富士ゼロックスは27日、スマートフォンでGPSと連動した音声ガイドを利用するためのプラットホーム「SkyDesk Media Trek」を本日より提供開始したことを発表した。
今回発表された「SkyDesk Media Trek」は、音声ガイドのコンテンツを作成するクラウド型の制作ツールと、作成されたコンテンツをダウンロードし再生するスマートフォンの専用アプリケーションを提供するサービス。
音声コンテンツ制作者は、当社が提供するコンテンツ制作ツールで音声ガイドのコンテンツとそれを再生する地図上の場所を登録し、コンテンツを作成する。
作成されたコンテンツは、スマートフォン専用アプリケーションに表示され、利用者は利用したい音声ガイドコンテンツを専用アプリ内にダウンロードできる。ダウンロードされた音声ガイドコンテンツを開き、音声ガイドが登録されている場所に移動すると、自動的にそのコンテンツが再生されるという仕組みだ。コンテンツが再生された地点は「足跡」として記録され、後日、自宅などの別の場所からでも再生できる。
富士ゼロックスによれば、同サービスは前述の観光スポット情報だけでなく、行政やNPO団体から地域住民に地域の情報(規制場所や災害時の危険個所等)を音声で提供できるほか、アウトレットモール等、大規模な商業施設では店舗やイベントの案内等にも利用可能だという。