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  • 2013/02/06

Office2013を斬る:3分で理解するWord2013、PDF編集機能などが新たに搭載

前回、Office 2013の機能概要について紹介した。クラウドやタッチ対応など、派手な機能が注目されがちだが、企業向け製品であることを考えれば、通常機能の進化の具合も気になるところだろう。そこで今回からは、Office 2013の各アプリケーションについて、主な新機能・強化された機能を紹介していく。最初はWord 2013を取り上げる。Word 2013では、PDFをWordで読み込む機能など、地味ながら実用的な機能・操作性向上がみられる。画面を中心に紹介するので、ざっと見ていただくか、機能ごとに気になる点だけでもチェックしていただきたい。

井上健語

井上健語

フリーのテクニカルライター&編集者。1964年愛媛県生まれ。ソフトバンクのPC-98専門誌Oh! PCの編集者を経て、MS-DOS全盛時代にフリーランスとして独立。以来、Word、一太郎などのWindowsアプリ解説書、各種マニュアルの執筆、企業取材などを手がける。2008年度よりMicrosoft WordのMS MVP。個人サイトはMAKOTO3.NETジャムハウスとは紙メディア制作、ウェブデモとは動画制作で共同戦線を敷く。

連載一覧

※試用環境などは第1回を参照。

タブレットでも快適に文書を閲覧できる「閲覧モード」

Word2013の注目機能一覧
1.閲覧モード
2.デザインタブ
3.オンラインビデオ
4.ライブレイアウト
5.PDFファイルの編集
6.グラフ機能の強化
7.その他の強化点
 Word 2013の新機能を紹介していくにあたって、まずは今回から新たに加わった「閲覧モード」から紹介したい。なぜ閲覧モードから…と思われるかもしれないが、本バージョンからタッチパネル搭載端末への対応が新たに加わり、従来から強い「入力系」だけでなく、従来は傍流だった「参照系(閲覧系)」におけるユーザビリティが重視されるシーンが増えると見込まれるためだ。

 さて、その「閲覧モード」だが、レイアウトどおりに表示するモードの他に、もとのレイアウトとは無関係に、文書を1枚1枚スライドに分解して表示するモードも用意されている。このモードでは、左右にスワイプすれば、文書の内容を確認できる。また、文書中のビデオ、画像、図形、表だけにフォーカスして拡大する「オブジェクトズーム」という機能も用意されている。

 同モードは、文書をタッチ操作でスピーディに文書を確認する/見せるという目的には良いだろう。それほど体裁を気にしなければプレゼンにも活用できるので、PowerPointを使わなくても、社内向けの簡易なプレゼンなどであれば使えそうだ。

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閲覧モードでは、文書をスライドに分割して表示するモードだ。タッチ操作で左右に切り替える。
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オブジェクトズームはビデオ、画像、図形、表などのオブジェクトだけを拡大表示する機能だ。
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文書のレイアウトどおりに表示するモードも用意されている。

デザイン関連の機能を集約した「デザインタブ」を新設

 PowerPointには従来から備わっていた「デザインタブ」だが、今回からWordにも加わった。これは、文書のデザインに関わる機能を集約したタブだ。テーマ、スタイルセット、フォントや色などを一括変更する機能が集められている。特にスタイルセットは、プレビューから選択するだけで設定できるように改善されている。本機能は編集機能だが、いかに「快適に閲覧」できるかという視点の機能であると言えそうだ。

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新たにデザインタブが用意された。文書のデザインに関する機能が集められている。
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スタイルセットはプレビューから選択できるようになった。段落スタイルを正しく設定してあれば、選択するだけですぐにデザインが切り替わる。
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こちらはWord 2010のスタイルセットの選択メニュー。Word 2013の方がわかりやすいのは明らかだ。


オンラインのビデオ対応で訴求力も向上

 YouTubeなどのオンライン上のビデオも手軽に挿入できるようになった。挿入タブからオンラインビデオを選ぶと、ビデオを検索するウィンドウが開く。ここでは、YouTubeやBingでの検索も可能だ。文書中に挿入したビデオをクリックすれば、その場で再生することもできる。YouTubeやBingで検索した動画はオンライン時でないと再生できないが、閲覧モードでも再生できるので、Wordによるプレゼンに活用できるだろう。

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オンラインビデオからBing検索でキーワードを入力して動画を検索した結果。
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動画が挿入された。なお、動画をクリックすると、画面中央に拡大されて再生がスタートするはずだが、筆者のWindows 8環境では、なぜか動画が黒いままで再生されなかった。


ライブレイアウト、配置ガイド、オブジェクト用の新しいメニュー

 もちろん、「参照系(閲覧系)」だけでなく、「入力系」も強化されている。その1つが「ライブレイアウト」と呼ばれる機能だ。文書中の画像や図形をドラッグすると、周囲の文字配置がリアルタイムに変化する。

 また、画像や図形をドラッグすると、ページ中央や余白との境界などに「配置ガイド」と呼ばれるラインが表示される。これによりオブジェクトの位置合わせが簡単になった。また、画像や図形を選択すると右上にボタンが現れ、周囲の文字配置を設定できるようになった。ちょっとした工夫だが、実際の利用シーンでは重宝する機能になるだろう。

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画像や図形のドラッグ中は、ページ中央などの位置で「配置ガイド」が表示される。位置合わせに便利だ。
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画像や図形を選択し、右上のボタンをクリックすると、周囲の文字配置を変更するメニューが表示される。

【次ページ】PDFの編集機能、グラフ機能など

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