• 2011/06/08 掲載

東陽テクニカ、10ギガビットイーサ搭載のタブレット型アナライザを発表

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東陽テクニカは8日、米フルーク・ネットワークス社製でタブレット型のネットワークアナライザ「OptiView XG」を販売すると発表した。タッチパネル型の小型筐体ながら、10GbE(10ギガビットイーサ)を搭載し、「ネットワーク解析の2つのギャップを解消する製品」(米フルーク・ネットワークス Dan Klimke氏)となる。
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米フルーク・ネットワークス
マーケティングマネージャ
Dan Klimke氏
 OptiView XGは、10.25インチのタッチパネルディスプレイを搭載し、持ち運び可能な筐体ながら、10M/100M/1G/10GbEのインターフェイス、802.11a/b/g/nのWi-Fiアダプタを2本、同スペクトラムアナライザ用アダプタ1本を搭載しているネットワークアナライザ。

 企業向けの製品で、自社の無線・有線ネットワーク網でのモニタリングや障害切り分け、原因解析に用いる機能を備えている。データセンターやマシン室での利用を可能にするため、充電式のバッテリで3時間駆動する。

 同製品の発表にあたって来日した米フルーク・ネットワークス マーケティングマネージャのDan Klimke氏は、現状のネットワーク管理には大きく2つの課題があると指摘する。それは、通常のNMS(ネットワーク管理システム)ではパフォーマンス障害の特定までしかできないということ、そしてパケットデコードなどによる根本原因解析(RCA)には手間や時間がかかりすぎるということ。OptiView XGは、これらの「ギャップを埋めるための製品」(Klimke氏)で、ネットワーク障害をモニタリングし、何か問題が発生した際に調査、行動順位付けを自動化する仕組みを備えているという。

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OptiView XG

 本製品ではタッチパネル操作でマウスいらずのダッシュボード機能、2地点間の経路検出による問題特定機能、アプリケーションや仮想環境のパフォーマンス問題の解析機能、直近24時間の収集データを用いたプロアクティブな問題解決機能などを搭載している。

 特に10GbEをこの筐体サイズで備え、短いインターバルでデータを収集できるため、「急激なトラフィック変動も確実にとらえ、問題解析が行える」(Klimke氏)という。

 価格は510万円(税抜)から。7月1日から出荷を開始する。年間100台の販売を見込む。

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