日本NCRは、ホテル向けセルフチェックイン・チェックアウト端末の機能拡充モデルを本格展開すると発表した。その第一弾として、アパホテルへの100台導入が決定したと、合わせて発表されている。
セルフチェックイン・チェックアウト端末は、従来フロントスタッフが対応していた宿泊客の予約確認・受付などのチェックイン処理や精算を、宿泊客自身が行うシステム。本モデルでは、タッチパネルを抵抗皮膜方式からアナログ静電容量方式に変更することによって、操作性を向上させている。
また、ルームキーの発行といった機能拡張が行われている。特に、インターネット予約を済ませたホテルの会員顧客がチェックインする際、宿泊カードへの書き込みやルームキーを受け取るなどのフロントスタッフとのやりとりが簡略化されるほか、朝食券やビデオオンデマンドのチケット購入も可能だ。