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  • 2011/09/20

10年かけて構築した「IT投資効果を可視化」するニッセンのIT投資戦略

キーワードは「COBIT」と「ROI」

カタログ通販の大手ニッセンは、総売り上げの52%がすでにECサイトによる販売で占められているという。ECサイトやサービスプロバイダが共通に抱える問題として、ユーザー数の増加による、サービス品質維持のためのシステムコストの増大がある。IT投資のROIや効果的なシステム構築は、まさにビジネスに直結する問題で、戦略および適切な評価システムのないIT導入はありえない。ニッセンのIT投資戦略を探る。

フリーランスライター 中尾真二

フリーランスライター 中尾真二

フリーランスライター、エディター。アスキーの書籍編集から、オライリー・ジャパンを経て、翻訳や執筆、取材などを紙、Webを問わずこなす。IT系が多いが、たまに自動車関連の媒体で執筆することもある。インターネット(とは言わなかったが)はUUCPのころから使っている。

ROIを基軸としたIT投資マネジメント

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ニッセン
IT企画室
アーキテクト
横手 慎一氏
 通販ビジネスは、集客、注文、物流、決済、アフターサポートを含めて、すべての部分でITシステムが欠かせない。とくにECサイトでの取引が全取引の約半分にも達するニッセンのような企業においてはなおさらだ。明確なビジョンや戦略を持たずに、漠然とコストを下げるという「ぬるいIT化」は考えられないという。「2011 アカマイ・カスタマ・カンファレンス」において、カタログ通販大手のニッセンのIT企画室 アーキテクト 横手慎一氏が語った。

 横手氏によれば、たとえばCVR(クリックから購入にまで至った割合)の数パーセントの違い、サイトレスポンスの数秒の遅れは、時間あたりの収益に直結する重大な問題となる。そのため、ニッセンにとってIT戦略は、同社のビジネス基盤のひとつを担うものであり、経営計画との結びつきも強い。その反面、結果についても厳しく評価され、責任を負わされるという。

 そのため、ニッセンでは、独自のIT戦略を立て、それを動かすマネジメントシステムを10年かけて構築していった。キーワードは「COBIT」と「ROIを基軸とした評価システム」だ。

見えにくいIT投資の効果を可視化する

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