤サービス」は、電子マネーの管理、運用を行うサービス。売上データや各種ログの送受信、クーポンや広告の登録および配信管理が行える。店舗に設置され複数の電子マネーに対応した「マルチサービスターミナル」と接続し、複数の電子マネーによる決済を実現する。

　今回開始された電子マネー決済サービスは、JA静岡電算センターとNECが協力し、JAの店舗に「マルチサービスターミナル」を設置して電子マネーiD、Edy、WAONを利用できるようにしたもの。4月より順次サービスを開始する。第一弾として、4月27日にJA富士宮サービスのファーマーズマーケット「う宮～な」が、iDおよびWAONの利用を開始する。